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桜井 弘*; 篠原 厚*; 小浦 寛之; 上垣外 修一*; 森本 幸司*; 羽場 宏光*; 延輿 秀人*
Isotope News, (特別号2), p.2 - 14, 2018/01
日本アイソトープ協会発行の協会誌「Isotope News」における新春座談会(2018年1月1日誌上掲載)に登壇する。「ニホニウムとその次の元素へ・・・」という座談会のタイトルで、ニホニウム(超重元素)の発見の歴史や今後の超重元素発見にむけての展望など、(1)理論、(2)加速器、(3)実験、(4)周期表を話題の中心として夢のある内容を紹介する。特に原子核物理・理論の観点から座談を展開する。
小佐古 敏荘*; 林津 雄厚*; 北田 哲夫*; 服部 洋司良
研究分野における放射性廃棄物の取扱い, 0, p.27 - 31, 1994/03
わが国における放射性同位元素の利用は、近年ますます増大し、その利用事業所は約5000にも達している。これらの活発な利用も、放射線・放射能に対する安全の確保、放射性廃棄物に対する十分な対応が必要である。近年の地球環境に対する人々の意識の高まり等にも対応して、放射能利用の分野でも、その廃棄物の取扱いに関心が払われるようになってきている。このような事情に鑑みて、日本アイソトープ協会理工学部会では「理工学分野における放射性廃棄物検討専門委員会」を設置し、理工学研究分野における放射性廃棄物の取扱いに関する情報を集め議論した。その結果と関連する生物分野の情報を合わせ、手引書の形で放射性廃棄物の取扱いに関する情報をまとめた。特に、発生者の側でどの様な工夫があれば、放射性廃棄物の発生量自体が少くできるかにも論及しているので、発生者側にとって有用である。
小嶋 拓治
no journal, ,
高分子加工,放射線滅菌,食品照射等の放射線プロセスが、国際的にも広く行われている。ここでは、放射線利用の特長,日本における放射線プロセス・加工製品の実例,研究開発成果から実用化への手順などについて概説する。
呉田 昌俊
no journal, ,
原子力機構が中性子を利用した可視化と計測技術の一つとして開発を進めている中性子ビジュアルセンシング技術に関して、基本,技術体系,必要となる高度計算機科学を要約した後、応用例と現在パルス中性子源用に開発を進めている最新技術に関して解説する。中性子ビジュアルセンシング技術は、特にアルミニウム合金など軽金属製の複雑形状の容器内での水,オイル,冷媒など軽元素で構成される流体の可視化と計測を得意とする技術であり、さまざまな産業利用,学術利用が期待されている。本報では、高速度撮像中性子イメージング,中性子3DCT,高速スキャン中性子3D/4DCT,マルチビーム中性子4DCT,TOFイメージング技術を体系立てて紹介する。
加田 渉; 横山 彰人; 江夏 昌志; 佐藤 隆博; 神谷 富裕
no journal, ,
高感度組成分析法であるマイクロPIXE分析では実現できない化学形態の分析を目的とする、新しいイオンビーム分析法,荷電粒子誘起発光(Ion Beam-Induced Luminescence, IBIL)分析の開発を行う。IBILの発光波長は最外殻電子の結合状態に強く依存するため、ビーム照射時に発生するIBILの波長及びその強度分布を取得することで、化学形態や結晶状態の分布を取得することが可能となると考えられる。これを実現するために、本研究では、日本原子力研究開発機構高崎量子応用研究所イオン照射研究施設TIARAに設置された3MeVシングルエンド加速器において、3MeV HマイクロビームをプローブとしたIBIL分析システムを開発した。これを用いて、エアロゾル試料に含まれるケイ素などの元素について波長を変えたIBIL測定を行った結果、試料内の結晶状態や化学形態に対応した発光強度分布像を取得できた。また、同じマイクロビームを利用して取得したPIXE分析結果と対照した解析から、それらの化学構造・形態情報を含む元素分布を取得できる見通しが得られた。