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口頭

非公式業務引継ぎと役割/権限認知; JCO臨界事故の原因/背景分析

田辺 文也

no journal, , 

JCO臨界事故の原因を構成する事柄として、製品溶液均一化作業手順の貯塔使用から沈殿槽使用への変更に対して計画グループ主任が許可を与えたことがある。スペシャルクルー(SC)副長がこの許可を求める役割と権限を有すると計画グループ主任が認知するうえで、SC主任退職時(1998年3月)の非公式引継ぎが重要な影響を及ぼしたと考えられる。

口頭

廃止措置終了後の敷地解放のための環境モニタリングデータの有効性の検討

助川 武則; 島田 太郎; 宇野 祐一; 大島 総一郎; 伊東 岳志; 高村 篤; 田中 忠夫; 中山 真一

no journal, , 

原子力施設の廃止措置終了後の敷地を解放しようとする場合、施設の操業及び廃止措置に起因し、敷地に残存する放射性物質が、ある基準値以下であることを確認することが必要である。そのためには、あるエリアが履歴情報から放射性物質の影響を受けていない領域(非影響領域)であるかどうかを判断して、区分することが合理的であると考えられる。原子力施設の敷地内及び周辺では、事業者及び周辺自治体によって継続的あるいは定期的に環境モニタリングが実施され、蓄積されたデータは公開されている。本検討では、東京電力福島第一及び福島第二原子力発電所の環境モニタリングデータを参考に、発電所敷地内のエリアが非影響領域であると判断するための情報となり得るかどうかを検討した。ダストモニタの検出目標レベルのCo-60がモニタ周辺の空気中に常時存在し、40年間に渡って土壌に蓄積したと仮定すると、表層濃度は0.0045Bq/gになると試算された。この値は、例えばドイツの濃度基準0.03Bq/g(敷地を無条件解放する場合の土壌に残存するCo-60濃度)と比較して有意な差があり、ダストモニタによるモニタリングデータが非影響領域の判断に有効であることがわかった。一方、モニタリングポストでの空間線量率データについては、基準(例)を下回るような濃度に対応できず、非影響領域の判断には不十分であることがわかった。

口頭

遠心抽出器システム試験,7; 溶媒フラッシュアウト運転条件の検討

荒井 陽一; 荻野 英樹; 小野瀬 努*; 加瀬 健; 中島 靖雄

no journal, , 

放射能等による溶媒劣化を避けるため、シャットダウン時において溶媒を工程内から排除する必要がある。フラッシュアウトの運転の操作性の観点からは、ドレインライン等の液抜き構造の採用が考えられるが、閉じ込め性の観点等から遠心抽出器には採用していない。したがって、液抜き構造に頼らず、抽出器の運転により溶媒を押し出す操作(溶媒フラッシュアウト運転)について確立する必要がある。本報告では、ホット工学試験施設に適用を予定している工学規模の遠心抽出器を用い、溶媒フラッシュアウト運転に関する運転データの取得を行った。

口頭

自由液面からのキャリーオーバー予測技術の開発,5; 等エンタルピ変化に基づく液滴クオリティ計測

玉井 秀定; 永吉 拓至; 上遠野 健一; 伊藤 敬; 高瀬 和之

no journal, , 

自然循環運転による革新的水冷却炉や中小型BWRにおいては、上部プレナム内自由液面からの液滴キャリーオーバー特性の高精度予測が設計上解決すべき重要課題となっている。この液滴キャリーオーバー特性を実験的に把握し、機構論的な予測技術を開発するための基盤研究を、原子力エネルギー基盤連携センターの軽水炉熱流動技術開発特別グループにおいて進めている。本報告では、データベースの拡充を図るとともに既存液滴キャリーオーバー予測モデルの適用範囲の拡張性を調べるために、等エンタルピ変化を利用した絞り熱量計を用いて、圧力1.5-2.5MPa,蒸気流束0.4-1.9m/sの条件において液滴クオリティを計測し、蒸気流量や水面からの高さなどの影響を既存モデルと比較した成果について述べる。その結果、実機運転条件に該当する高蒸気流束領域において、既存モデルを改良することにより液滴キャリーオーバー特性を良好に予測できることを確認した。今後、実機評価を進める予定である。

口頭

JRR-4での中性子捕捉療法の治療線量を増強するための中性子照射技術,1; 医療用中性子ビーム設備内の黒鉛撤去による熱外中性子ビームの改善

中村 剛実; 熊田 博明; 山本 和喜; 岸 敏明; 和田 茂

no journal, , 

JRR-4で実施されているホウ素中性子捕捉療法では、従来は熱中性子ビームを用いた治療が実施されていたが、最近では、熱外中性子ビームを主体にした症例が非常に多くなっている。このような症例に対して治療効果を向上させるには、生体内の深部に形成している悪性腫瘍細胞を多く破壊する必要がある。そこで、深部線量の増強を行うために、中性子ビーム設備内にある黒鉛を撤去して熱中性子成分を少なくさせた熱外中性子ビームに対する特性解析を行い、黒鉛撤去の熱外中性子ビームの有用性について検討を行った。直方体の軟組織ファントムの表面に厚さ0.02cmの皮膚の層をモデルした体系をビーム孔出口に設置し、この軟組織内の腫瘍組織線量等をMCNPコードで計算し比較検討を行った。皮膚線量10Gy-Eqで照射時間を制御した条件では、深さ2cmから6cm間の積分値の比が1.11, 6cmから10cm間では1.15となり、黒鉛を撤去した熱外中性子ビームの方が深部線量を増強していることがわかった。本解析結果より、黒鉛を撤去した熱外中性子ビームはBNCT医療照射に対して有用であると考えられる。このため、今後、特性測定を行い臨床研究への適応を図る。

口頭

低放射化フェライト鋼/ベリリウムの異材継手の強度特性評価

荻原 寛之*; 安堂 正己; 谷川 博康; 榎枝 幹男; 秋場 真人; 廣瀬 貴規

no journal, , 

ITERテストブランケット第一壁開発の一環として、アーマ材であるベリリウムと構造材であるフェライト鋼F82Hの異材継手を熱間等方圧加圧法により試作した。接合部の脆化の要因となるベリリウム-鉄金属化合物の形成を抑制するため、ベリリウムの接合表面には拡散障壁となるクロム薄膜を形成し、接合温度はF82H鋼の標準的な焼きならし、焼き戻し温度である960$$^{circ}$$C及び750$$^{circ}$$Cとした。強度試験及び金相試験から、F82Hの焼き戻し温度において接合した継手が高強度であり、接合強度は界面に形成された反応層厚さの二乗に反比例する関係を見いだした。このことは、より低温での接合により反応相形成を抑制することで、継手強度を改善できることを示唆している。

口頭

水蒸気改質処理法によるウラン系有機廃溶媒の長期連続処理

小山 勇人; 曽根 智之; 佐々木 紀樹; 山下 利之

no journal, , 

水蒸気改質処理法は、廃棄物中の有機物のガス化を行うガス化工程,ガス化した有機物の酸化分解を行う燃焼工程,排ガス中のリン酸等の除去を行う排ガス処理工程から構成される。水蒸気改質処理法による天然ウランで汚染したTBP/n-ドデカン廃溶媒約3000Lの連続処理試験を実施し、所定のガス化性能(廃棄物ガス化率,ウラン分離率)が得られること及び安定した燃焼特性(燃焼温度,排ガス中のCO濃度等)を維持できることを確認した。

口頭

JRR-4での中性子捕捉療法の中性子照射技術,2; 熱中性子フィルタの開発と中性子強度を増加させる新しいビームモードの適用

熊田 博明; 中村 剛実; 櫻井 良憲*; 丸橋 晃*; 小野 公二*; 松村 明*

no journal, , 

BNCTが実施されているJRR-4の熱外中性子ビームは、混入する熱中性子の割合が高く、治療時に中性子ビームが入射する皮膚の線量が高くなってしまい、相対的に病巣に付与できる治療線量が制限されてしまっている。この混入する熱中性子を低減することによって線量分布を改善し、病巣への治療線量を増強させるため、ビーム孔手前に熱中性子をカットできるフィルターを配置して、生体内の線量分布を改善することを検討した。種々の評価解析から熱中性子フィルターを配置することで最大線量を10パーセント増加できるとともに、そのピーク位置を5mm深部に移動させ、さらに深さ5cmの位置での線量を20パーセント増加できることを確認した。一方この熱中性子フィルタを用いることで中性子ビーム強度が低下してしまう。そこで重水タンク内の重水厚さを従来の8cmから5cmに減少させ、中性子ビーム強度の増強を図った。このビームモードの変更と熱中性子フィルターを組合せて、照射時間を延長させることなく治療線量を増強する方法を検討した。

口頭

モリブデン酸溶融塩を用いた乾式再処理技術の開発,4; 溶存ウランの吸光分光測定

永井 崇之; 福嶋 峰夫; 明珍 宗孝; 上原 章寛*; 藤井 俊行*; 山名 元*

no journal, , 

モリブデン酸溶融塩中にUO$$_{2}$$粉末を溶解して、溶存するウランの吸光分光測定を行った結果、塩化物溶融塩中でのUO$$_{2}$$$$^{+}$$の吸収ピークと同様な波長域に、ウランによる吸収ピークを観察した。

口頭

モリブデン酸溶融塩を用いた乾式再処理技術の開発,5; Ce共存系でのUの電解回収

福嶋 峰夫; 明珍 宗孝; 水口 浩司*

no journal, , 

UO$$_{2}$$とCeO$$_{2}$$を溶解したモリブデン酸溶融塩中で電解操作で得られた析出物を分析した結果、ウランに対するCeのDFは35となった。EDS分析の結果、Ceは析出物に付着する塩に同伴していた。

口頭

Np(V)O$$_{2}$$$$^{+}$$イオンのマグネタイトに対する吸着の反応速度

高橋 道和; 飯田 芳久; 山口 徹治; 中山 真一; 斉藤 拓巳*; 長崎 晋也*; 田中 知*

no journal, , 

ネプツニルイオンのマグネタイトへの吸着においては遅い吸着反応が起こることが知られており、これはマグネタイト表面のFe(II)がネプツニルイオンを還元するためと推測されている。そこで、Ar雰囲気下で吸着実験を行い、脱離挙動の液相における酸化還元条件依存性を観察した。吸着実験はAr雰囲気下でNp(V)濃度1.0$$mu$$M,固液比50g/L, pH4-8,イオン強度10mMの条件で実施した。脱離実験は先の条件で1週間経過した試料に対して、液相を脱離液に置換して行った。脱離液はArバブリングとO$$_{2}$$バブリングを行ったものを用意してネプツニウムの脱離挙動の違いを測定した。液相中のネプツニウム濃度測定においては、TTA/xylene溶液による溶媒抽出法でネプツニウムの酸化数も分析した。これらの結果から、遅い吸着に関する検討を行った。

口頭

高速炉燃料の高効率溶解技術開発,3; 溶解反応による溶解槽圧力上昇の評価

大山 孝一; 桂井 清道; 近藤 賀計; 鷲谷 忠博; 明珍 宗孝; 長田 正信*; 堀内 伸剛*; 近沢 孝弘*; 菊池 俊明*

no journal, , 

高速増殖炉サイクル実用化研究開発(FaCT)において、高速炉燃料の溶解機器として回転ドラム型連続溶解槽の開発を進めている。高濃度溶解液を得るために、せん断工程において短尺せん断化及び粉体化を目指している。しかしながら、粉体化することで装置内での急激な溶解反応による圧力上昇が懸念される。そこで、二酸化ウランペレット及び粉末を使用し、溶解反応時の装置内圧力及び流量の関係を確認し、溶解槽内での圧力上昇を評価した。

口頭

抽出クロマトグラフィ法によるMA回収技術の開発,7; TODGA/SiO$$_{2}$$-P吸着材及びR-BTP/SiO$$_{2}$$-P吸着材の安全性評価

佐野 雄一; 渡部 創; 駒 義和

no journal, , 

TODGA/SiO$$_{2}$$-P吸着材及びR-BTP/SiO$$_{2}$$-P吸着材の安全性に関して、耐酸性,耐放射線性,耐熱性を評価する試験を行った。R-BTP/SiO$$_{2}$$-P吸着材は高硝酸濃度条件において化学的安定性が相対的に低いことを確認した。

口頭

シリコン照射専用炉による高品質シリコンの生産性

山本 和喜; 米田 政夫; 一色 正彦*; 佐川 尚司; 山下 清信

no journal, , 

省エネ化を継続的に推進していくために、将来に渡って堅調に電力変換に用いるSiパワーデバイスを提供していくことは重要であり、その高効率化の効果がもたらす省エネ効果並びに二酸化炭素削減効果は大きい。パワーデバイスとして絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)が使用されており、その多くに中性子照射によって製造された高品質の中性子ドーピングシリコン(NTD-Si)が用いられている。こうしたことから数年後にはNTD-Siの需要がその供給容量を越える勢いで拡大している。われわれは昨年度より、シリコン照射専用炉の設計概念について検討を開始した。本報告ではJRR-3と同じシリサイド燃料を用いた3つの直方体の炉型について、モンテカルロコードMVPを用いた解析を行い、その生産性について評価した。検討した原子炉の形状のうち、長方形型モデル(3$$times$$12配列,20MW)が最も生産性に優れていた。本モデルでは、12インチ径シリコン照射筒を6本装備可能で、照射装置の稼働率を50%とするとシリコン(50$$Omega$$cm)が年間約134トン生産可能であることを明らかにした。

口頭

JRR-4における12インチNTD-Si照射実験装置に関する詳細設計

渡邊 雅範; 八木 理公; 山本 和喜; 楠 剛

no journal, , 

最大12インチ径までの大口径NTD-Si(中性子核変換ドーピング)半導体の照射技術を開発するため、解析により得られた均一照射条件を確証するための照射実験装置をJRR-4に設置する。これまで実施した概念設計に、耐熱,耐圧及び耐震強度を考慮し、照射実験装置の形状及び材料の仕様並びにシリコンインゴットの仕様を決定した。これらの仕様を用いた核解析を行った結果、照射ホルダーの形状変更によりシリコン上下面からの中性子流入割合が減少したため、概念設計時に設定した天然ボロン含有率1.5wt%の熱中性子フィルタでは、シリコン中心に対する外周の$$^{30}$$Si中性子吸収反応率の比(O/C比)が均一照射条件の1.1以下を達成できないことから、天然ボロン含有率2wt%の熱中性子フィルタを採用することとした。

口頭

原子力機構むつ事務所のAMSによるヨウ素129測定の現状及び海洋研究への応用

鈴木 崇史; 甲 昭二; 山本 信夫; 外川 織彦

no journal, , 

日本原子力研究開発機構青森研究開発センターむつ事務所に設置してある加速器質量分析装置の極低レベルヨウ素129測定時の安定性を確認する目的でNIST 3230 BlankとWoodward iodine及びOld iodine試料を測定した。それぞれ4回測定した平均はそれぞれ(3.8$$pm$$0.4)$$times$$10$$^{-14}$$と(5.0$$pm$$0.4)$$times$$10$$^{-14}$$及び(3.9$$pm$$0.3)$$times$$10$$^{-14}$$であった。この結果から10$$^{-14}$$レベルが安定して測定できることがわかった。またヨウ素129をトレーサーとして利用した海洋研究を行った。日本海底層水のヨウ素同位体比が約60年かけて天然レベルから現在のレベルになったことから日本海底層水のturnover timeを求めた。結果は約300年となり今まで見積もられていた100-500年と一致した。

口頭

「もんじゅ」プラント動特性解析コードの開発,2; Super-COPDの初期ヒートバランス設定機能の整備

加藤 満也*; 高野 雅仁*; 森薗 孝次

no journal, , 

「もんじゅ」プラント動特性解析コードSuper-COPDについて、自動的にプラントヒートバランスの初期設定を行う機能を整備し、40%出力試運転結果に基づいて評価した50%出力以上のプラントヒートバランスを設定した。

口頭

「もんじゅ」プラント動特性解析コードの開発,1; 開発計画

山田 文昭; 木村 浩一; 城 隆久; 森 健郎; 森薗 孝次; 玉山 清志; 宮川 明

no journal, , 

「もんじゅ」プラント全系の過渡応答を解析するSuper-COPDコードと水・蒸気系の過渡応答を解析するFanpsyコードについて、試運転再開後に予定される性能試験に基づき、開発したコードの検証計画を明らかにした。

口頭

原子力専門用語を分かりやすく言い換える手法の検討,1; 実施概要

菖蒲 信博; 高下 浩文; 堀越 秀彦*; 大澤 由紀子*

no journal, , 

核燃料サイクル関連の原子力専門用語を明快性と簡潔性という観点でわかりやすく言い換える検討をした。ここではその実施概要,実施結果等について紹介する。

口頭

ステンレス製再処理機器における電気防食の検討

内山 洋平; 加藤 千明; 上野 文義; 山本 正弘

no journal, , 

沸騰硝酸を用いるステンレス鋼製再処理機器においてカソード防食法を適用できるかを明らかにするため、基礎的な検討を行った。材料はSUS304ULCステンレス鋼,溶液は3規定硝酸水溶液,参照電極には飽和銀塩化銀電極(SSE)を用いた。定電位電解試験を行ったところ、沸騰硝酸水溶液中の過不働態域では腐食速度は電位に大きく影響を受け、電位を低下させることで腐食速度を低減できる可能性を見いだした。バナジウムイオンを10g/L添加した沸騰硝酸水溶液中(再処理模擬液)においてカソード防食を行ったところ、腐食速度は約1/40に低減し防食効果が確認できた。

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