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米田 政夫
no journal, ,
ベトナムで開催される日越原子力研究・人材育成フォーラムに出席し、研究用原子炉に関する情報収集及び研究用原子炉の活用について講演する。講演では、研究用原子炉の2件の活用例について発表する。一つ目は、研究用原子炉JRR-3で実施している、シリコンのドーピング手法の一つである中性子核変換ドーピングについて発表する。二つ目は、研究用原子炉JRR-4で実施している、医療照射手法の一つであるホウ素中性子補足療法について発表する。
末松 久幸*; 佐藤 壮真*; 南口 誠*; 土谷 邦彦; 西方 香緒里; 鈴木 常生*; 中山 忠親*; 新原 晧一*
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プラズマ焼結MoOが、試験研究炉を用いた(n,)法によるMoからTc製造のために行われた。試験は、平均粒子径0.8m、純度99.99%のMoO粉末を用いて、直径20mmの黒鉛ダイの中に装荷し、加圧した。これを、プラズマ焼結装置に装着し、真空中、100200C/minで500600Cで焼結した。焼結体は、結晶構造同定のためのXRD分析、化学結合状態の分析のためのEELS分析及び結晶粒子径測定のためのSEM観察を行った。550Cで焼結した試料について、焼結密度98%を得るとともに、Tc抽出やMoリサイクルに適した十分な特性が得られた。
内海 渉
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原子力機構の研究用原子炉JRR-3で行われている中性子利用研究について報告する。JRR-3には、炉室及びガイドホールに粉末回折、3軸スペクトロメータ、小角散乱装置、反射率計、ラジオグラフィー、応力解析装置など33の中性子ビーム実験装置が設置されている。これらの装置を利用して、基礎研究から産業利用まで幅広い研究が実施されている。中性子結晶構造解析は最も重要なもののひとつであり、タンパクの構造や水素貯蔵材料、リチウム電池などに関する研究が精力的に行われている。また、中性子ラジオグラフィーも農業や工業応用まで幅広く利用されている。JRR-3は、日本における中性子利用研究センターの中核施設のひとつであり、多くの研究成果を生み出してきた。2010年度は645件の課題が採択され11,000人日以上の外部ユーザーがJRR-3を訪れている。残念ながら、2011年に起きた東日本大震災のためJRR-3は停止状態が続いているが、現在一刻も早い再稼働に向けた努力が進められている。