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口頭

Evaluation of the applicability of hydroxyapatite for a new disposable dosimeter using ESR

北村 剛将; 岡 壽崇; 清藤 一*; 横塚 恵莉*; 長澤 尚胤*; 熊谷 友多; 渡邉 雅之

no journal, , 

ESR線量計測法は、歯のハイドロキシアパタイト中に放射線によって生成する炭酸ラジカルを指標として被ばく線量評価を行う手法である。アラニン線量計などの従来の簡易線量計ではmGyオーダーの低線量を評価不可能なため、ESR線量計測法を応用してmGyからGyという広い線量範囲を同一試料で評価可能な簡易線量計の開発を目指している。合成ハイドロキシアパタイト試料にガンマ線照射を行って炭酸ラジカル強度と吸収線量の関係を詳細に調べたところ、約100mGyから200Gyまでの広い線量範囲を評価可能であることが明らかになった。当該試料は従来のアラニン線量計と比べて、より低線量から同程度の高線量までを評価可能であり、新規固体線量計に必要な性能を有していることがわかった。

口頭

Investigation of ESR measurement conditions for tooth enamel of Japanese macaques

林 哲平*; 山下 琢磨*; 光安 優典*; 小野 健太*; 岩見 聡音*; 木野 康志*; 関根 勉*; 岡 壽崇; 高橋 温*; 清水 良央*; et al.

no journal, , 

福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性核種による長期的な慢性被ばくによる生物影響を調べている。放射線によって野生ニホンザルの歯のエナメル質中に生じる炭酸ラジカルを電子スピン共鳴(ESR)装置で測定することで、個体の被ばく線量を推定している。本研究では、マイクロ波出力や掃引速度などのESR測定条件を検討した。

口頭

Preliminary study on estimating radiation exposure of the large Japanese field mice inhabiting radiation contaminated area in Japan using Electron Spin Resonance

石庭 寛子*; Davis, M.*; Johnson, T.*; 岡 壽崇

no journal, , 

日本の森林に広く分布し、福島第一原子力発電所事故により放射性物質で汚染された地域にも生息している野生のアカネズミの放射線影響の研究が行われている。しかし、環境中の放射性核種の分布が一様でないことや、動物の行動が種によって異なるため、正確な被ばく線量の推定をすることが難しい。そこで我々は、動物の歯のエナメル質の電子スピン共鳴(ESR)測定による被ばく線量推定を行うことを試み、アカネズミの歯の分析前処理法などの手順の確立に取り組んだ。ESR測定の結果から、1歳未満の若い個体よりも1歳以上の高齢の個体の方が炭酸ラジカル量が多いことがわかった。発表では、付加線量法によって推定した外部被ばく線量についても報告する。

口頭

An Interlaboratory comparison on EPR on tooth enamel within the WG 10 of the EURADOS group; Preliminary data analysis

Della, S. M.*; Trompier, F.*; Aboelezz, E.*; Ciesielski, B.*; D'Oca, M. C.*; Hayes, R.*; Juniewicz, M.*; Maltar-Strmecki, N.*; Marciniak, M.*; Marrale, M.*; et al.

no journal, , 

本研究は、EURADOS WG10が主催する歯のエナメル質のEPR測定に関する国際比較試験の予備的な解析結果を報告するものである。前回の国際比較試験は2011年に行われたが、それに参加したグループのEPR測定技術の再確認と、前回の試験以降に新しく研究を開始したグループの測定技術の確認のために本比較試験が実施された。今回の国際比較試験には12のグループが参画した。既知の線量で照射された粉末試料を用いて検量線を作成した後、それを用いて5つのブラインド試料の線量を推定した結果を報告する。

口頭

Behavior of a trapped charge at the E$$_1$$' center to seismic fault slips with various frictional power densities

田中 桐葉; 大橋 聖和*; 武藤 潤*; 岡 壽崇

no journal, , 

ESR断層年代測定法は、断層破砕物中の石英に含まれる捕獲電子が、最新の地震性断層すべりによって解放された(ESR信号のゼロイング)と仮定して最新活動年代を推定する手法である。しかしながら、ゼロイングの物理条件とそのメカニズムは不明なままである。我々は、単位面積あたりの摩擦仕事率(FPD)が$$0mbox{--}1.4mathrm{,MW/m^2}$$となる高速摩擦実験をセラミックス製変形治具を用いて行った結果、E$$_1$$'中心の捕獲電子はゼロイングには至らないことを示した。そこで、より大きな摩擦仕事率での高速摩擦実験を試みたが、実験中に変形治具が破損してしまい、摩擦実験自体が成功しなかった。本研究では、模擬石英ガウジに対して、すべり速度$$1.0mathrm{,m/s}$$、変位量$$10mathrm{,m}$$、垂直応力$$0.26mbox{--}4.9mathrm{,MPa}$$の高速摩擦実験を、破損しにくいチタン合金製変形治具を用いて実施した。実験中、断層すべりに伴う摩擦発熱の影響を評価するため、摩擦面近傍の温度を熱電対を用いて計測した。E$$_1$$'中心の捕獲電子数の変化を調べるため、摩擦実験前後にガウジに対してESR測定を行った。これらの実験・分析の結果、E$$_1$$'中心の捕獲電子のESR信号強度は、FPDが$$1.1mbox{--}1.3mathrm{,MW/m^2}$$の範囲では、FPDとともに大きくなり、$$1.3mbox{--}4.0mathrm{,MW/m^2}$$の範囲ではFPDが増大するにつれて小さくなった。摩擦面近傍の最高到達温度は、FPDが$$1.1mbox{--}1.3mathrm{,MW/m^2}$$の範囲では、FPDとともに約$$300^circmathrm{C}$$から$$400^circmathrm{C}$$まで上昇し、$$1.3mbox{--}4.0mathrm{,MW/m^2}$$でもFPDとともに増大し、最大で$$721^circmathrm{C}$$まで到達した。先行研究の結果も考慮すると、E$$_1$$'中心の捕獲電子数は、FPDが$$1.1mbox{--}1.3mathrm{,MW/m^2}$$では粒子破砕により増加し、$$1.3mbox{--}4.0mathrm{,MW/m^2}$$では、次第に大きくなった摩擦発熱により減少したと考えられる。本研究ではゼロイングを実証することはできなかった。しかし、FPDを用いることで最新の地震性断層すべりによる捕獲電子数の変化量を定量化することができ、不完全なゼロイングを前提とした最新活動年代の推定は可能であることが示唆された。

口頭

Dose estimation using ESR for wild Japanese macaque in contaminated area of Fukushima Prefecture

岡 壽崇; 鈴木 正敏*; 高橋 温*; 佐藤 拓*; 光安 優典*; 木野 康志*; 奥津 賢一*; 関根 勉*; 山下 琢磨*; 清水 良央*; et al.

no journal, , 

原子力災害時のヒト・動物の個体ごとの被ばく線量を推定する電子スピン(ESR)線量計測法の高度化と、それを用いた被ばく線量推定を行っている。本研究では、福島県の高線量率地域で捕獲された野生ニホンザルの外部被ばく線量を推定した。14頭の野生ザルの被ばく線量は、以前報告した7頭の被ばく線量と同等であり、当該地域で捕獲されるサルの外部被ばく線量は最大でも300mGy程度であると推察された。また、従来使用されているスペクトル分離ソフトを用いた線量推定の結果と、我々が新規開発した分離ソフトを用いた線量推定の結果との比較についても議論する。

口頭

Analysis of electron spin resonance spectrum of gamma-ray irradiated tooth enamel

山下 琢磨*; 光安 優典*; 小野 健太*; 岩見 聡音*; 林 哲平*; 木野 康志*; 関根 勉*; 岡 壽崇; 高橋 温*; 清水 良央*; et al.

no journal, , 

東京電力・福島第一原子力発電所事故による野生ニホンザルに対する低線量率で慢性的な被ばくによる放射線生物影響を調べている。放射線生物影響をきちんと理解するには、個々の個体の被ばくを推定する必要があり、我々は歯のヒドロキシアパタイト中に生成する炭酸ラジカルを指標に被ばく線量を推定している。本研究では、電子スピン共鳴(ESR)測定して得たESRスペクトルから炭酸ラジカル成分を抽出する分離プログラムを開発し、その実用性を評価した結果を報告する。

口頭

ESR studies of carbonated hydroxyapatite irradiated by electron beams and gamma-rays for dosimetry

清藤 一*; 横塚 恵莉*; 岡 壽崇; 山崎 翔太*; 北辻 章浩; 長澤 尚胤*

no journal, , 

高エネルギー電子線照射時の正確な照射量の評価には、ラジオクロミックドジメータのような薄膜線量計が使用されているが、温度や湿度などの環境因子が線量応答に与える影響が大きい、薄膜の厚みのばらつきが大きい、などの問題を抱えている。我々はこれらの問題点を解決するため、新しい線量計材料の開発を試みた。新たな線量計材料の候補として、歯科用骨移植材である炭酸ハイドロキシアパタイト(CO$$_{3}$$HAp)に着目した。これまでの研究で、CO$$_{3}$$HApは$$^{60}$$Coガンマ線照射により安定な炭酸ラジカルを生成し、10Gyから10000Gyの線量範囲において良好な線形線量応答を示すことがわかっている。本研究では、この材料の数MeVの電子線に対する線量応答特性、電子線と$$^{60}$$CoガンマでのESRスペクトルで生成するラジカルの比較、照射後の線量応答の安定性などを調べた。その結果、炭酸ラジカル強度に線量依存性があること、ESRスペクトルは電子線でもガンマ線でもほぼ同様であることがわかった。一方で、炭酸ラジカル強度はガンマ線では経時変化とともに減少して一定になったが、電子線の場合は経時変化とともに大きくなって一定になるなど、照射後の安定性が異なることが明らかになった。

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