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論文

中性子非弾性散乱法で観るタンパク質/水界面の構造と揺らぎ

中川 洋; 片岡 幹雄

日本接着学会誌, 49(11), p.427 - 432, 2013/11

中性子非弾性散乱は、物質界面の水和の解析に有効である。これまでに筆者らがタンパク質の研究に適用してきた中性子非弾性散乱による水和の分析手法は、接着の解析への応用が期待できる。本稿では、中性子非弾性散乱実験の簡単な原理などを解説し、筆者らの研究を紹介することで、中性子非弾性散乱がどのように活用できるのかを示したい。

論文

放射線照射によるポリ乳酸の耐熱性改善

長澤 尚胤

日本接着学会誌, 41(10), p.420 - 426, 2005/10

植物由来であるポリ乳酸(PLA)は、機械的特性や透明性などが良いことから一番実用化に近い材料であるが、高い融点を有するが約60$$^{circ}$$Cを超える温度域で熱変形し、強度が低下するという欠点がある。放射線橋かけ技術によるPLAの耐熱性改善について検討した。当初、PLAは、放射線照射により分子鎖が切断される放射線分解型の材料であるため、橋かけを助ける助剤を用いた放射線橋かけ法の研究を進めた。1,6-ヘキサンジオールジアクリレート(HDDA),トリメチルプロパントリアクリレート(TMPTA),トリアリルイソシアヌレート(TAIC)が有効であり、3%TAICを用いて最も橋かけしたPLAが約60$$^{circ}$$Cでも熱変形せず、融点以上でも形状を保持した。耐熱性が改善されたPLAは高温に耐える熱収縮材や透明性を保持した射出成形品に応用開発された。良好な生体適合性を有するPLAを放射線橋かけして再生医療材料に応用するため、照射時の温度を変えることによって、橋かけに必要なTAIC濃度を1%に低減化でき、1/5に低線量化できた。この開発した技術によって、プラスチック廃棄物処理問題を解決し、資源循環型社会を構築するために、生分解性プラスチックの利用が増えることが期待できる。

論文

単分子膜、累積膜、化学吸着膜(自己組織性多層膜)

畑田 元義*

日本接着学会誌, 30(10), p.467 - 469, 1994/00

単分子膜、累積膜(LB膜)から、化学吸着膜への発展の過程において、主として電子線を利用した化学吸着膜の研究の現状及び将来展望について解説した。化学吸着膜において、基板表面と強力な共有結合や難溶性のイオン結合を作っている膜物質に電子線照射して誘起される放射線化学反応を利用することにより、微細構造など、特徴のある化学吸着膜を作ることができる。電子線による化学吸着膜の作成方法、得られた膜の表面物性、電導度、接着性について解説した。

論文

天然ゴムラテックスの放射線加硫

幕内 恵三; 佐々木 隆; 萩原 幸

日本接着学会誌, 16(10), p.432 - 437, 1980/00

今後、インドネシアを中心とするRCA諸国において実用化研究が進められようとしている天然ゴムラテックスの放射線加硫に対しては、原研の技術指導が強く要請されている。本綜説は、放射線加硫の概要と問題点をまとめたもので、原料天然ゴムラテックスや加硫促進剤、照射線源の選択の抗針と照射コストを解説した。

論文

電子線,紫外線架橋と接着

岡田 紀夫

日本接着学会誌, 13(12), p.465 - 474, 1977/12

電子線、紫外線による架橋反応の接着への応用を二大別して述べた。その一は高分子材料の表面処理としてのそれであり、その二は接着剤の製造、接着剤の硬化プロセスとしてのそれである。表面処理としての架橋は、いわゆるweak boundary layerの強化する手段であってポリエチレンや弗素樹脂に応用できる。この方法はクロム酸処理法に比べ、労働安全衛生や環境汚染の問題をまぬかれる点で有利である。電子線、紫外線を用いる接着剤の製造、硬化プロセスは省エネルギー、省資源、無公害という立場から多くの長所を有する。紫外線法では増感剤の併用が必要であり、各増感剤の化学構造と作用効果との関係を論じた。これらの架橋プロセスに用いられる不飽和ポリエステル系、アクリル系、チオールオレフィン系、エポキシ系樹脂の硬化について実例を挙げて述べた。最後に電子線法、紫外線法の効果プロセスの利害得失を論じた。

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