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渡邊 隆広
JAEA-Review 2018-037, p.20 - 22, 2019/03
東濃地科学センター土岐地球年代学研究所では、加速器質量分析法を用いた地質試料の年代測定が可能である。これまでに放射性炭素, ベリリウム-10及びアルミニウム-26による年代測定が実用化されている。本技術開発では、放射性炭素年代測定に必要な前処理手法の改良として、元素分析計及び自動グラファイト調製装置を用いた作業の効率化を検討した。本技術開発により実施した国際標準試料の測定結果は、既報の値とよく一致した。また、両装置を用いることにより、年代測定に必要なグラファイト調製までの作業時間が大幅に短縮された。さらに、両装置を用いることにより、従来法で必要な試料量の10分の1となる炭素量0.1mgでのグラファイト調製に成功した。