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岸本 牧; 中村 龍也; 藤 健太郎; 坂佐井 馨; 片桐 政樹; 高橋 浩之*; 中澤 正治*
日本原子力学会誌, 43(2), p.168 - 181, 2001/02
被引用回数:1 パーセンタイル:11.77(Nuclear Science & Technology)イメージングプレート(IP)の輝尽性発光現象に関する理論モデルを構築するために、線を使ってIPの輝尽発光特性を実験的に調べた。その結果輝尽性強度は
線照射線量に比例しておらず、それが
線によって生じたIP中のF中心電子やEu
による捕獲正孔の一部が、後から生じた電子や正孔と再結合損失を起こすためであるらしいことを示した。次に励起レーザー照射に伴う輝尽蛍光体内での正孔数、伝導帯電指数、F中心電子数の時間変化に関する理論モデル式を構築した。最後にフェーディング特性に関する詳細な実験を行い、フェーディング現象が
線照射による大量の不安定F(Br
)中心生成とその数の揺らぎによって生じるらしいことがわかった。
田中 高彬
JAERI-M 90-049, 25 Pages, 1990/03
輝尽発光体で作られたイメージング・プレート上に放射線像を記憶させ、レーザー光による励起とコンピュータによるデータ処理で像を再生する機能を持ったバイオイメージアナライザーは、生物試料のオートラジオグラフィ像の測定に使用されている。この機器から得られる二次元放射線像出力を定量的に解析するための研究を行った。輝尽発光体に記憶された放射線像は照射後の環境温度や経過期間に依存した像の退行を示す。線を一定時間照射し、10
Cから40
Cの環境温度のもとで1時間から14日間にわたる経過期間毎に出力を測定した。また、照射時間の関数として求められた出力から、フェーディングのない絶対出力を決定した。各期間毎のフェーディング率を算定し、各状況毎のフェーディング補正式を経過期間の関数として求めた。
線および
線照射後のフェーディングについても検討したところ、
線の場合と一致することが確認された。