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大庭 寛史*; 佐藤 勝也*; 柳沢 忠*; 鳴海 一成
Gene, 363, p.133 - 141, 2005/12
被引用回数:37 パーセンタイル:56.73(Genetics & Heredity)デイノコッカス・ラジオデュランス遺伝子の転写開始点が、翻訳開始点上流-156, -154, -22であることを同定した。全ての転写産物の量が放射線照射で増加したことから、少なくとも2つの放射線応答性プロモーターの存在が示唆された。ルシフェラーゼレポーターアッセイにより、遠位プロモーターは翻訳開始点上流-208から-156の間に、近位プロモーターは-57から-22の位置にあることが明らかとなった。-57から-38の領域は、近位プロモーター活性に必須であり、また、-33の位置のチミンが放射線応答に重要な塩基であることがわかった。さらに、
遺伝子産物による
遺伝子の発現制御がプロモーターレベルで起こることが示唆された。
金正 倫計; 荻原 徳男; 増川 史洋; 竹田 修; 山本 風海; 草野 譲一
Proceedings of 2005 Particle Accelerator Conference (PAC '05) (CD-ROM), p.1309 - 1311, 2005/00
大強度陽子加速器3GeVシンクロトロンで使用するビームコリメータ用に放射線に強い機器の開発に成功した。ターボ分子ポンプは吸収線量が15MGyの線照射試験に耐え、ステッピングモータは70MGyまで耐えることを確認した。また、PEEK材を用いた電線も10MGy以上の吸収線量でも使用可能であった。一方、ヒートパイプは30kGy以上では使用できないことが明らかとなった。
頼経 勉; 石田 紀久
JAERI-Tech 2003-022, 118 Pages, 2003/03
これまで原研は舶用炉用として、高温・高圧水環境下で動作するモーター駆動方式の内装型制御棒駆動装置を開発している。この研究成果をもとに、革新的小型炉に過酷な条件の高温蒸気中で使用できるように、駆動モーターのコイル及び軸受けを開発した。駆動モーターについては、高温蒸気中用駆動モーターを製作し、性能試験を実施し、試験結果及びこれまでの高温水中性能評価試験結果に基づき、高温蒸気中での電磁特性及び冷却特性を解析・評価した。その結果、高温蒸気中駆動モーターの駆動コイル性能を確認し、本モーターが高温蒸気中においても十分性能を発揮できることを確認した。また、軸受については、複数の材料特性試験用試験片を製作し、高温蒸気中での転がり摩耗試験を実施し、軸受材としての性能を評価するとともに、蒸気中雰囲気で使用可能な軸受材料を選定した。
石塚 悦男; 菅 智史*; 河村 弘; 小野澤 仁*
Fusion Engineering and Design, 58-59, p.517 - 521, 2001/11
被引用回数:3 パーセンタイル:26.48(Nuclear Science & Technology)ポリイミド巻線を使用した耐放射線小型モータを開発し、JMTRを用いて照射試験を実施した。耐放射線小型モータには、フィールドコイルとしてポリイミド巻線、マグネットとしてNd-Fe、ベアリング等の潤滑剤としてポリフェニルエーテルを用い、フィールドコイルはMgO,AlO
を充填したシリコン樹脂で固定した。耐放射線小型モータは約50
で照射し、
線量率と高速中性子束はそれぞれ7.4
10
Gy/sと6.6
10
n/m
/sであった。モータの回転試験を実施した結果、
線量及び高速中性子照射量が3.1
10
Gy/sと2.8
10
n/m
まで正常に回転した。また、フィールドコイルの絶縁抵抗及び導体抵抗を測定した結果、
線量及び高速中性子照射量が3.1
10
Gy及び2.8
10
n/m
においても導体抵抗及び絶縁抵抗が1
10
及び12
であり、照射開始時より顕著な劣化は観察されなかった。
石田 紀久; 今吉 祥*; 頼経 勉; 布川 浩*; 落合 政昭; 石坂 雄一*
Journal of Nuclear Science and Technology, 38(7), p.557 - 570, 2001/07
被引用回数:21 パーセンタイル:79.54(Nuclear Science & Technology)改良舶用炉用に原子炉容器内に設置する制御棒駆動装置(INV-CRDM)を開発した。本装置により、原子炉システムの小型化,簡素化を図ることができるとともに、制御棒飛出事故発生の可能性を排除できる。本制御棒は、一次水中の高温高圧水(310,12MPa)条件下で作動する。駆動力は、水中で作動できるよう開発した同期モータによる。軸のラッチ及びスクラムのためのデラッチは、分割ボールナットを採用したラッチ機構による。駆動軸の位置検出器は、本INV-CRDM用に、ウイーデマン効果を利用し磁歪式細線を採用した検出器を開発し、その誤差が1.2mmであることを確認した。高温水中で作動するスラスト及びラヂアル軸受けを開発した。高温高圧水中下で、ラッチ,保持,スクラム,上下動の機能試験及び耐久試験を実施し、設計条件を満たすことを確認した。
廣木 成治; 阿部 哲也; 井口 昌司*; 山田 浩一*; 高山 勝*; 村上 義夫
真空, 38(3), p.291 - 294, 1995/00
核融合炉環境のように高放射線場において使用可能な真空ポンプを開発するため、セラミック被覆電線を用いたターボ分子ポンプ用モータを試作した。モータのコイル用電線は普通、高速回転の巻線機にかけられるため、その絶縁層には過酷な曲げの力や引張り力が加わっても剥離しないこと、適当な滑りを有すること等の特性が要求される。この特性を満たすため、セラミック被覆電線はセラミックスと有機物の多層構造となっており、巻線後にコイルを焼成し、一体化する。試作したモータの大気中回転試験では、固定子コイルの絶縁に有機物を使用した従来品とほぼ同等の性能が得られた。
小原 建治郎; 角舘 聡; 岡 潔; 古谷 一幸; 田口 浩*; 多田 栄介; 柴沼 清; 大川 慶直; 森田 洋右; 横尾 典子*; et al.
JAERI-Tech 94-003, 73 Pages, 1994/08
【本報告書は、諸般の事情により、全文ファイルの公開を取りやめています。】最大10R/hと推定される、放射化された核融合実験炉の炉内機器の組立/保守作業は、すべて遠隔操作装置を用いて行われる。従って、遠隔装置を構成する各種機器、部品の耐放射線性の向上は、核融合実験炉用遠隔保守システム開発の主要な課題である。炉構造研では、高崎研のガンマ線照射施設を利用して、遠隔操作装置の主要構成機器であるACサーボモータ、ペリスコープ、潤滑剤、各種センサ、電線他について、~10
R/hの照射線量率下で10
rad以上の照射試験を実施するとともに、それら機器の耐放射線性の開発を進めている。本作業はITER工学R&Dの一環として行われたもので、本報告は、その途中経過についてまとめたものである。
今野 廣一
PNC TN8420 94-008, 8 Pages, 1994/03
平成5年6月7日午前5時40分頃、プルトニウム燃料第三開発室において発生した連続焼結炉の作動不良については、炉内状況の観察の結果、台板の競り上がりによるヒーターの断線と台板の押し出し不能によることが判明した。この台板の競り上がりが発生する条件の検討及びMo製ヒーターが設定された押し出し力のもとで切断される可能性について解析を行った。当初から設定されていたトルクリミッター値で発生する台板への押し出し力で台板が競り上がるためには、1台板を押す方向の反対側が固定されていること。2炉床の台板進行方向の水平線に対し、あらかじめ台板が傾いていること(臨界角度の存在)。が必要である。炉床と台板の隙間に落下した異物(ペレット)等による臨界角度以上の傾きがなければ、トルクリミッター設定値内で競り上がりは発生しない。Mo製ヒーターの引張強さは、常温で大きな値であるが、1700度Cでの引張強さと剪断応力の計算結果から剪断力の方が引張強さより大きい。再発防止対策の一つとしてトルクリミッター設定値の妥当性確認のためにモーター部とメインプヤー部を繋ぐチェーンに歪みゲージを設置し、発生する応力を記録している。その測定結果によると最大応力は約150kgfを示している。メインプヤーに働く力F=150・(170/60)=425kgfから、本解析で求めた591kgfより小さな値である。これは摩擦係数が想定した値より若干小さく、かつ実績では22スキッド全てにペレットが装荷されていないことによるものと言える。
小原 建治郎; 角舘 聡; 多田 栄介; 森田 洋右; 富永 竜一郎*
真空, 37(3), p.124 - 127, 1994/00
標記モータは、核融合実験炉の点検・保守作業用遠隔操作機器の駆動源に適用することを目的に開発を進めている。遠隔操作機器は、高温・真空もしくは大気・放射線下で使用されるため、モータにも高度の環境強度が要求される。試作したモータは、電機子巻線を必要としない方式とし固定子巻線にセラミック被覆電線を使用するなど、構成材料をすべて無機材とした。試験の結果、高温(300C)・真空中での放出ガス量が少なく、2
10
R/hのガンマ線照射下においても駆動可能なモータが試作できた。
早川 数良*; 上城 和洋*
PNC TJ1216 93-003, 45 Pages, 1993/01
高レベル放射性廃棄物処理施設における深地層への立坑内垂直搬送システムとして超電導を用いたリニアモータ方式の適用可能性を検討し、実機適用検討を行っている。このためS63年度には、基礎研究(I)として原理検証のための基礎実験装置を製作し、静的浮上実験を行った。H1年後には基礎研究(II)として高さ約7mの実験装置を製作し、LSM(Liner Synchronous Motor)駆動方式による動的実験を実施し、搬送カプセル移動速度2m/sec、停止位置精度1mmの結果を得た。また、H2年度には基礎研究(III)として基礎研究(II)までの実験装置を一部改造(新規製作品を含む)し、位置検出器の非接触化及び通電路切換システムの開発を実施し、搬送カプセル移動距離の長尺化に伴う位置検出系および電源設備に関する問題点は充分克服可能との見通しを得た。本年度は新たに、基礎研究(IV)として現在までの技術を用いて、以下の検討設計を行う。(1)実機模擬縮小実験装置(2)可変コイルピッチ(3)非接触運転
田中 勲; 武山 友憲
JAERI-M 5773, 56 Pages, 1974/07
照射中に原子炉構造材の低サイクル疲労破壊試験を行うことを目的としたキャプセルの第一ステップとして、炉用試験用キャプセルおよび付属装置を試作し炉外試験を行った。試験方式は定荷重制御による片振引張方式とした。試料への荷重印加はペローズによるものとし、試料の伸びは差動トランスの出力を直接測定するオープンループ方式と、差動トランスのコアとコイルをサーボモータによりヌルバランスさせ、これえを直結するポテンショメータ出力を測定するクローズループ方式の2種類とした。試験した結果最大300kgの荷重を得ることができた。測定精度はオープンループ方式で1.8%、クローズループ方式で2.0%であった。0.2c/minの300kg-60kg定荷重繰り返し試験を実施しよい結果が得られた。これらの試験結果により、照射中に低サイクル疲労破壊試験を行える見通しがついた。