Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
山本 忠利; 津久井 公平; 大塚 徳勝
Journal of Nuclear Science and Technology, 21(5), p.372 - 380, 1984/00
被引用回数:9 パーセンタイル:68.06(Nuclear Science & Technology)吸着材を用いた常温常圧下におけるKr貯蔵法について基礎的検討を加えた後、長時間(38日間)のKr貯蔵試験を実施し、本貯蔵法の安全性を実証した。天然Krによる基礎実験で採りあげた吸着材の中で、最も吸着量の大きいものは、モレキュラーシーブスではAW-500(16.4ccSTP/g)、活性炭ではツルミ製のHC-30E(33.2ccSTP/g)であった。Krの吸着量はPbの添加および10Mradの照射により僅かに低下した。共存ガスとしての空気とXeの影響度を比較すると、Xeの影響は空気のそれより大きかった。さらに、100CiのKrを貯蔵した容器内の圧力は4%変動し、Krリークレートは10cc・atm/secオーダであった。また、崩壊による発熱は問題にならないことが分った。このことから、本貯蔵法はKrを長期にわたって安全に貯蔵できることが明らかとなった。