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松田 修; 渡辺 光崇; 田畑 米穂*; 町 末男
Journal of Polymer Science; Polymer Chemistry Edition, 18, p.1325 - 1337, 1980/00
既報のメチル,,-トリフルオルアクリレート(MTFA)・-オレフィン交互共重合体中のエステル基濃度をコントロールする目的で、MTFAとテトラフルオルエチレン(TFE)と-オレフィンの放射線三元共重合を25C,塊状で行った。これらのモノマーは広いモノマー組成範囲で-オレフィンを常に50モル%含む三元交互共重合体を生成する。この結果、モノマー混合物中のMTFA/TFE比を変化することによりフルオルオレフィン(MTFA,TFE)と-オレフィン間の交互構造を失うことなくポリマー中のMTFA含有量すなわちエステル基濃度をコントロールすることができる。本報告では、遊離モノマー機構および錯体機構に基づく動力学的解析によりMTFAとTFEの相対反応性比を議論した。その結果、本三元共重合においてはMTFAの反応性はTFEよりも大きいことが明らかになった。
G.K.Kostov*; 松田 修; 渡辺 光崇; 町 末男; 田畑 米穂*
Journal of Polymer Science; Polymer Chemistry Edition, 17, p.3991 - 4001, 1979/00
温度-78~40C、線量率510~510rad/hr、モノマー組成イソブチレン/プロピレン比40/10~5/45(モル比)の条件下で、テトラフルオルエチレンとプロピレンとイソブチレンの線三元共重合を塊状で行った。種々のモノマー組成において、テトラフルオルエチレンと-オレフィン(イソブチレンとプロピレン)の交互三元共重合体が生成した。イソブチレン/プロピレン比が15/35以下であるとき、共重合体は非晶性であるが、共重合体中のイソブチレン量が増すにしたがい、結晶性も増した。40Cにおける重合速度および共重合体の極限粘度の線量率依存指数はそれぞれ0.8および-0.2であった。重合の活性化エネルギーは2.4kcal/moleであった。フリーモノマー機構を仮定した場合、成長鎖のテトラフルオルエチレンラジカル末端に対するイソブチレンとプロピレンの相対反応速度比は4.50であった。
岡本 次郎; 伊藤 政幸
JAERI-M 7491, 15 Pages, 1978/01
テトラフルオルエチレン-プロピレン共重合体は耐熱性、耐薬品性に優れた性質を有する。しかしガラス転移温度が高く耐寒性を要求される材料としての用途に制限がある。この報告は耐寒性を支配するガラス転移温度の改良を目的とし、オレフィン、ビニールエーテル、アクリレート、含フッ素ビニール系などを第三成分とする三元共重合反応を試み、得られた三元共重合体のガラス転移温度と分解温度から評価した。その結果、ブテン-1、n-ブチルアクリレートを第三成分とする三元共重合体がガラス転移温度、分解温度の点から優れていることを明らかにした。