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論文

長寿命核分裂生成物の標準的核反応評価データベースの構築

岩本 修

ImPACT藤田プログラム公開成果報告会「核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」 成果報告書・資料集, p.102 - 105, 2019/03

ImPACT藤田プログラム「核変換による高レベル放射性廃棄物の大幅な低減・資源化」の一部として実施した長寿命核分裂生成物の標準的核反応評価データベースの構築に関する研究を実施した。最新の実験及び理論に関する知見を取り入れ、LLFP及びその周辺核種に対する中性子及び陽子に対する核反応のデータベースを開発した。また、重陽子核反応の計算手法の高度化を実施した。これらの成果の概要を報告する。

論文

Measurement of activation cross sections of aluminum for protons with energies between 0.4 GeV and 3.0 GeV at J-PARC

松田 洋樹; 明午 伸一郎; 岩元 大樹

Progress in Nuclear Science and Technology (Internet), 6, p.171 - 174, 2019/01

核破砕中性子源や核変換システムの核設計の精度向上のためには高精度な核反応断面積が必要となり、コスト削減やより精度の高い遮蔽設計のためには放射化断面積の精度向上が必要とされる。放射化断面積は、これまでに既存施設において測定されてきたものの実験データにおいてバラつきが大きく必ずしも十分な精度でない。特にJ-PARCの核破砕中性子源で用いられている3GeV陽子のデータはほとんどないため、ターゲット構造材の更なる安全性向上のために実験データが必要となる。そこで我々は、J-PARCの加速器施設を用いてターゲット構造材や窓材に使用される核種の測定するためにタングステン、金、インジウム、及びベリリウムの放射化断面積を0.4, 1.3, 2,2及び3GeVの陽子に対し測定した。また試料固定用に設置したアルミニウムの放射化断面積を測定することにより実験の妥当性を検証した。測定で得た実験データを評価済み核データ(JENDL-HE 2007)、及び核内カスケードモデル計算と比較検討した。この結果、アルミニウムの実験結果は、JENDL-HE 2007は実験と比較的よい一致を示すことがわかった。一方、PHITSの核内カスケードモデルによる計算は、実験を約40%程度過小評価することがわかった。この過小評価の原因はPHITSに含まれる蒸発過程モデル(GEM)に問題があることが考えられ、GEMの改良により実験結果を再現できることが分かった。アルミニウム以外の核種は現在解析中であるが、PHITSコードによる計算結果は実験値を再現するものとしないものとあり体系的に比較する必要がある。

論文

Present status and future plan of JENDL

岩本 修

JAEA-Conf 2018-001, p.87 - 91, 2018/12

JENDLの現状と計画について報告する。2010年のJENDL-4.0公開後、六つの特殊目的ファイルを開発してきた。このうち四つは公開済みであり、二つは公開へ向けて準備中である。新しい核分裂生成物の崩壊及び収率データをそれぞれJENDL/FPD-2011とJENDL/FPY-2011として公開した。2015年に公開したJENDL-4.0/HEは200MeVまでの陽子及び中性子誘起反応データを収録している。3,237核種を含む崩壊データをJENDL/DDF-2015として公開した。新しい光核反応データJENDL/PD-2016と放射化断面積ファイルJENDL/AD-2017を公開に向けて準備中である。汎用目的ファイルに関して二つの活動を実施している。一つはJENDL-4.0uであり、JENDL-4.0の保守を目的としている。もう一つは次期JENDLの開発である。次期JENDLについて、軽核と構造材に対する評価を進めている。次期JENDLはJENDL-5としてすべての天然同位体を含むと共に、共分散データの追加を主な目的の一つとしている。

論文

Target test facility for ADS and cross-section experiment in J-PARC

明午 伸一郎; 岩元 大樹; 松田 洋樹; 武井 早憲

Journal of Physics; Conference Series, 1021(1), p.012072_1 - 012072_4, 2018/06

 被引用回数:0 パーセンタイル:100

J-PARCセンターで進めている核変換実験施設(TEF)では、加速器駆動システム(ADS)のためのターゲット開発を行うためにADSターゲット試験施設(TEF-T)及び未臨界炉心の物理的特性等を探索するための核変換物理実験施設(TEF-P)の建設を計画している。本セクションでは、TEF-Tの核設計評価、陽子ビーム輸送系及び付帯設備の検討を進めており、これらの現状については報告を行う。また、本セクションではTEF-Pへ10W以下となる微弱なビームを安定に供給するために、TEF-Tに入射する大強度の負水素ビームにレーザーを照射しレーザー荷電変換によるビーム取り出し法の技術開発を行っており、この現状について報告する。更に、施設の更なる安全のために、J-PARC加速器施設を用いて核反応断面積測定や弾き出し損傷(DPA)断面積の測定を行う予定としており、これらの現状についても報告する。

論文

Cross section measurement in J-PARC for neutronics of the ADS

明午 伸一郎; 松田 洋樹; 岩元 大樹

Proceedings of 13th International Topical Meeting on Nuclear Applications of Accelerators (AccApp '17) (Internet), p.396 - 402, 2018/05

核変換実験施設の要素技術試験の一環として、加速器とターゲットステーションの隔壁となるアルミ合金製の陽子ビーム窓の寿命評価のためにアルミの放射化断面積を測定した。J-PARCの3GeV陽子シンクロトロンのビームダンプにアルミフォイルを設置し、0.4及び3GeV陽子を入射しAl(p,x)$$^7$$Be, Al(p,x)$$^{22}$$Na及びAl(p,x)$$^{24}$$Na反応の断面積を測定した。J-PARCの加速器施設は、陽子ビームの強度モニタが高精度に校正されていること等により、既存の実験データより高い精度で断面積が測定できた。本実験結果と評価済み核データ(JENDL/HE-2007)の比較の結果、JENDL/HE-2007は最大で30$$%$$程度の違いはあるものの、概ね実験結果をよく再現することがわかった。PHITSコードよる計算との比較を行った結果、最新の核内カスケードモデルは、励起関数の形状は実験を再現するものの40$$%$$程度の過小評価を与えることがわかった。PHITSに用いられている統計崩壊モデル(GEM)の代わりにオリジナルのGEMモデルを用いて計算したところ、実験との一致が改善することがわかった。他の核種の反応断面積測定を今後予定しており、これにより核データや核反応モデルの高度化が期待できる。

論文

Status of the JENDL project

岩本 修; 柴田 恵一; 岩本 信之; 国枝 賢; 湊 太志; 市原 晃; 中山 梓介

EPJ Web of Conferences (Internet), 146, p.02005_1 - 02005_6, 2017/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:100

The latest version of the general purpose file JENDL-4.0 was released in 2010 with enhancing data of fission products and minor actinides. After that, the neutron energy range of JENDL-4.0 were extended up to 200 MeV adding proton induced reaction data. They were compiled as JENDL-4.0/HE and released in 2015. An activation cross section library for decommission of nuclear reactor, JENDL/AD-2016, is under development and will be released by 2017. It will contain neutron reaction data for approximately 300 nuclides in energy range of $$10^{-5}$$ eV to 20 MeV including isomer production cross sections. Evaluation of nuclear data for the next version of the general purpose file is also in progress. It is planned to be released by 2022. Several new evaluations mainly for fission products that had not been updated in JENDL-4.0 were already done. Data for light nuclei and structure material will be updated. Minor actinides data are still important to develop transmutation system of nuclear waste. They will be updated using new measurements especially done in J-PARC. Status of the JENDL project in developing the general and special purpose files will be presented.

論文

Measurement of aluminum activation cross section and gas production cross section for 0.4 and 3-GeV protons

明午 伸一郎; 西川 雅章; 岩元 大樹; 松田 洋樹

EPJ Web of Conferences (Internet), 146, p.11039_1 - 11039_4, 2017/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:100

J-PARCセンターで進めている核変換実験施設(TEF)の要素技術試験の一環として、加速器とターゲットステーションの隔壁となるアルミからなる陽子ビーム窓の寿命評価のためにアルミの放射化断面積を測定した。実験では、J-PARCの3GeV陽子シンクロトロン(RCS)から出射するビームを用い、RCSのビームダンプにアルミフォイルを設置し、0.4GeV及び3GeV陽子を入射しAl(p,x)$$^7$$Be-7、Al(p,x)$$^{22}$$Na及びAl(p,x)$$^{24}$$Na反応の断面積を残留核から生成する$$gamma$$線の測定から導出した。さらに物質・生命科学実験施設内に設置されたミュオン生成用の炭素ターゲットから生成するガスを四重極質量分析器で分析し、炭素のガス生成断面積を測定した。J-PARCの加速器施設は、陽子ビームの強度モニタが高精度に校正されていること、陽子ビームがよくコリメートされていること、更に陽子エネルギが高精度に測定できること等により、既存の実験データより高い精度で断面積が測定できることがわかった。また、本測定で得られた結果と評価済み核データ(JENDL/HE-2007)の比較の結果、JENDL/HE-2007は最大で30$$%$$程度の違いはあるものの、概ね実験結果をよく再現することがわかった。さらにTEFの核設計に用いられているPHITSコードよる計算結果との比較を行った。PHITSに最新の核内カスケードモデルによる計算は、概ね実験を再現するものの40$$%$$程度の過小評価を与えることがわかった。本研究や今後の反応断面積測定により核データや核反応モデルの高度化が期待できる。

論文

Activation cross-section file for decommissioning of LWRs

柴田 恵一; 岩本 信之; 国枝 賢; 湊 太志; 岩本 修

JAEA-Conf 2016-004, p.47 - 52, 2016/09

軽水炉施設の廃止措置を進めるためには、放射性廃棄物の量を正確に予測することが必要である。そのための基盤データベースの一つとして中性子誘起による放射化断面積ファイルを整備した。対象となる放射性生成物は線量告示にある半減期30日以上の227核種と超長半減期12核種の計239核種である。この生成物に至る可能な核反応パスから、標的となる原子核を選定した。この標的核に対する放射化断面積データはJENDL-4.0, JENDL/A-96及びJENDL-4.0以降に新たに行われた評価から採用し、302核種から構成される放射化断面積ファイルを作成した。既存の評価値と比較すると残留核が準安定状態に至る捕獲反応で大きな差があることが分かった。今後、更なるデータ改良を行って2016年度中に断面積ファイルを公開する予定である。

論文

Measurements of deuteron-induced activation cross sections for IFMIF accelerator structural materials in 22-40 MeV region

中尾 誠*; 堀 順一*; 落合 謙太郎; 佐藤 聡; 山内 通則*; 石岡 典子; 西谷 健夫

JAERI-Review 2004-025, TIARA Annual Report 2003, p.245 - 247, 2004/11

IFMIF(International Fusion Materials Irradiation Facility)の加速器構成材料であるAl, Cu, Wの重陽子入射による放射化断面積の測定をTIARA施設のAVFサイクロトロンを用いて行った。測定対象とした反応は$$^{27}$$Al(d,x)$$^{27}$$Mg, $$^{24}$$Na, $$^{nat}$$Cu(d,x)$$^{62,63}$$Zn, $$^{61,64}$$Cu, $$^{nat}$$W(d,x)$$^{187}$$W, $$^{181-184,186}$$Reで、エネルギー領域は22$$sim$$40MeVである。得られた値を他の実験値及びACSELAMの計算値と比較した。

論文

${it k}$$$_{0}$$法による中性子放射化分析

米澤 仲四郎; 松江 秀明

ぶんせき, 2004(2), p.75 - 82, 2004/02

比較標準試料を用いることなく、1または数個の中性子束モニターによって多元素を定量する${it k}$$$_{0}$$法が中性子放射化分析の定量法として注目されている。${it k}$$$_{0}$$法は中性子束モニターと元素の放射化に関与する核データを複合した${it k}$$$_{0}$$係数を使用して多元素を定量する方法で、中性子照射場と$$gamma$$線検出器を校正することにより4%の正確さで定量することができる。本稿では、${it k}$$$_{0}$$法の原理,分析方法、そして現状を紹介する。

報告書

Activation cross section measurement at neutron energy from 13.3 to 14.9MeV using FNS facility

春日井 好己; 池田 裕二郎; 宇野 喜智; 山本 洋*; 河出 清*

JAERI-Research 2001-025, 74 Pages, 2001/03

JAERI-Research-2001-025.pdf:2.29MB

D-T中性子源FNSを用いて、エネルギーが13.4MeVから14.9MeVの中性子に対する60反応の放射化断面積を測定した。対象の反応は、(1)おもに希土類核を標的とする32反応,(2)短寿命核(半減期が1秒から20分の)を生成する19反応,(3)9つの(n,n$$alpha$$)反応,である。測定値と過去に報告された実験値及び評価値と比較した。また、(n,p)及び(n,$$alpha$$)反応については、既に提案されている経験式を用いた値と比較した。また、(n,n$$alpha$$)反応の系統性を議論した。

論文

Activation cross section measurement for La,Ce,Pr,Nd,Gd,Dy and Er isotopes by 14 MeV neutrons

春日井 好己; 宇野 喜智; 池田 裕二郎

Proc. of Int. Conf. on Nucl. Data for Science and Technol., 59, p.635 - 637, 1997/00

14MeV中性子による放射化断面積は、たくさんの種類の同位体について発表されている。しかしながら、ランタノイド系列の同位体については、利用できるデータは少ない。14MeV中性子による核反応を系統的に理解するという観点から、この領域のデータは必要である。今回、われわれは、La,Ce,Pr,Nd,Sm,Gd,Dy,Er,Ybの同位体に対する24反応の中性子放射化断面積を、中性子エネルギーが13.4から14.9MeVの範囲で測定した。D-T中性子は、原研FNSで2mA,350keVのd$$^{+}$$ビームをトリチウムターゲットにあてて発生させた。試料は自然組成のものと濃縮同位体のものをつかった。今回の測定値を、過去の測定値および評価値と比較する。また今回のデータをもとに、断面積のシステマティクスを議論する。

論文

核データの測定と評価

高橋 亮人*; 柴田 恵一; 池田 裕二郎

プラズマ・核融合学会誌, 71(11), p.1113 - 1122, 1995/11

プラズマ・核融合学会誌の講座「中性子工学」の第3章として核データ測定・評価について記述した。執筆は、高橋,池田が各々中性子及び荷電粒子の2重微分断面積測定、及び放射化断面積測定を、柴田が核データ評価を担当した。

論文

Measurements and analyses of decay radioactivity induced in simulated deuterium-tritium neutron environments for fusion reactor structural materials

池田 裕二郎; A.Kumar*; 今野 力; 小迫 和明*; 大山 幸夫; 前川 藤夫; 前川 洋; M.Z.Youssef*; M.A.Abdou*

Fusion Technology, 28(1), p.74 - 98, 1995/08

ITER等の核融合装置では、D-T燃焼に伴う構成材の放射化が炉の線量分布、崩壊熱、廃棄物評価など、環境安全性の観点から重要な問題として認識されており、設計に用いる誘導放射能計算コードのみならず放射化断面積などのデータベースの整備と共にその精度確認が急がれている。その要請に応えるために、日米共同実験の一環として、D-T中性子環境を模擬したスペクトル場で、一連の核融合構成候補材の誘導放射能ベンチマーク実験を進めてきた。実験データを基に、JENDL,CROSSLIB(日本)、REAC$$^{ast}$$3(米国)などの放射化断面積ライブラリーを用いた解析を行い、C/E値から計算の予測精度の妥当性試験を行い、設計への適用性の判断基準としての有効性を示した。本件では、日米共同実験の共同論文として、主に構造材についての詳細な結果を報告する。

論文

Experiment and analysis of induced radioactivity in large SS-316 stainless steel shielding material bombarded with 14MeV neutrons

池田 裕二郎; 今野 力; 前川 藤夫; 宇野 喜智; 大山 幸夫; 小迫 和明*; 前川 洋

Fusion Engineering and Design, 28, p.449 - 456, 1995/00

先の核融合中性子場における誘導放射能の実験解析の結果、放射化断面積データの不備のみならず、中性子スペクトル計算の不確定性が、放射化計算の予測精度の誤差要因であることが示された。そこでD-T中性子を入射したSS316の大型体系中の、特に14MeV以下熱中性子エネルギーに及ぶ低エネルギー領域の中性子が支配的な場での誘導放射能を測定し実験解析を行った。放射能の内、中性子源に近い領域では、14MeV中性子によるしきい反応の寄与が大きいが、深くなるに従って、(n,$$gamma$$)反応の寄与が支配的になることが示され、中性子スペクトルが柔らかい場でのベンチマークデータとしての有効性が示された。誘導放射能計算コード、ACT4、REAC$$^{ast}$$3、放射化断面積ライブラリー、JENDL-3,REAC$$^{ast}$$3,FENDL/A1.1,EAF-3を用いて実験解析を行い、生成放射性核種ごとの測定値との比較を行った。

論文

New measurements of activation cross section for the $$^{63}$$Cu(n,2n)$$^{62}$$Cu and $$^{65}$$Cu(n,2n)$$^{64}$$Cu reactions at energy range of 13.3$$sim$$14.9MeV

池田 裕二郎; D.L.Smith*; 宇野 喜智; 春日井 好己*; 今野 力; 前川 洋

Proc., Int. Conf. on Nuclear Data for Science and Technology,Vol. 2, 0, p.944 - 946, 1994/00

$$^{63}$$Cu(n,2n)$$^{62}$$Cu及び$$^{65}$$Cu(n,2n)$$^{64}$$Cu反応は、比較的精度の良い評価データがあり、広く中性子ドシメトリーに用いられている。しかしながら$$^{63}$$Cu(n,2n)$$^{62}$$Cu反応の実験データは信じられているほど十分な量でなく、データ間のバラツキも大きい。そこでD-T中性子源FNSを用いた一連の14MeV中性子放射化断面積測定の一環として$$^{63}$$Cu(n,2n)$$^{62}$$Cu及び$$^{65}$$Cu(n,2n)$$^{64}$$Cu反応について、新たに測定を行なった。$$^{63}$$Cu(n,2n)の測定では生成放射能$$^{62}$$CuのQ$$_{beta}$$が3.9MeVと高いことから消滅$$gamma$$線の広がりを抑えるために8mmの鉛で照射銅試料を覆い測定した。その結果、$$^{65}$$Cu(n-2n)$$^{64}$$Cu反応に関しては、既にFNSで測定した値及びJENDL-3,IRDF-90などの評価値と良い一致を示したが、$$^{63}$$Cu(n,2n)$$^{62}$$Cu反応に関しては、14MeV以上のエネルギーで系統的に低い値となった。これまでのデータの見通しと共に、本実験データを考慮した再評価が望まれる。

論文

Activation cross section measurement of reactions producing short-lived nuclei at neutron energy between 13.4MeV and 14.9MeV

春日井 好己*; 山本 洋*; 河出 清*; 池田 裕二郎; 宇野 喜智; 前川 洋

Proc., Int. Conf. on Nuclear Data for Science and Technology,Vol. 2, 0, p.935 - 937, 1994/00

14MeV付近の中性子による放射化断面積は数多く報告されているが、短寿命核生成反応断面積のデータは量、精度共に不十分である。データの充足要求に応えるために、$$^{46,47}$$Ti,$$^{57}$$Fe,$$^{68}$$Zn,$$^{74,76}$$Ge,$$^{76}$$Ga,$$^{84}$$Sr,$$^{96}$$Zr,$$^{1320,132,137}$$Baを標的として、半減期が18秒から29分の短寿命核を生成する15反応の断面積を13.4から14.9MeVの範囲で測定した。中性子は、原研FNSを用いて、T(d,n)$$^{4}$$He反応で発生させた。試料を0゜、45゜、70゜、95゜、120゜、155゜の角度で照射して13.4MeVから14.9MeVの中性子エネルギー領域を確保した。照射位置での中性子束は2$$times$$10$$^{8}$$n/cm$$^{2}$$/s程度であった。8本の気送管を使い試料を照射位置に移送した。断面積は、$$^{27}$$Al(n,p)$$^{73}$$Zn,$$^{96}$$Zr(n,np)$$^{95}$$Y,$$^{120}$$Sn(n,np)$$^{120g}$$In及び$$^{130}$$Ba(n,p)$$^{130}$$Csのデータは今回初めて測定できた。

論文

Absolute measurements of activation cross sections of $$^{27}$$Al(n,p)$$^{27}$$Mg, $$^{27}$$Al(n,$$alpha$$)$$^{24}$$Na, $$^{56}$$Fe(n,p)$$^{56}$$Mn, $$^{90}$$Zr(n,2n)$$^{89m+g}$$Zr and $$^{93}$$Nb(n,2n)$$^{92m}$$Nb at energy range of 13.3$$sim$$14.9MeV

池田 裕二郎; 今野 力; 大山 幸夫; 小迫 和明*; 大石 晃嗣*; 前川 洋

Journal of Nuclear Science and Technology, 30(9), p.870 - 880, 1993/09

 被引用回数:16 パーセンタイル:17.76(Nuclear Science & Technology)

中性子核断面積測定の基準として重要な反応、$$^{27}$$Al(n,p)$$^{27}$$Mg,$$^{27}$$Al(n,$$alpha$$)$$^{24}$$Na,$$^{56}$$Fe(n,p)$$^{56}$$Mn,$$^{90}$$Zr(n,2n)$$^{89m+g}$$Zr及び$$^{93}$$Nb(n,2n)$$^{92m}$$Nbの反応断面積をD-T中性子源FNSを用い13.3から14.9MeVのエネルギー範囲で絶対測定した。断面積は、各反応の放射化率と随伴$$alpha$$粒子計数法で求めた中性子発生率及び角度依存中性子スペクトル分布を考慮して決定したサンプル位置での中性子束から求めた。角度依存中性子スペクトルはモンテカルロコードMORSE-DDで計算し、その妥当性はTOF法で測定した実験値で検証した。

論文

Activation cross section measurement at neutron energies of 9.5,11.0,12.0 and 13.2 MeV using $$^{1}$$H($$^{11}$$B,n)$$^{11}$$C neutron source at JAERI

池田 裕二郎; 今野 力; 水本 元治; 長谷川 和男; 千葉 敏; 山内 良麿; 杉本 昌義

Proc. of the Nuclear Data for Science and Technology, p.294 - 296, 1992/00

原研タンデム加速器を用いた$$^{1}$$H($$^{11}$$B,n)中性子源を利用して、実験データの不足している10~13MeV領域の中性子放射化断面積を$$^{27}$$Al(n,$$alpha$$)$$^{24}$$Na、$$^{47}$$Ti(n,p)$$^{47}$$Sc、$$^{48}$$Ti(n,p)$$^{48}$$Sc、$$^{64}$$Zn(n,p)$$^{64}$$Cu、$$^{90}$$Zr(n,2n)$$^{89}$$Zr、$$^{93}$$Nb(n,2n)$$^{92m}$$Nbおよび$$^{115}$$In(n,n)$$^{115m}$$In反応について測定した。測定した中性子エネルギーは9.5、11.0、12.0および13.2MeVの4点である。断面積の値は、10~13MeVで比較的平坦な断面積を有する$$^{197}$$Au(n,2n)$$^{196}$$Au反応を基準として求めた。得られた結果は、FNSで測定した13.3~15MeV領域の値と整合性のとれた値を示した。$$^{27}$$Al(n,$$alpha$$)$$^{24}$$Naについては12~13で、ENDF/B-VおよびJENDL-3より3%程度高い値を示したが9.5MeVでは良い一致を示した。

論文

Measurements of long-lived activation cross sections by 14MeV neutrons at FNS

池田 裕二郎; A.Kumar*; 今野 力

Proc. of the Nuclear Data for Science and Technology, p.364 - 366, 1992/00

DT核融合炉の運転に伴って生成する放射性廃棄物の評価では長寿命放射化断面積の精度が問題である。現在迄に得られたデータは極めて少なく、不確定性が大きい。FNSでは日米協力研究の一環として、核融合炉で問題となる一連の長寿命放射化断面積を測定した。対象とした14種類の反応の放射性生成核種の半減期は10年から10$$^{6}$$年に渡る。DT中性子フルエンス10$$^{15}$$n/cm$$^{2}$$以上の照射を行い1.5年以上の冷却時間の後に、高効率Ge検出器(115%)を用い測定を行なった。本実験で得られた断面積は、他の測定者によるデータ、SINCROSによるモデル計算と比較を行なった。長寿命核は通常、高いスピン状態にあり、核反応過程の理解に本実験データは有効に利用できるものであり、並びに、より精度の高い、半実験式の導出が可能となる。

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