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菊地 慎二*
JNC TJ7400 2000-013, 26 Pages, 2000/02
核燃料サイクル開発機構では、超深地層研究所計画の一環として、地表から深度1000mまでの初期応力状態を把握することとしている。前年度までの業務では初期応力測定法のうち、最も信頼性の高いとされる応力解放法を用いて、深度1000mまで測定可能な3次元初期応力測定用のプローブを開発することとして、まずそのプローブの設計を実施した。本業務では、現在開発している測定用のプローブによって得られる測定ひずみから初期応力を計算するための解析プログラムを作成する。本プログラムは、フォートランを用いて計算し、計算結果は図化ソフトを用いて図示する。また、ウィンドウズ、マッキントッシュの両OSに対応できるようにしている。本プログラムは、携帯用のパソコンに内蔵可能であり、現場にて即、三次元主応力の取得が可能となる。
加藤 春實*
JNC TJ7400 2000-005, 20 Pages, 2000/02
今年度は、深部岩盤における初期応力測定用プローブの測定システムのうち、ひずみゲージセルと耐圧容器の製作を行ない、ひずみゲージセルの耐圧性能試験を実施した。本報告書では、ひずみゲージセルの製作手順について詳細に説明し、静水圧下で行なったひずみゲージセルの耐圧性能試験の結果について述べた。各載荷試験における圧力-ひずみ曲線は極めて弾性的で良い再現性を示した。また、ゲージセルに温度ゲージを埋設すると、ゲージセルの変形によって温度ゲージの電気抵抗が変化するために、ゲージセルの温度を正しく測定できないことが示された。
石島 洋二*
PNC TJ1600 98-002, 66 Pages, 1998/02
大型2軸載荷装置を用いた円形断面坑道掘削に関する模型試験を実施して力学的擾乱を観察するとともに、新しい構成式に基づく有限要素法解析を行って両者を比較するのが本研究の目的である。本年度は平成8年度に開発した大型2軸載荷装置を模型試験に対し初めて本格的に応用し、これを用いて円形断面坑道を有する岩盤模型を載荷した。そして、装置が所期の機能を有していることを確認した。ただし、載荷2軸がなす面に垂直方向は応力0の状態になっており、最小主応力方向に一致する。このため、模型に生じる最終的な破断は期待するような載荷2軸面内で起こらないことが明らかになった。この問題の解決は次年度の課題として残されている。模型材料である支笏溶結凝灰岩のクリープ試験を実施し、模型試験における載荷時間が数時間に及ぶ場合、模型内の応力集中源となる領域では無視できない量のクリープ変形が起きる可能性を明らかにした。模型試験から有用な情報を多数引き出すためには変形の計測が重要である。このために幾通りかのひずみの計測方法を開発し、模型試験に供した。その結果、ひずみゲージは載荷の初期の段階から破壊後までの全過程の現象を捉えるには適さないことがわかった。なぜならば、載荷応力が強度破壊点に達する前後で供試体表面にき裂が発生し、これによってひずみゲージが損傷を受けて測定不能になってしまうからである。局部的な破壊に関係なく計測可能な変位計は、ひずみゲージより優れており、孔の径変化を計測する孔径変化測定器、2側面間の伸縮を計る片持ち梁式変位計は、極めて有用であることを見いだした。ピラー模型の載荷試験から、細長比が異なるだけで、破壊形態や強度、変形特性の異方性に差異が生じること、載荷応力が強度破壊点に達する直前からピラー軸に垂直な横ひずみ(伸び)が増大し、破壊後はさらに増加の割合が増すので、ピラーの横ひずみの計測はピラーの力学的状態を監視する手段として有効と考えられることなどが明らかになった。
原田 謙三*
PNC TJ1552 97-002, 218 Pages, 1997/03
平成8年度に本委員会が実施した研究業務は、岩手県釜石鉱山大峯地区の坑内外7地点に設置した地震計による地震観測および、坑内L550に設置された水圧、水量、水質観測用の各計測器と、平成6年度に設置されたレーザー干渉式岩盤歪計とを用いた地下水理計測であった。また得られた観測データについて各種解析を実施した。本年も多くの工事が行われたが何れも機器の不具合な部分の修正や、故障発生時の修理等であった。主なものは、地震計K-4(L550NE抗)の信号線で発生したノイズ除去の為の信号線張替工事と、レーザー岩盤歪計の根本的な改良工事である。報告書の第1章では13年目に入った本委員会の研究方針と研究活動の概要が記述されている。第2章では、地震計のノイズ除去工事、PH計と電気伝導度計や自動採水器の点検修理工事および、レーザー干渉型岩盤歪計の改良、移設工事に関する事項等が時系列的に記述されている。第3章では、平成8年度に釜石鉱山で観測された58個の地震について、夫々の観測データおよび解析結果が記述されている。特に本年度は、地下での加速度の減衰の状態が多少異常な10個の地震について種々の解析が試みられ、それらの地震の特徴を明らかにした。またこの章では、地形が地震動に及ぼす影響について3次元的な解析を行った結果についても記述されている。第4章には、地下水理関係の観測データから得られた、地震と地下水の関係について種々検討した結果が記述されている。第5章ではあとがきで、今年度に得られた研究成果のとりまとめが述べられると共に、残された課題について述べられている。
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PNC TJ7449 91-002, 580 Pages, 1991/05
岩盤における立坑等の坑道の掘削は岩盤本来の力学的・水理学的特性に影響を与え,また坑道周辺の水理環境の変化を促し,地下水流動へ影響を与える。したがって,立坑掘削による岩盤および周辺地下水への影響を正確に把握し,評価することは非常に重要である。立坑掘削影響試験は,これらの影響を既存の掘削技術,計測技術,評価技術を用いて計測し,評価を行うことを目的としている。このような目的のもとに,昨年度は「立坑掘削影響試験のうち岩盤挙動の調査(II)」として,動力炉・核燃料開発事業団中部事業所,東濃鉱山において,実規模の立坑(内径6m,深さ150m)を新規に建設し,立坑の掘削前から深さ25mまでを対象として,立坑掘削前の周辺地盤の弾性波探査,傾斜計による立坑掘削中の周辺地盤の変位計測および支保工の応力,覆工に加わる背面土圧の計測を実施した。今年度は,さらに立坑の掘削を進め,覆工と周辺岩盤の挙動の測定および力学・水理学的特性の変化の測定を実施した。前者は,覆工の応力・変形測定および周辺岩盤の変位測定から成る。後者は,変形特性・透水係数・弾性波速度の測定,ボアホールテレビによる亀裂観察および室内試験から成る。これらの調査・試験結果は,立坑掘削による影響領(緩み領域)の規模や物性の変化等に着目して評価され,調査・試験結果の一部は,空洞掘削に伴う周辺岩盤の挙動を把握するための解析に供された。
西村 昭彦; 竹仲 佑介*; 三枝 邦夫; 廣木 成治; 藤野 徹*; 天野 民生*; 岡崎 徹*; 吉田 一雄*
no journal, ,
自然循環エネルギーの利用拡大には、エネルギー変動を吸収する仕組みが不可欠である。現在、世界では溶融塩を蓄熱材料とした大規模な太陽熱発電が、低緯度乾燥地帯の諸国で実施されている。我が国においても平成30年度の新施策として溶融塩蓄熱プラントの導入に向けた開発が始まった。この新しい概念を紹介するとともに、これまで主として高速炉の安全性向上のため開発してきた耐熱FBGセンサの蓄熱プラントへの活用について報告する。
西村 昭彦
no journal, ,
ひらめき☆ときめきサイエンスとしてこれまで開発してきた遠隔歪計測技術を、蓄熱プラント及び廃止措置の双方の分野に適用することを進めている。本報告では、福井大学での高校生を対象としたアウトリーチ活動の実践結果を報告する。レーザ加工技術、蓄熱プラントによる電力変動水準化、福島第一原子力発電所炉内からの燃料デブリ取り出し等の、トピックスを取り上げ、FBGセンサによる歪計測の有効性を紹介する。
西村 昭彦; 井出 次男*; 石原 信之*; 浦田 健勇*
no journal, ,
ピコ秒レーザー精密加工で製作した耐熱FBGセンサの原子力応用として、ホットセル内で取り扱う放射性物質の保持力計測のため、マスタースレーブマニュピレータへのFBGセンサの実装を行った。
西村 昭彦; 井出 次男*; 石原 信之*
no journal, ,
福島第一原子力発電所(1F)の廃止措置作業を取り巻く技術は、様々な産業分野とのネットワークを徐々に構築しつつある。本発表では、ファイバブラッググレーティング(FBG)センシングを中心とした遠隔歪計測に関する技術連携について報告する。歪モニタリングは、風化の影響で脆いデブリを取り扱う際のマニピュレータの把持力測定に活用可能である。また、配管メンテナンスや熱交換器装置におけるFBGセンシングについても紹介する。
西村 昭彦; 横須賀 麻里*; 吉成 亜紀子
no journal, ,
レーザ加工精密技術として開発した遠隔歪計測を蓄熱プラント及び廃止措置の双方分野に適用することを進めている。福井大学での「ひらめき☆ときめきサイエンス」として実施したアウトリーチ活動を報告する。これまで発表者は、ピコ秒レーザ加工による耐熱FBGセンサの製作と企業への技術移転、特許実施許諾を行ってきた。併せて科研費補助金では、「ひらめき☆ときめきサイエンス」を令和3年度から3年間にわたり実施しており、2023年10月21日においては福井大学附属原子力工学研究所のロビーにおいて、実施プログラム「蓄熱プラントは未来のエネルギーを支えるか」を開催した。2023年度は、高温の伝熱ループのエルボ鋼材の歪を参加する学生に計測させた。
西村 昭彦; 井出 次男*; 石原 信之*; 伊藤 稔*; 浦田 健勇*
no journal, ,
ピコ秒パルスレーザー精密加工により作製したFBGセンサーの産業展開として新たな共同研究の開始について報告する。原子力機構がFBGセンサー作製技術を移転したdeltafiber.jp社において、耐放射線性FBGセンサーを作製した。このセンサーは、原子燃料再処理工場の人材育成を手掛ける株式会社ジェイテックが所有する研修施設の水撃効果実証およびマニピュレーター用J-CUPIDに設置された。
西村 昭彦; 井出 次男*; 石原 信之*
no journal, ,
ピコ秒レーザー加工によるFBGセンサの活用として、原子力分野への展開を進めている。これまで、ホットセルで使用されるマスタースレーブマニピュレーターへの実装や再処理プラント訓練施設への実装を進めて来た。開発に成功したFBGセンサは高放射線下且つ高温での使用が可能であることから、次世代の高速炉や蓄熱プラントの配管系の保守保全だけでなく、革新的な核融合システムにおいても構造材料の健全性評価に有用である。