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藻垣 和彦; 河合 視己人; 椛澤 稔; 小又 将夫; 梅田 尚孝; 池田 佳隆
平成16年度大阪大学総合技術研究会報告集(CD-ROM), 4 Pages, 2005/03
JT-60Uの長時間放電実験運転に対応して、負イオンNBI装置の入射パルス幅の延伸(目標30秒)を図った。パルス幅の延伸では加速電極熱負荷の増が問題であった。結果熱負荷の低減には、ビーム軌道の補正と加速部の残留ガス低減が有効と判断し電極へのビーム偏向板の設置,加速電極の一部排気口化の改造を実施した。現在まで25秒入射を達成しており、その詳細は、本講演で報告する。
神永 敦嗣; 堀川 豊彦*; 中村 博文; 磯部 兼嗣; 東島 智; 新井 貴; 宮 直之; 田辺 哲朗*
Proceedings of 20th IEEE/NPSS Symposium on Fusion Engineering (SOFE 2003), p.144 - 147, 2003/00
炭素タイルを使用した核融合炉では、真空容器の中に蓄積するトリチウムは重大な問題のうちの一つである。この問題解決には、大型トカマク装置の第一壁からのトリチウム除去特性を理解する必要がある。このため、大型トカマク装置であるJT-60において排出ガスを分析するために真空排気設備に測定装置を設置した。トリチウムの測定は、電離箱とバブラで測定した。排出ガス中のガス種の測定は、ガスクロマトグラフと残留ガス分析計を使用して行った。実験放電,He-TDCとHe-GDCの時に行った初期の測定結果では、実験で生成されたトリチウムの約8%が真空排気設備から排出されている。また、ガス種の測定では、グロー放電の作動ガスをH, HeとArガスに変えて行った時に分析を行った。この時、炭化水素の排出が大きかったのはHを使用したグロー放電であった。
佐藤 進*; 有屋田 修*; 鈴木 敏洋*; 荻原 徳男
Ionics, 21(6), p.63 - 69, 1995/06
我々は現在、低エネルギーイオンと第一壁材との相互作用を調べる目的で、1keV以下のエネルギーで高輝度なイオンビームを開発中である。今回、イオン源の出射エネルギーと真空雰囲気の関係について検討した。イオン源はマイクロ波放電型である。イオン電流はファラデーカップを用いて測定した。高ガス圧力、広面積ビームの条件下では、イオンエネルギーは低エネルギー側へシフトし、加速電圧近傍のエネルギーを有するイオンは観測されなかった。これは、ガスの平均自由行程を考慮した衝突では説明できない。実験の結果、真空容器内の残留ガスに、イオン源から出射されたイオンビームが衝突し、希薄なプラズマが生じ、このプラズマがイオンビームをトラップしていると、推論された。
中村 義輝; 石堀 郁夫; 奥村 進; 奈良 孝幸; 横田 渉; 福田 光宏; 上松 敬; 水橋 清; 荒川 和夫
Proceedings of 14th International Conference on Cyclotrons and Their Applications, 0, p.276 - 279, 1995/00
原研AVFサイクロトロン装置は、放射線高度利用研究を推進するため、すでに導入されている。サイクロトロン真空箱の圧力は、残留ガスと加速されたイオンの相互作用によって生ずるビーム損失を基にして設計された。真空排気系の概要を示すとともに、真空ゲージの信頼性試験や真空箱の排気特性測定などの結果も掲げた。またサイクロトロン真空箱中での残留ガスによって引き起こされるビーム損失を評価するため、内部圧力と加速されたイオンビーム強度との関係が、真空箱中へのガス導入法によって測定された。