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清水 滋; 根本 久*; 黒沢 浩二*; 吉澤 道夫
JAERI-Tech 2000-041, 31 Pages, 2000/05
熱中性子線の放射線発生場において、基準フルエンス率の測定または放射線測定器の校正を行う場合には、検出器を指定する材料からの散乱線の影響が問題となる。本研究は、固定用ジグとして一般的に用いられる7種類の平板材料を用いて、各材料から発生する熱中性子散乱線の特性を実験及び計算により明らかにした。測定には、球形BF比例計数管を用いた。熱中性子散乱線の評価は、材料の大きさ及び材料と検出器の距離を変化したときの散乱線フルエンス率を測定し、入射した一次線フルエンス率との比を散乱割合として求めた。さらに各材料の熱中性子断面積の計算を行い、巨視的断面積及び材料中の平均衝突回数と実験で得られた散乱割合との関係を考察した。この結果、熱中性子散乱線を低減できる材料の選定と使用条件を決定し、校正精度の向上が図れることになった。
山口 武憲
保健物理, 33(2), p.121 - 142, 1998/00
近年、国内で開発され、実用に供されている蛍光ガラス線量計について、個人線量測定の観点からその特徴を紹介した。現在、国内では個人線量計としてフィルムバッジが大勢を占めているが、線量測定範囲が広い、フェーディングがほとんど無い、読み取りによりデータを消失しない、自動測定である、などの長所を有しており、ガラス線量の価格がフィルムバッジの価格と同程度になれば、フィルムバッジに代わり普及すると考えられる。
石川 達也*; 村上 博幸
フィルムバッジニュース, 0(211), p.4 - 6, 1994/07
データの保存性や安定性などに優れたガラス線量計は、個人線量測定への応用が大いに期待されている。線量計測課では、このガラス線量計に着目しその各種基本特性を調査した。昨年同一誌において、線、X線、
線に対するガラス線量計の基本性能を紹介した。本稿はその続編であり、同線量計の
(X)線と
線混合照射時の測定性能、熱中性子線に対する測定性能について紹介するものである。