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報告書

垂直照射型蛍光エックス線分析装置のウラン・プルトニウム濃度分析への適用

稲田 聡; 佐藤 宗一; 庄司 和弘; 池田 久; 実方 秀*; 沼田 光央*

JNC TN8410 2000-022, 55 Pages, 2000/05

JNC-TN8410-2000-022.pdf:1.57MB

垂直照射型蛍光X線分析装置の導入に伴い、ウラン・プルトニウム濃度分析検討を実施した。本装置は、測定部がグローブボックス内に設置され、試料の下部からX線を照射するタイプである。基本条件の検討を実施した。測定に必要な試料量は、容器の形状及び検出効率から3mLとした。励起エネルギーの最適化を図ったところ、繰り返し精度とフィラメントへの負荷を考慮してウラン、プルトニウムともに50kV-30mAと設定した。測定時間については、安定した測定結果が得られた60秒とし、1回の測定は60秒$$times$$2回(合計120秒)の測定を実施し、その平均を測定結果とすることとした。水相中のウラン、プルトニウム混合試料の測定は、マトリクス効果の補正を行うことで誤差4%以内で正確に測定できることを確認した。また、単体試料測定における検出限界値はウランが0.4mg/L、プルトニウムが6.7mg/Lと計算された。定量上限濃度は、蛍光X線分析装置にて分析するために調製した後の測定試料においてウラン、プルトニウムともに9g/Lとした。有機相中のプルトニウム濃度分析は、標準添加を行う希釈法及び試料を直接測定する直接法について検討した。両方ともに良好な結果を示し、検出限界値はそれぞれ、5.3mg/L,0.2mg/Lであった。ただし、直接法においては標準溶液の調製方法に問題が残り、今後の検討課題とした。

論文

Development of a detector for measuring effective dose (equivalent) for external photon exposures in natural environment

堤 正博; 斎藤 公明; 森内 茂*

Journal of Nuclear Science and Technology, 37(3), p.300 - 306, 2000/03

環境中における外部被ばくに対する実効線量当量(H$$_{E}$$)や実効線量(E)を測定するために、新しい形状のNaI(Tl)検出器を開発した。これらの線量は人体のリスクに関係した量で、一般には直接測定するのは難しいとされてきた。放射線場のエネルギー分布のみならず、入射角度分布に依存するためである。われわれは、検出器の形状を工夫し、人体と同じ角度依存性をもたせることにより、この問題を解決した。検出器の最適形状は、モンテカルロ法を用いた計算により決定した。開発した検出器は、角度依存性に関して、人体の実効線量(当量)とよく一致した。また、放射線場のエネルギー分布に関しては、この検出器用のG(E)関数を作成した。開発した検出器とG(E)関数の組み合わせにより、環境中における実効線量(当量)の直接測定を可能とした。

論文

三次元分光蛍光光度計による天然水腐植物質の蛍光特性の直接測定法

長尾 誠也; 鈴木 康弘*; 中口 譲*; 妹尾 宗明; 平木 敬三*

分析化学, 46(5), p.335 - 342, 1997/00

天然水の腐植物質は重金属、超ウラン元素及び疎水性有害有機物のキャリアまたはトリハロメタンの前駆物質と考えられている。本測定法は、天然水に存在する腐植物質の蛍光特性を濃縮することなく簡易に測定するためのものである。天然水をグラスファイバーフィルターでろ過後、3次元分光蛍光光度計により腐植物質の蛍光特性を測定した。天然水の化学特性のうち、腐植物質の蛍光スペクトルに影響を及ぼす腐植物質濃度、pH及びイオン強度について検討した結果、陸水(腐植物質濃度0.5~10mg/l、pH6~9、イオン強度0.04M以下)及び海水(イオン強度0.75M)に適用可能であることがわかった。本測定法を河川水、湖水、湖底堆積物間隙水に適用した結果、これらの天然水腐植物質の3次元励起-蛍光スペクトルには、土壌フルボ酸に相当するピークが検出された。

論文

河川水中に溶存する蛍光物質の蛍光特性の解析,1

鈴木 康弘*; 長尾 誠也; 中口 譲*; 松永 武; 村岡 進; 平木 敬三*

地球化学, 31, p.171 - 180, 1997/00

久慈川水系の河川水中に存在する蛍光物質の蛍光特性を濃縮等の試料前処理を行うことなく、3次元励起・蛍光光度計により調べた。河川水試料は久慈川から7点及び支流の3点で採取した。河川水の3次元励起・蛍光スペクトルは2ヶ所に蛍光強度ピークを有し、励起波長220$$pm$$5nm/蛍光波長425$$pm$$15nm及び励起波長325$$pm$$10nm/蛍光波長430$$pm$$10nmに蛍光強度ピークを示した。河川水試料中の蛍光強度ピーク位置及び蛍光強度比は、久慈川の中・下流域に分布する黒ボク土から抽出したフルボ酸のものとほぼ一致した。これらの結果より、久慈川水系の河川水中に溶存する蛍光物質は、主に、久慈川流域から供給されたフルボ酸様物質により構成されていることが示唆される。

論文

2進コード化熱電対式水位計の開発と炉容器内水位計測への適用試験

荒 克之; 片桐 政樹; 若山 直昭; 小林 一夫*; K.P.Termaat*; T.Johnsen*

日本原子力学会誌, 35(11), p.999 - 1014, 1993/11

 被引用回数:1 パーセンタイル:18.76(Nuclear Science & Technology)

TMI-II事故を契機に、原子炉水位を直接計測できる加熱式2進コード化熱電対BICOTHを提案し、その試作試験とオランダ・ドデワード発電炉内での作動試験を行ってきた。その結果、BICOTHの優れた特性と炉内実用性が確認できた。また実用化にあたっての改良点およびデジタル/アナログのハイブリッド式信号処理による水位の連続測定の可能性を示すことができた。BICOTHによる水位測定の絶対確度はBICOTH内接点の幾何学的配置によって保証され、また水面付近でのBICOTH内温度分布を反映したアナログ出力によって高精度かつ連続的な水位計測が可能となる。その構造は金属シース多芯熱電対とよく似ており、単純且つ堅牢で耐高温高圧性に優れている。

論文

放射性ガスモニタの放射能直接測定に基づいた校正法

吉田 真; Wu, Y.*; 大井 義弘; 千田 徹

Radioisotopes, 42(8), p.452 - 460, 1993/08

放射能の直接測定法に基づいた放射性ガスモニタの校正法を検討した。校正において長軸比例計数管内拡散法により放射能の標準を与えた。ガスモニタ中の放射性ガスの既知量を比例計数管内に分取することにより放射性ガスの放射能濃度を決定した。放射性ガス中の酸素が計数効率を低下させるため、校正における影響を実験的に評価した。その影響は大きくなく、容易に補正することができた。また、本方法により、1.5lの有効体積を有する通気型電離箱について放射性ガス濃度と電離電流との関係を求めた結果、他の報告とも良い一致が得られた。

論文

マイクロカロリーメーターを用いた14MeV中性子による構造材中の核発熱直接測定

池田 裕二郎

放射線, 19(3), p.39 - 47, 1993/00

マイクロカロリーメーターを適用して14MeV中性子による核発熱率を直接測定する方法を開発した。原研FNSを用いて、核融合炉構成候補材、黒鉛、チタン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコン、ニオブ、モリブデン、錫、タングステン、SS316、炭酸リチウムを対象として、14MeV中性子核発熱を照射中の温度上昇率の測定により導出した。得られた結果をもとに実験解析を行い、JENDL-3等核データの核発熱率予測精度の検証を行った。本カロリーメータの温度変化率測定限界は10$$^{-5}$$K/sであり、これは中性子束が10$$^{9}$$/cm$$^{2}$$/s以上であれば十分な精度で直接的に核発熱の測定が可能であることを示す。本件では、これまでに行なった、実験及び解析についてレビューすると共に、今後の研究課題、動向について述べる。

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