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松木 信雄*; 佐々木 茂美
JAERI-M 91-155, 18 Pages, 1991/10
大型計算機を用いて各種形状の磁場中を運動する電子によるアンジュレーター放射光強度を数値計算し比較した。正弦波型磁場、三角波型磁場、矩形波型磁場、磁場強度分布の半値幅を狭くした形状の4種類の挿入光源について、電子エネルギー0.3GeV、磁場周期長80mm、周期数12の条件で軸上の放射光強度を計算した。それぞれの磁場強度については、アンジュレーター放射光の基本波の波長がK=1の正弦波型磁場挿入光源の基本波と一致する条件で比較した。いずれの磁場形状についても1次光には顕著な変化はなかったが、高次のアンジュレーター放射光には顕著な強度変化が見られた。正弦波型磁場からの放射光と比較して、5次光の強度は磁場形状が三角波型の場合1.5倍、矩形波型の場合0.6倍、磁場強度の半値幅を狭くすれば三角波型にくらべてより一層高調波光の強度増加が得られるという結果を得た。