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論文

原子炉構造体の経年変化の磁気的非破壊計測評価; 研究の現状

荒 克之*; 海老根 典也

電気学会マグネティックス研究会資料 (MAG-00-182), p.23 - 31, 2000/09

原子炉構造体の経年変化の非破壊計測評価の研究の現状を原研及び日本AEW学会の活動を中心にレビューした。原研では、原子炉圧力容器鋼の磁気的性質と機械的性質に良い相関があることに基づき、磁気問いかけ法が提案され、関連して圧力容器肉盛溶接部厚さ測定法、増分透磁率測定法が研究されている。また、日本AEM学会では、ラウンドロビン試験により、人工的に劣化させた鋼材のヒステリシス磁化特性、バルクハウゼン雑音測定などを行い、有効性を確認している。

論文

ヒシテリシス磁化曲線上の増分透磁率変化に基づく圧力容器鋼材の磁気・機械特性の評価

海老根 典也; 鈴木 雅秀; 荒 克之*

電気学会マグネティックス研究会資料 (MAG-00-195), p.45 - 48, 2000/09

原子炉圧力容器鋼の機械的特性の劣化を非破壊的に評価できる手法として、増分透磁率の変化曲線を用いる磁気的測定法の有効性を示すため実施した試験結果について報告する。直流のバイアス磁界を加えながら微小磁界を重畳させたトロイダル型試料鋼材の誘導電圧は増分透磁率とみなせ、これは、保磁力近傍で明瞭なピークを示し、ピーク間隔は、保磁力と非常によい相関がある。また保磁力と最大磁率はともに機械的特性ともよい相関がある。この結果に基づき、実用上有用な鋼板について非破壊計測を平面コイルと磁気ヨークを用いて実施した。その結果、本測定法は、試料鋼板の磁気特性及び機械的特性を反映することがわかり、有用な測定手法となると考えられる。

論文

平面コイルを用いた強磁性構造用鋼の材質変化の非破壊計測実験

海老根 典也; 荒 克之

電気学会マグネティックス研究会資料MAG-98-198, p.29 - 33, 1998/11

強磁性構造用鋼材の材質変化を磁気的に測定するために、平面コイルを用いた実験を行った。供試鋼材は、原子炉圧力容器用鋼(A533B)とマルテンサイト系ステンレス鋼(SUS410)である。1次・2次の構成とした平面コイルを、磁気ヨークの磁極直下に配置した。鋼材に磁気ヨークで直流バイアス磁界をかけながら、平面コイルの1次側で三角波の小さな磁界変動を与えた。その結果、平面コイルの2次側の出力電圧は鋼材の違いによる磁気特性変化を反映し、機械的特性と良い相関があることがわかった。この手法は、鋼材の材質変化の測定手法として応用できる可能性がある。

論文

原子炉圧力容器の経年劣化非破壊計測法の提案,その2

海老根 典也; 荒 克之

MAG-96-265, 0, p.11 - 24, 1996/12

筆者らは先に原子炉圧力容器の経年劣化を非破壊的に計測評価する方法として、「磁気問かけ法」を提案した。その可能性について、これまで、いくつかの実験と計算機シミュレーションを通して検討を進めてきた。これらの結果をふまえて、磁気問かけ法の妥当性と今後の研究課題を検討した。磁気問かけ法は圧力容器低合金鋼の保磁力を非破壊的に計測し、それより経年劣化(照射硬化・ぜい化)を評価するものである。そこで、圧力容器鋼材の磁気特性と機械特性の相関を調べた結果、保磁力および透磁率は機械的硬さおよび引張り強度との間に良い相関があることがわかった。また、圧力容器厚さ方向の保磁力分布計測にはサイズの異なる2つの磁気ヨークを用いることで計測できる可能性が確認された。肉盛り溶接部の厚さは、磁気問かけ法の実施過程で非破壊的に計測できることが計算機シミュレーション実験で確認できた。

論文

General expression for current transformer

柳田 謙一; 吉川 博; 水野 明彦; 鈴木 伸介; 掘 利彦*; 伊藤 雄一*; 横溝 英明

Japanese Journal of Applied Physics, 35(10), p.5530 - 5538, 1996/10

 被引用回数:3 パーセンタイル:20.79(Physics, Applied)

電流トランスは加速器のビーム電流モニタとして、しばしば使用される。電流トランスの出力解析は、通常、インダクタンスを実定数として扱われていた。本論文では複素数の周波数によって変化する関数として扱い、その結果複数のドループ現象や、コアロスによる出力低下現象を説明出来た。出力の低下は、トランスの1次と2次ループの結合度が小さい為に起こる。電流トランス出力の表現は2つあり、それぞれ、周波数領域のものと、時間領域のものである。それらは互いに、フーリエ変換及び逆変換の関係にある。そこでビーム電流をステップ関数とし、電流トランス出力の時間表現を解析的に得た。これは、ステップ関数のビーム電流を測定した場合、その出力を解析することにより、浮遊容量やコアの透磁率等のパラメータが得られることを意味する。

論文

原子炉圧力容器肉盛り溶接部厚さの非破壊測定法

荒 克之; 坂佐井 馨; 岸本 牧; 海老根 典也; 中島 伸也

MAG-94-24, p.43 - 52, 1994/03

原子炉圧力容器劣化を非破壊的に測定する方法として磁気問いかけ法(MIM)を提案したが、この方法においては圧力容器肉盛り溶接部の厚さを事前に知っておかなければならない。この厚さを非破壊的に測定する方法を提案し、その方法の有効性をシミュレーション計算により明らかにした。圧力容器に磁気ヨークを取りつけて磁化したときの磁気ヨーク近くの圧力容器表面磁界分布を測定する。その分布の中央値および半値巾を求めると、励磁電流で正規化した中央値および半値巾は、圧力容器の透磁率に無関係に、肉盛り溶接部の厚さによってのみ定まることがわかった。したがって、逆にこの正規化中央値または半値巾を測定することによって肉盛り溶接部の厚さを知ることができる。

報告書

Magnetic Characteristics of Ferromagnetic Stainless Steels SUS 403, SUS 410JI, TAF and SUS 405

荒 克之; 山田 政治; 角田 恒巳; 山岸 秀志

JAERI-M 86-181, 89 Pages, 1986/12

JAERI-M-86-181.pdf:3.64MB

炉内計測センサの開発に関して、マルテンサイト系ステンレス鋼SUS403,SUS410J1,TAF及びフェライト系ステンレス鋼SUS405の磁気特性を調べた。試料は焼入・焼戻し・低温焼なまし・完全焼なましの熱処理を施したものと、未処理(バ-ジン材)を用い、それぞれについて常温~800$$^{circ}$$Cの範囲で各種の有用と思われる時期特性(磁化特性・透磁率・逆磁歪・キュ-リ点など)を調べた。マルテンサイト系の材料は磁気的に半硬質な性質を示し、フェライト系は比較的軟質である。常温での飽和磁束密度は約15000ガウス、キュ-リ点は材料によって幾分異なるが、720~750$$^{circ}$$Cである。SUS403と405は逆磁歪も大きい。本報告書は、以上の結果をデ-タ集として纏めたもので、大型磁気装置の設計にも役立つと考える。

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