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渡辺 智; 橋本 和幸; 渡辺 茂樹; 飯田 靖彦*; 花岡 宏史*; 遠藤 啓吾*; 石岡 典子
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 303(1), p.935 - 940, 2015/01
被引用回数:16 パーセンタイル:75.78(Chemistry, Analytical)No-carrier-added Lu produced via the
Yb(n,
)
Yb
Lu process was separated from the macroscopic amounts of the Yb target using reversed-phase ion-pair liquid chromatography. To produce a highly purified
Lu solution capable of labeling antibodies, the metallic impurities were removed using cation, chelating ion, and anion exchange columns. After the elimination of metallic impurities, the concentrations of Ca, Fe, and Zn were reduced from 87, 340, and 77 ppb to 13, 18, and 9 ppb, respectively. Consequently, the labeling yield of the
Lu -labeled antibody increased from less than 5% to 88%.
三宅 景子*; 安田 智成*; 加藤 正史*; 市村 正也*; 畑山 智亮*; 大島 武
Materials Science Forum, 778-780, p.503 - 506, 2014/02
Photolytic hydrogen generation using sunlight is regarded as energy production technology for the next generation. One of the key of issues for this technology is a selection of materials for the photolysis. Silicon carbide (SiC) is expected as one of the candidate materials for this application. In this study, we measured carrier lifetimes in SiC by the microwave photoconductivity decay (PCD) method. In order to control carrier lifetime in SiC, some samples were irradiated with 160 keV-electrons with fluences between 1
10
and 1
10
/cm
. The values of carrier lifetime in SiC were compared to photocurrents in electrolytes which directly relate to the conversion efficiency of photolytic hydrogen generation. As a result, photocurrents depend on the sum of the depletion layer width and the diffusion length which was estimated from carrier lifetimes.
長瀬 賢三*; 森田 昇*; 渡部 昭義*; 浅尾 豊信*
JAERI-Tech 2005-052, 99 Pages, 2005/09
アルカリ金属水酸化物をドープしたアルミノケイ酸電解質上での水分子の電気分解において、ファラデー則を超える過剰の水素が生成することを見いだした。本現象は将来の低コスト水素製造具術として期待される。そこで、本現象の技術的成立性を評価し、解決すべき技術的課題を抽出するために、反応速度,反応機構の究明及び熱力学的考察を行った。その結果、水素が低温で、かつ効率的に発生するためには、無機高分子担体上での水分子による膨潤状態の出現と印可電圧及びアルカリ金属酸化物MOHの存在が不可欠な要件であることが判明した。また、本反応機構における最も可能性のある反応機構を考察した。
江坂 文孝; 渡部 和男; 小野寺 貴史; 田口 拓志; 間柄 正明; 臼田 重和
Spectrochimica Acta, Part B, 58(12), p.2145 - 2155, 2003/12
被引用回数:20 パーセンタイル:61.54(Spectroscopy)全反射蛍光X線分析法によるエアロゾル粒子の元素分析の感度向上のために、粒子の直接捕集及び分析のための直径25mmのシリコンウェハー試料台を作成した。その試料台を用いた際の元素の検出限界は、従来より用いられているガラス状炭素及び石英ガラス試料台よりも、X線散乱によるバックグラウンドを抑えられたことにより優れていた。このシリコンウェハー試料台を用いてエアロゾル試料(粒子径: 2.0
m, 0.3-2.0
m, 0.05-0.3
m)を1月から8月まで茨城で捕集し分析した。その際、セレンを内標準物質としてそれぞれの試料に加えた。結果として、ng/cm
-pg/cm
の濃度の粒子中の元素を検出することができた。実験結果から、K, V, Zn, Br, Pbの各元素は粒子径の小さい粒子に多く存在し、人為起源であることが推定された。一方、Ca, Ti, Feは、粒子径の大きな粒子に多く存在した。これは、土壌によるものと推定された。発表では、測定期間中の元素組成の変化についても議論する。
Fateh, B.; 石岡 典子; 渡辺 智; 久米 民和; 関根 俊明*
JAERI-Review 2003-033, TIARA Annual Report 2002, p.259 - 261, 2003/11
植物トレーサー実験用の臭素ポジトロン核種(Br)を製造するために、天然同位体組成ターゲットと同位体分離器を用いて、安価で純度の高い製造法を開発した。本法は、
Br(p,xn)反応で得たKr同位体から
Krだけを同位体分離し、
Krの
崩壊によって生成する
Brを高純度で回収する必要がある。そこで、ターゲットの選択及び調製, Krガスの回収法, 同位体分離条件, 分離後の化学分離条件の検討を行い、15%の回収率で
Brを得ることに成功した。
Dharmarasu, N.*; 山口 真史*; Khan, A.*; 高本 達也*; 大島 武; 伊藤 久義; 今泉 充*; 松田 純夫*
Solar Energy Materials and Solar Cells, 75(1-2), p.327 - 333, 2003/01
被引用回数:3 パーセンタイル:29.61(Energy & Fuels)多接合太陽電池のトップセルであるn/p接合InGaP構造に100keV陽子線を照射し、電気特性に及ぼす効果をC-V測定法及びDLTS法により調べた。n
/p接合InGaPは有機金属気相成長(MOCVD)法により作製し、陽子線照射は室温で1E12/cm
まで行った。キャリア濃度の照射量依存性よりキャリア濃度減少率を見積もったところ6.1E4cm
が得られた。また、DLTS測定の結果、照射により400K付近にピーク(H1)が発生することがわかった。キャリア濃度測定の結果と比較することで、H1ピークはキャリア捕獲中心として働くことが判明した。
中平 昌隆; 角舘 聡; 岡 潔; 武田 信和; 阿向 賢太郎*; 田口 浩*; 瀧口 裕司*; 多田 栄介; 柴沼 清; T.Burgess*; et al.
Fusion Technology, 34(3), p.1160 - 1164, 1998/11
国際熱核融合実験炉(ITER)では、炉内機器の保守は高い放射線のため遠隔操作で行う。特にブランケットとダイバータは高熱と粒子線によって損傷を受け、定期保守を必要とする。ブランケットは遠隔保守を考慮してモジュール化され、重量約4トン、要求設置精度は2mmである。この要求を満たすため、軌道走行式ビークル型マニピュレータの開発を進め、実規模のマニピュレータと軌道展開システムの製作を終了した。ダイバータはカセット構造であり、重量約25トン、据付精度は2mmである。これに対し、実規模のカセット炉内外搬送システムを開発した。本論文ではこれらの設計概要を示し、基本性能試験結果を述べる。
武田 信和; 阿向 賢太郎*; 瀧口 裕司*; 岡 潔; 角舘 聡; 多田 栄介; E.Martin*; C.Damiani*; G.Cerdan*
Fusion Technology 1998, 2, p.1099 - 1102, 1998/00
ITERにおいて、ダイバータは保守交換を容易にするために60個のカセットに分割されており、交換時には各種搬送機器によってホットセルに運搬され、そこで改修等が行われる。搬送機器は真空容器内部での運搬を担当する炉内搬送装置と真空容器外部での運搬を担当する炉外搬送装置とに大別される。ダイバータ保守のR&Dに関しては欧州と日本とで分担しているが、本件では、炉内搬送装置のうち日本国内チームが担当したものについて設計・製作・性能試験の結果を報告する。製作した炉内搬送装置に対して、実機のダイバータカセットの重量(25トン)及び外形(5m1m
2m)を模擬した模擬カセットを用いた搬送性能試験を実施した。その結果、カセットの最終的な設置精度が0.5mm以下であり、ITERにおいて要求される2mmの精度を満足していることなどが明らかになった。
武田 信和; 岡 潔; 阿向 賢太郎*; 瀧口 裕司*
J. Robot. Mechatron., 10(2), p.88 - 95, 1998/00
国際熱核融合実験炉(ITER)では、ダイバータは計画的に保守・交換を想定する機器に分類され、強度な放射線環境下にて約25トンの重量物を高い精度(2mm)で安定に取り扱う性能が要求される。このため、リフタを内蔵した台車式遠隔保守システムを新たに開発した。本件では、ITER工学R&Dの一環として主に日本チームが進めてきた中央カセット移動装置、隣接カセット移動装置、搬送用キャスク及び二重シール扇の技術開発の現状について報告する。
重田 典子; 松岡 弘充; 関根 俊明; 長 明彦; 小泉 光生; 冨吉 勝美*; 織内 昇*; 渡辺 直行*; 遠藤 啓吾*; Lambrecht, R. M.*
第4回TIARA研究発表会要旨集, p.70 - 71, 1995/06
前回、同研究発表会で我々は、No-Carrier-Added Reの製造技術開発を報告した。この実験では、原研高崎AVFサイクロトロンによる陽子ビームを利用して、
W(p,n)
Re反応を用いることにより、市販の原子炉照射では得られないNo-Carrier-Added
Reの製造が可能となった。そこで今回は、このNo-Carrier-Added
Reと原子炉での
Re(n,
)
Re反応で製造した
Reを用いて
Re-HEDPの合成を行い、合成後の経時、pH、濃度変化における標識率を測定し、両者の比較を行った。また、
Re-HEDPをラット、マウスに投与し、画像および生体内分布を測定したので報告する。
上沖 寛
Radioisotopes, 44(2), p.151 - 152, 1995/00
モノクロナール抗体の標識などに注目されている高比放射能のReを発生させる
Wの製造と
W-
Reジェネレータの開発状況についてレビューを行った。その結果について報告する。
Zhaoxin, L.*; 藤村 卓
Radiation Physics and Chemistry, 42(4-6), p.923 - 926, 1993/10
0C以下の低い温度における放射線重合反応を用いて作製した多孔性の高分子担体を用いて酵母を固定化した。多孔性の高分子担体を培養液中の酵母とともに振とうすることによって、酵母はまず担体の表面に付着し、次に担体内の孔を経由して増殖しながら担体の内部に進み固定化されたことが実験結果から推論された。高分子担体を作製する際の二種類のモノマーの構成比、モノマーの種類を変えて固定化酵母の活性と高分子担体の含水率との関係を調べた。高分子担体の含水率が90
95%程度のとき、固定化酵母は最も高い活性を示した。またこの最も高い活性を示す高分子担体の含水率はモノマーの種類によって異なることが分った。
L.Z.Xin*; M.Carenza*; 嘉悦 勲*; 熊倉 稔*; 吉田 勝; 藤村 卓
Radiation Physics and Chemistry, 40(6), p.579 - 584, 1992/00
低温放射線重合による機能材料の開発を目的として、多孔性の高分子ハイドロゲルを合成し、含水率測定、電子顕微鏡観察などを行い、さらにこのゲルを用いて固定化した酵母のエタノール生産性と、物理的性質との関係を調べた。高分子ハイドロゲルを滅菌後、酵母培養液中に投入し震とう培養した。酵母は担体表面に付着し、ハイドロゲル担体の孔を通って担体内部に、増殖しながら浸入し固定化された。酵母細胞が固定化される程度やエタノール生産性は、担体の親水性や多孔性が大となる程、高くなることがわかった。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Biotechnol.Bioeng., 29, p.171 - 175, 1987/00
放射線重合法を用いて固定化された酵母において、固定化に用いられた高分子担体の含水率が高い程、単位体積当りに固定化された酵母の数が多くなり、高い活性が得られた。これらの高分子担体は0C以下の低温における放射線重合によって作製された。この高い活性の原因として考えられる二つの可能性について議論した。本研究では、高分子担体の含水率とこの担体を用いて固定化した酵母の活性を論じた。この含水率と活性の関係の研究は、一般的な微生物の固定化において、固定化用担体の化学的・物理的構造を設計するのに、きわめて有用である。
藤村 卓; 嘉悦 勲
Zeitschrift fr Naturforschung, C, 40, p.576 - 579, 1985/00
放射線重合法で固定化された酵母において、固定化に用いられた高分子担体の分子運動性が高い程、単位体積当りに固定化された酵母の数が多くなり、高い活性が得られた。これらの高分子担体は0C以下の低温における放射線重合によって作製された。膨潤状態における高分子担体の分子運動性をNMRスペクトルの線巾によって評価した。高い活性の原因について議論した。本研究では高分子担体の分子運動性と、この担体を用いて固定化した酵母の活性を論じた。この研究は一般の微生物の固定化において、固定化担体の化学的、物理的構造を検討するのに、きわめて有用である。
佐伯 正克; 平林 孝圀
Radioisotopes, 33(11), p.775 - 779, 1984/00
37GBq(1Ci)の無担体トリチウムガスを封入したパイレックスガラス内表面に吸着したトリチウムの脱離挙動を、フッ酸エッチング法及び等速昇加熱法で調べた。内表面には封入量の約10%に当る(3.90.7)GBqのトリチウムが吸着していた。吸着したトリチウムは、水素状(HT,T
)としてより、水(T
O,HTO)化学形で脱離する成分の方が約1桁多かった。水成分の脱離速度は、アンプル全体では35KBq/minに達した。使用済アンプルの処理法を前もって良く考慮しておくことが必要であろう。
藤村 卓; 嘉悦 勲
JAERI-M 82-063, 10 Pages, 1982/06
放射線重合法を2回用いて酵母の固定化を行なった。まず、ガラス化性モノマーを用い、低温放射線重合法によって、種々のモノマー組成の多孔性の高分子担体を作製した。この高分子担体と酵母培養液とを24時間程度共に好気的に培養することにより、酵母を担体表面にしみ込ませた。次に低濃度のモノマーを担体にしみ込ませ、放射線重合により酵母を固定化した。固定化した酵母のエタノール生産能力の最大値は、固定化物と同様に好気的に培養することによって増殖させた、固定化しない酵母の生産能力の最大値の約10倍に達した。固定化酵母の高い活性は480時間以上にわたって持続した。これらのことから、固定化酵母を好気的に培養することによって固定化物の内部で酵母が増殖し、長時間活性が維持されることが明らかとなった。
藤村 卓; 嘉悦 勲
JAERI-M 9794, 14 Pages, 1981/11
酵母の固定化に高分子の放射線による重合法を応用した。この放射線重合法に必要な酵母に対する照射の効果、冷却の効果、放射線重合性モノマーの効果を調べ、これらの効果が、作用を受けた酵母を好気的に培養することによって、完全に回復し得ることを見い出した。固定化した酵母のエタノール生産能力は、固定化物を好気的に培養する時間の増大と共に増大した。このことから、固定化酵母を好気的に培養することによって、固定化物内部で酵母が増殖することが明らかとなった。固定化増殖酵母におけるエタノール生産能力の最大値は、固定化物と同様に好気的に培養することによって増殖させた。固定化しない酵母の生産能力の約3倍に達した。
佐藤 忠
Radiochem.Radioanal.Lett., 27(1), p.21 - 25, 1976/01
ポリエチレン表面への無担体イットリウムー90の吸着における表面処理の効果が、溶液のPH4及10で研究された。表面処理の効果は溶液のPHが4の時著しく、クロム酸混液処理、ガスバーナーによる半溶融は吸着量を増加させるが、塩酸処理は吸着量を減少させる。溶液のPHが10の時は、これらの効果は顕著でない。
市川 富士夫
Radiochimica Acta, 22(1-2), P. 59, 1975/02
ガラスおよびポリエチレンの表面に吸着した無担体のEu-155を吸着液と同一組成のEuをふくまない溶液で脱着させると、脱着速度は2項の指数凾数の和で近似的に表現される。脱着の速いフラクションは低いpHからの吸着になくイオン性の吸着によるものと思われる。脱着のおそい部分は、イオン性吸着の後に吸着材との相互作用により脱着し難くなった場合と、高いpHからのコロイド吸着の場合とが考えられる。