Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
藤井 実; 浅井 清
JAERI-M 9605, 47 Pages, 1981/08
計算機の最適取替間隔を求めるモデルを考案した。これは、計算需要、計算機性能、計算機価格などの傾向が既知(入力)のとき、計算機の取替を何年で行うのが最も経済的かを示す。4つのモデルを示した。モデル1は、計算機の能力を中央演算処理装置(CPU)で代表させ、次の取替時までの計算需要を今取替後の計算機で完全に処理するモデルである。モデル2は、計算機の能力をCPUで代表させ、次の取替時までの計算需要を今取替後の計算機で完全に処理しなくてもよいモデルで、超過(潜在)需要を許すモデルである。この場合、超過需要の処理は外注するため割高とする。モデル3,4は、主記憶装置(MEM)、入出力装置(I/O)も考慮に入れたモデルである。筆者らの計算センタにおける計算需要、最近の計算機に対するGrosch(グロッシュ)の法則の適合性、計算機取替にかかる費用などについても述べた。
藤井 実; 浅井 清
JAERI-M 8976, 50 Pages, 1980/08
FACOM 230-75計算機システムについて行った以下の性能評価事例について記す。(1)TSS端末の費用効果、(2)端末応答時間悪化の原因分析、(3)バッチ処理のスループット悪化の原因分析、(4)計算機利用の潜在需要推定、(5)カード・リーダ、ライン・プリンタの機器台数の見直し。これらは、計算機運用管理者としての立場から行われた性能評価事例であり、適用された手法は実務的なものである。本報告書は、計算センター運用にたずさわる人々に役立つものと思われる。
藤井 実; 浅井 清
JAERI-M 8626, 40 Pages, 1979/12
磁気ディスク、大容量記憶装置(MSS)、磁気テープの3種の記憶媒体を用いた、簡素で効果的なファイル管理システムとその設計に必要な一連の手法を提案する。筆者らは、ユーザ・ファイルについて、(1)ファイル分布、ファイル連続参照特性が人間の記憶モデルにおける記憶保存関数で非常に良く近似できることを示し、記憶保存分布密度関数を新しく定義した。(2)磁気ディスク、MSS、磁気テープの損益分岐ラインの一計算方式を示した。(3)ファイル需要を損益分岐ラインによって各記憶媒体に振分ける等、ファイル管理システムにおける最適装置構成を決定する一手法を示した。(4)ファイル管理の階層化、在庫管理を応用した空き領域管理方式、損益分岐ラインを使ったファイル移動制御等を採用した、簡素で実用的、効果的なファイル自動管理の一方式を提案した。
藤井 実
JAERI-M 7424, 43 Pages, 1977/12
原研計算センターにおける磁気ディスク対磁気テープの費用効果比を判定する損益分岐ラインを作成したので、その算出法、結果、及びこの損益分岐ラインを使用したユーザ・ファイルの管理法を示す。この損益分岐ラインは計算機で使用するファイルをその大きさと参照頻度を基準として、磁気ディスクにおいて使用した方が経済的に有利か磁気テープにおいて使用した方が経済的に有利かを示すものである。検討した項目は、ディスク装置費、ディスク・バックアップ費、テープ費、磁気テープ装置費、計算機システム余分使用費、ユーザの仕事遅れ損失費等である。