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柳澤 和章; 藤城 俊夫; 小林 晋昇; 堀木 欧一郎; 曽山 和彦; 市川 博喜; 古平 恒夫; 山原 武
Proc. of the 3rd Asian Symp. on Research Reactor, p.391 - 398, 1991/00
試験研究炉に於けるシリサイド燃料使用の機運は高まっており、その為過渡及び事故時における安全性に関しては、最近重大な関心が注がれている。原研NSRRにて、未照射低濃縮ウラニウム(19.89/
)シリサイド小型板状燃料を用い、154cal/g・fuelまでの発熱量を与える実験を実施した。その結果、燃料板には970
Cの過渡温度変化が観察された。炉内データ及びパルス後の照射後試験より、以下の事柄が明らかになった。(1)燃料板温度が400
C以下では、寸法安定性が維持され、燃料板は非破損であった。(2)400
C以上では燃料板変形が進み、Al-3%Mg被覆材の溶融点を越えた640
Cでは、曲がり(最大7mm)、溶融、リロケーション(いずれも被覆材)、芯材の露出が観察され、大きな損傷に至った。(3)970
Cまでの過渡温度にあっても損傷燃料板からの機械的エネルギー発生等はなかった。