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井沢 三千代; 神白 唯詩; 成井 惠子
ドクメンテーション研究, 34(12), p.541 - 546, 1984/00
1981年作成のINIS(国際原子力情報システム)データベースに、日本人著者名がどのように記述されているか、原論文ではどのように表示されているかを、日本入力、外国入力の双方について調査し、比較検討した。その結果にもとづいて、日本人著者名の識別性を高めるための考察を行なった。
楢本 みよ子; 羽原 正
日本原子力学会誌, 25(8), p.621 - 625, 1983/00
プラズマ・核融合分野における研究論文の生産と流通に関して、INISデータベース1976~80年の5年分約35万件を対象として調査した。この結果、同分野の論文総生産数として21,010件を得るとともに論文生産における国別割合ではアメリカ(49%)ソ連(11%)日本(9%)以下西ドイツ、フランス、イギリスといった欧州諸国が続き、これらの国までで84%を占めるという“米ソ日欧$中$心の研究開発状況が裏付けられた。そしてこれら生産数は、からなずしも発行数と比例しないことが明らかとなった。資料形態別割合は雑誌(48%)レポート(43%)図書(9%)となり、これはINISデータベース全体の資料形態と比べるとレポートの割合が高いことがわかった。また、この分野の収録雑誌、レポートコード、関連する会議などについても調査した。
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 32(8), p.375 - 382, 1982/00
原研で行なっているバッチ方式のINIS RS'サービスの稼動状況を報告するものである。最初に、INISデータベースと検索システムについて簡単に紹介する。次に、約2年間に処理した322件の検索プロファイルの特徴を明らかにするために調査した以下の事項について報告する。すなわち、1)予備検索の実施割合、2)重み検索の実施状況、3)各プロファイルの検索語使用個数の分布と検索項目の使用頻度、4)検索適合率、5)検索語数と理論積次数との相関関係および、6)出力件数の分布状況などである。集計は所内処理分と所外分とに分けて行ない、両者の相異点が明らかになるよう配慮した。
神白 唯詩; 羽原 正
月刊マイクロ写真, 20(9), p.25 - 33, 1981/00
INISのマイクロフィッシュ利用は、米国原子力委員会のマイクロ写真化計画をモデルとしたもので非市販資料をその対象にしている。INISは草創時代から原本の質の問題、複製フィルムの変更、NMA規格の導入、98コマ・マイクロフィッシュの採用など、積極的に課題に取り組み、作成・配布システムを確立しようとしている。ここでは、10年間を経過したINISにおけるマイクロフィッシュ利用の変遷と現状について、日本の対応をおりこみながら述べた。
成井 惠子; 井沢 三千代; 楢本 みよ子; 神白 唯詩
情報科学技術研究集会発表論文集, 17, p.41 - 49, 1980/00
INIS入力データ1,000件の本文ほか数項目の英語表記を調査した。雑誌論文では、本文38%、抄録20%、索引語27%、標題88%、個人著者90%、所属機関79%の英語表記率であり、英語表記の完全な論文は25%、索引語以外は英語表記のあるもの68%であった。本文と5項目のアクセス要素の英語表記率との対応では、民間企業、出版社刊行の論文にはアクセス要素優先の傾向、大学、官公庁刊行の論文には本文優先の傾向、学協会刊行の論文には、両面での努力がみられた。一方、原子力レポートの表記率は、本文46%、抄録83%、索引語53%、標題88%、個人著者86%、団体著者97%、所属機関85%であった。
小池 邦雄; 羽原 正; 成井 惠子
月刊マイクロ写真, 18(9), p.28 - 31, 1979/00
1971年秋以来、INISへマスター・フィッシュの送付を行なってきた。この間、作成上の種々の課題解決を計ってきた。1978年INISから指示のあったNMA規格に適合したカッティング・マークについては、日本においてその付与経験がなかったため、その方法を調査した。その結果、撮影時にフィルム面に露光してマークを付与するカメラを作成することとした。作成には時間を要するので、経過処置として油性黒マジックによるマークの付与法を採った。その間カメラ自体の改造についてメーカーに協力し、今回その完成により、NMAの規格に適合したマークを自動的に付与することができた。ここで、その作業経過を述べる。
小松原 康敏
情報管理, 22(9), p.700 - 709, 1979/00
検索式を確定する過程で行なわれる予備検索結果に対する検索依頼者の判定を、電算機システムにフィードバックして計算された索引語重み値を本検索に使用することによって、適合率を高めることが可能な情報検索システムを説明する。この手法は、重みしきい値を設定するだけで適合率を向上させることができるので、検索語および検索式の修正作業が軽減されることを実際の検索式を例に述べる。また、索引語重み検索方式と検索語重み方式の特質の比較結果と、索引語重み検索方式を実用規模の検索システムに組み込む際の問題点を指摘する。
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 25(4), p.157 - 165, 1975/04
計算機にインプットされた文字型データに軽微なエラーが含まれている場合、入力データと辞書ファイルとをマッチングすることにより正しいスペクトルに自動的に修正する実験プログラムを作成した。作成したプログラムが想定した機能を有することを実証するために、INISで実際に使用されているデスクリプターを例に小規模なテストを行なった。このプログラムでの修正法ならびに実験方法、実験結果を中心に解説し、あわせて、INISの実例についても考察を加えた。
小松原 康敏
ドクメンテーション研究, 23(9), p.287 - 293, 1973/09
一般に、主題インデクシングはもっともspecificに、検索に当っては再現性を高めるためによりgenericなディスクリプターによる検索が可能であることが望まれる。そのためINIS磁気テープでは、インデクサーが付与したディスクリプターに、それぞれのワードブロックにおけるgenericなタームを計算機が自動的に付加(up-post)している。これらインデクシングされた各文献のディスクリプター数、計算機によって付加されたターム数、主題分割(split)数を計算機でカウントし、分類別、各国別に集計しインデクシングの特徴を調査した。
海老沼 幸夫
JAERI-M 5379, 24 Pages, 1973/08
昭和46年度および47年度の2ヵ年にわたる、INIS自体ならびに日本の対INISナショナル・センターである原研の活動状況をまとめている。INIS計画自体は、そのインプット対象が1972年1月から最終主題範囲、全資料形態に一挙に拡大されるとともに、分類やシソーラスにかなりの変更が行なわれ、試行段階から本格的な段階に入った。国内のインプット体制もこれに対応して着実に進展したほか、INISの利用もー部進められた。
古谷 実
科学技術文献サービス, (35), p.1 - 8, 1973/00
国際原子力情報システムは1970年に発足していて以来3年を経て、本格的な活動期にはいろうとしている。システムのインプット体制に関する日本の場合、インデクシング、目録、マイクロフィッシェ等を中心としてINISの機能を説明し、NSAとの競合の問題についても触れた。国際的な協力の成否が同システムの鍵であり、国内においても関連各機関の強調が不可欠である。