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上島 豊
第8回ビジュアリゼーション・カンファレンス論文集(CD-ROM), 12 Pages, 2002/10
特殊相対性理論はアインシュタインが発見したことで有名である。それは、超高強度レーザーと物質の相互作用に関する我々の研究において最も重要な理論の1つである。その理論の名前はよく知られているが、その世界を理解することは非常に難しい。それゆえ、相対性理論の世界を体験するためのソフトウェアをOPENGL Scene GraphというOPEN SOURCEのライブラリを用いて開発した。このソフトウェアは、通常の表示方式の他に偏光フィルター方式の簡易バーチャルリアリティー表示モードにも対応している。このソフトウェアを使うと相対論効果による視野のひずみ現象やドップラーシフトなどを体験することができる。これらの相対論的現象は、グラフや式では理解することが難しい。このソフトウェアと簡易バーチャルリアリティー装置を使い、いしかわe-サイエンス2002と原研木津サイエンスキャンプ2002のほか多くの原研木津地区の見学者に対して特殊相対性理論の世界を紹介し、多くの人に興味を持っていただいた。
浅井 雅人; 塚田 和明; 廣瀬 健太郎; 豊嶋 厚史; 富塚 知博; Chiera, N. M.; 伊藤 由太; 牧井 宏之; 永目 諭一郎; 西尾 勝久; et al.
no journal, ,
原子力機構タンデム加速器施設において、中性子過剰重アクチノイド核Fm,
Fm,
Lrの自発核分裂を測定した。
Fmと
Fmは、
Oビームと半減期276日の非常に稀少な
Es標的を用いた多核子移行反応で合成した。核反応生成物はオンライン同位体分離装置(ISOL)で質量分離した。典型的な質量非対称な核分裂から非常にシャープな質量対称分裂への遷移が、
Fmと
Fmの間で明瞭に観測された。一方、
Lrの自発核分裂では、3種類の異なる核分裂モードが混在していることが明らかになった。
浅井 雅人; 塚田 和明; 廣瀬 健太郎; 豊嶋 厚史*; 富塚 知博*; Chiera, N. M.*; 伊藤 由太; 牧井 宏之; 永目 諭一郎*; 西尾 勝久; et al.
no journal, ,
中性子過剰フェルミウム及びローレンシウム同位体の自発核分裂について研究した。中性子過剰フェルミウム同位体は、Es標的に原子力機構タンデム加速器からの
Oビームを照射して合成し、中性子過剰ローレンシウム同位体は
Cm標的に
Nビームを照射して合成した。核反応生成物をオンライン同位体分離装置ISOLを用いて同位体分離することで、他の核種の混入がない高精度の核分裂片測定を可能にした。得られた核分裂片の質量分布と全運動エネルギー分布から、この領域の原子核の核分裂で特徴的に見られる対称分裂と非対称分裂の競合に関する新しい知見を得た。
浅井 雅人
no journal, ,
中性子過剰超フェルミウム核の対称核分裂に関する新しい実験結果について報告する。これらの原子核はEs標的を用いた多核子移行反応で合成し、生成した原子核はガスジェット結合型オンライン同位体分離装置で質量分離した。シリコン検出器を用いてこれらの原子核の自発核分裂片を測定し、核分裂片の質量と全運動エネルギー分布を精密に導出した。中性子過剰超フェルミウム核の対称核分裂の詳細について本実験研結果を基に議論する。
矢板 毅; 鈴木 伸一; 小林 徹; 塩飽 秀啓; 土井 玲祐; 山上 浩志; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 浅井 雅人
no journal, ,
3価アクチノイドのイオン半径においては、原子番号の順に徐々にその大きさが徐々に収縮するというアクチノイド収縮が観察できる。さらに、水和原子間距離においては、ランタノイドの経験を踏まえると、このイオン半径の収縮加え、水和数の減少に伴う原子間距離の不連続的な縮小現象であるBreaking Pointが観察されることが期待される。しかしながら、これまでの3価アクチノイドの水和研究においては、CfまでにおいてそのBreaking Pointは報告されていない。本研究では、グラムオーダーを下回るEsについて、極微量の元素が検出、測定・解析できる状態のスペクトルの取得が可能なレベルまでファインチューンしたSPring-8 JAEA専用ビームラインBL22XUにおいて水溶液中における99番元素Esを世界で初めて測定し、その水和構造について明らかにしたので報告する。
浅井 雅人
no journal, ,
Neutron-rich Fm and transfermium nuclei can only be produced through multinucleon transfer reactions with an Es target. Because of difficulties in production of large amount of
Es nuclei and its short half-life of 276 days, experimental studies on the neutron-rich Fm and transfermium nuclei have been scarcely performed. We have conducted the spontaneous fission measurements for neutron-rich Fm, Md, and Lr nuclei using the JAEA Tandem Accelerator and the on-line isotope separator (JAEA-ISOL). The physics interests in fission properties and nuclear structure of neutron-rich Fm and transfermium nuclei as well as our experimental results will be introduced.
浅井 雅人
no journal, ,
Fm,
Fm,
Md,
Lrの自発核分裂に伴う核分裂片の質量分布および全運動エネルギー分布(TKE)を精密に測定した。これらの原子核は、原子力機構タンデム加速器施設において、
Oビームと
Es標的を用いた多核子移行反応及び重イオン核融合-粒子蒸発反応
Cm(
N,4n)
Lrにより合成した。核反応生成物はオンライン同位体分離装置ISOLを用いて質量分離し、4組のシリコン半導体検出器を用いて2つの核分裂片の運動エネルギーを同時計数測定した。実験の結果、この中性子過剰フェルミウム核領域では、TKEの高い対称核分裂、TKEの低い対称核分裂、非対称核分裂の3つのタイプの核分裂が競合又は混在することを明らかにした。
浅井 雅人
no journal, ,
中性子過剰フェルミウム核及び超フェルミウム核の自発核分裂における核分裂片の質量-全運動エネルギー(TKE)分布を精密に測定した。質量対称分裂を示す3つの原子核Fm,
Md,
Lrについて質量-TKE分布を測定したところ、これらの原子核の対称核分裂では異なるメカニズムを持つ3種類の核分裂成分 -TKEの高い対称核分裂、TKEの低い対称核分裂、非対称核分裂- が混合していることを明らかにした。
浅井 雅人; 石橋 優一*; 塚田 和明; 佐藤 哲也; 青木 涼太*; 伊藤 由太; 内馬場 優太*; Orlandi, R.; Gong, G.-M.*; 洲嵜 ふみ; et al.
no journal, ,
中性子過剰フェルミウム領域核の特異な核分裂メカニズムの解明を目的として、Mdの自発核分裂片の質量-全運動エネルギー(TKE)分布を精度良く測定した。
Mdは
Es標的に
Oビームを照射して合成し、オンライン同位体分離装置ISOLを用いて分離、測定した。観測された質量-TKE分布から
Mdの自発核分裂における核分裂メカニズムを議論する。
浅井 雅人
no journal, ,
中性子過剰超フェルミウム原子核の対称核分裂の性質を調べるため、Fm,
Md,
Lrの自発核分裂片を測定した。これらの原子核は、原子力機構タンデム加速器施設において、
Oビームと
Es標的を用いた多核子移行反応及び重イオン核融合-粒子蒸発反応
Cm(
N,4n)
Lrにより合成した。核反応生成物はオンライン同位体分離装置ISOLを用いて質量分離し、4組のシリコン半導体検出器を用いて2つの核分裂片の運動エネルギーを同時計数測定した。得られた核分裂片の質量分布と全運動エネルギー分布から、中性子過剰超フェルミウム原子核における対称核分裂の詳しい性質を明らかにした。