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平野 雅司
JAERI-M 9765, 52 Pages, 1981/10
LOFT計画における出力上昇実験シリーズ(シリーズL2)のL2-3実験の一貫解析を、THYDE-Pコードを用いて行った。L2-3実験の目的は、最大線出力密度 39.4kw/mにおける炉心の熱水力学的挙動、および燃料被覆管表面の熱機械学的挙動を同定する事にあった。THYDE-Pコードは、加圧水型軽水炉の冷却材喪失事故の、ブローダウン、および再冠水過程を、手法やモデルの変更なしに一貫して解析する計算コードであり、現在、検証計算、および修正を行っている。本解析は最適評価オプションを用い、サンプル計算Run40として行ったものであり、一連のTHYDE-Pサンプル計算の一部を成すものである。計算は,実験開始後から炉心が完全に未飽和水下に没するまで(約60秒)行った。計算された燃料被覆管表面温度の挙動は、実験値と良い一致を示した。