Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
久米 民和; 青木 章平; 伊藤 均; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*
日本食品工業学会誌, 22(12), p.577 - 581, 1975/12
203030cmのpackageにウィンナーソーセージを詰めて(平均密度0.27g/cm)、線を照射したときのpackage内の吸収線量分布を鉄線量計およびPMMAを用いて測定し、package irradiationにより大量の試料を均一に照射するための諸条件の検討を行なった。線源と平行方向における吸収線量は線源の中心線付近ではほぼ均一であった。線量率510R/hrの位置における高さ方向のDmax/Dminは1.10であり、空間のDmax/Dmin1.11とほぼ一致した。この結果から高さ方向の線量不均一性には空間の線量分布がそのまま影響していると考えられるので、線源の比放射能分布や高さをかえるあるいはpackageの高さを低くすることにより高さ方向の線量不均一性を小さくすることができると考えられた。深さ方向に関しては大線源を用いて低線量率で照射することにより均一性をよくすることができ、140,000Ciの線源を用いて1.710R/hrの位置で反転照射した場合、Dmax/Dmin1.13すなわち6%程度の線量均一度で照射可能であった。
久米 民和; 青木 章平; 伊藤 均; 渡辺 宏; 佐藤 友太郎*
JAERI-M 5787, 11 Pages, 1974/07
Packageにウィンナーソーセージを詰めて、0.5Mradの線照射を行なう場合の吸収線量分布鉄線量計およびPMMAを用いて測定しPackage Irradiationにおける大量の試料の照射条件の確立および均一に照射するための諸条件の検討を行なった。この結果安全性試験用試料の照射は線量率510/hrの位置で線源両側に103030cmのPackageを計8箱並べ、30分反転照射することとし、線量均一性は1.26であった。また203030cmのPackageを用いて均一照射方法の検討を行なった結果、線源と平行方向にバラツキは認められず、高さ方向では空間の高さ方向の線量分布がそのまま影響していたので、線源の組方をかえることにより高さ方向の吸収線量のバラツキを小さくすることができると考えられた。深さ方向に関してはなるべく大線源を用いて低線量率で照射することにより均一性をよくすることができ、140000Ciの線源を用いて1.710/hrの位置で照射した場合、7%程度のバラツキで照射することが可能であった。