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匂坂 明人*; 永島 圭介; 山極 満; 的場 徹; 宅間 宏*
Journal of the Physical Society of Japan, 68(4), p.1221 - 1227, 1999/04
被引用回数:2 パーセンタイル:25.96(Physics, Multidisciplinary)高強度極短パルスレーザーを用いた光電界電離(OFI)による再結合型X線レーザーの場合、生成される電子のエネルギー分布は非マクスウェル分布となる。そのため、加熱機構を含む分布関数の時間変化を計算し、X線レーザーの反転分布生成に与える影響を定量的に評価する必要がある。本研究では、水素様ヘリウムに注目し利得の計算を行った。電子の分布関数については、電子-電子衝突による緩和過程を取り入れフォッカー・プランク方程式により計算した。この結果、緩和過程の影響が大きく、非マクスウェル性が抑制されてしまうことがわかった。しかしながら、入力レーザーのパルス幅を短くしていくことで(~10fs)最大12cmの利得を得られることが示され、X線レーザーの発振の可能性が期待される。
小幡 行雄; 佐々木 健
Journal of the Physical Society of Japan, 42(1), p.36 - 42, 1977/01
被引用回数:1トリヤ(ThO)中のU
イオンのようにXY
型クラスター中の配位f
をもつイオンのスピン格子緩和時間の計算を行なった。 この論理計算によって次のことが予測される。1)直接過程では、単磁気量子遷移過程を復磁気量子遷移過程の緩和過程への寄与の比は一定で1:7.4になる。2)ラマン過程による緩和時間は温度が上ると急速に短くなるので、電子スピン共鳴は液体水素温度と液体窒素温度の中間で巾が極端に広くなり観測にかつらなくなる。3)トリヤでは結晶場による準位の分裂が最大デバイフオノンのエネルギーより大きいので、オーバック緩和過程は存在せず、直接過程とラマン過程の二つを考えればよい。 低温における緩和時間の測定実験が待望される。