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石井 保行; 磯矢 彰*; 小嶋 拓治
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 210, p.70 - 74, 2003/09
被引用回数:13 パーセンタイル:63.62(Instruments & Instrumentation)新しいイオンマイクロビーム形成方法として、加速電極の持つビームの加速集束を同時に行える性質を積極的に利用した加速レンズを直列二段に配置したレンズ系及び、デュオプラズマトロンタイプの特殊イオン源とを組み合わせることでサブミクロンビームの形成を行う方法を1991年に提案した。この方法の有効性を実証するため、テスト装置を原研に設置し、様々な改良を行ってきた。この間の研究開発により、イオン源からレンズ系へ入射するイオンビームの入射条件がマイクロビーム形成に大きく依存していることを明らかにし、これを基にビーム入射条件の最適化を行うことで、最近40keV程度の
ビームにより0.1
m級のビーム径の形成を可能とした。発表では本装置のデュオプラズマトロンタイプのイオン源、初期加速システム、加速レンズシステム及びマイクロビーム径測定装置について概要を示し、本装置の性能を左右するイオン源からレンズ系への入射方式、及びイオンビーム径測定結果について報告する。
浅山 泰; 川上 朋広*
JNC TN9450 2000-002, 335 Pages, 1999/10
本報告書は、これまでに取得してきたSUS304鋼溶接部に対する材料試験データをまとめたものである記載したデータ点数は以下の通りである・引張試験 71点(照射有 39 無 32)・クリープ試験 77点(照射有 20 無 57)・疲労試験 50点(照射有 0)・クリープ疲労試験 14点(照射有 0)本データ集は「FBR構造材料データ処理システム(SMAT)」の帳票出力したものである。
浅山 泰; 川上 朋広*
JNC TN9450 2000-001, 1370 Pages, 1999/10
本報告書は、これまでに取得してきたSUS304鋼に対する材料試験データをまとめたものである記載したデータ点数は以下の通りである・引張試験 738点(照射有 250 無 488)・クリープ試験 434点(照射有 89 無 345)・疲労試験 612点(照射有 60 無 552)・クリープ疲労試験 200点(照射有 40 無 160)本データ集は「FBR構造材料データ処理システム(SMAT)」の帳票出力したものである。
伊与久 達夫; 二川 正敏; 白井 浩*; 塩沢 周策; 石原 正博; 多喜川 昇*
Proc. of the 12th Int. Conf. on Structural Mechanics in Reactor Technology,Vol. K; SMiRT 12, p.97 - 102, 1993/00
高温工学試験研究炉(HTTR)の黒鉛構造物は、耐震解析上、炉心黒鉛ブロックと炉床部黒鉛構造物を個別に扱っている。本論文は、その相互連成効果を振動試験及び解析により検討した結果をまとめたものである。得られた主要な結果は以下のとおりである。(1)炉心黒鉛ブロックの最大応答値は、炉床部構造を連成させることにより、単独で得られる値よりも減少することが分かった。(2)炉床部構造に用いているキー構造に作用する衝突力は、炉心黒鉛ブロックの影響を受けないことが分かった。(3)サポートポストに作用する垂直荷重は、搭載重量が増加するに従い、動的荷重集中係数C値は減少する。
加藤 章一; 青木 昌典; 佐藤 勝美*; 鈴木 高一*; 小林 裕勝*; 矢口 勝己*; 吉田 英一
PNC TN9450 91-008, 38 Pages, 1991/09
本報告は,高温構造材料設計 材料強度基準および高温強度特性評価法の高度化に供することを目的に,FBR大型炉用構造材料として適用が予定されている高速炉構造用SUS316(316FR)について,材料開発室の研究開発計画に基づいた試験で取得した引張特性データをまとめたものである。今回報告する試験内容は,(1)材 料 :高速炉構造用SUS316(母材) 1・板 B7ヒート 50mmt1000mm
1000mm 2・板 B8ヒート 40mmt
1000mm
1000mm 3・板 B9ヒート 25mmt
1000mm
1000mm(2)試験温度 :RT
750度C(3)試験方法 :JIS G 0567 「鉄鋼材料および耐熱合金の高温引張試験方法」 およびN241 79-32「FBR 金属材料試験実施要領書」に準拠(4)データ点数:64点 なお,材料特性は,「FBR構造材料データ処理システム SMAT」のデータ様式に従い作成したものである。
古川 勝敏; 大野 新一
JAERI-M 85-110, 44 Pages, 1985/08
放射線損傷における化学効果の研究を推進させるために、東海研究所化学部固体化学研究室において、種々のイオンを0-100kV範囲に加速できる低エネルギーイオン照射装置を設置した。本報告書は、装置の設置計画、構成、性能、運転試験結果および附属測定装置の概要を説明するものである。
西田 雄彦; 中原 康明
JAERI-M 84-154, 43 Pages, 1984/09
加速器からの高エネルギー荷電粒子によってターゲット内に発生する多量の中性子は、核燃料の生産や放射性廃棄物の消滅処理などへの利用が考えられる。原研においても、シュミレーション・コードNMTC/JAERIを用いて、この研究が進められて来たが、今回は、その出力データ処理編集コードNMTAに、いくつかのサブルーチンを作成・追加して、発熱総量や発熱密度分布、残留核の平均励起エネルギー、消滅核種数などを計算できるようにした。また、鉛や天然ウラン、溶融塩のターゲット中での発熱量に関する予備解析を、入射粒子のエネルギーや種類、ビーム半径、ターゲット物質やそのサイズを変えて行った。本報告では、新しい計算ルーチンの解説を行うと共に、計算結果のまとめと検討を行う。
岩村 公道; 黒柳 利之
JAERI 1290, 42 Pages, 1984/03
軽水炉の出力ー冷却不整合(PCM)時の燃料棒の熱的挙動を調べる研究の一環として、一様電気加熱テスト部を用いた流量低下バーンアウト実験を実施した。本研究により以下の知見が得られた。(1)流速減少率が増大してあるしきい値を越えると、バーンアウト発生時入口質量速度は定常時よりも減少し、系圧力が高くなると過度効果は小さくなった。(2)系圧力が2MPa以上の場合、流速減少率が20%/sec以下だは局所バーンアウト質量速度は定常値に一致した。(3)流速減少率が増大すると、局所バーンアウト質量速度は高圧では定常値よりも大きくなり、1MPa以下の低圧」では逆に小さくなった。(4)局所バーンアウト質量速度と定常値との比を蒸気と水の密度比および流速減少率の関数として表示する導出した。本式はCumoの実験結果をかなり良く予測した。
岩村 公道; 黒柳 利之
Journal of Nuclear Science and Technology, 19(6), p.438 - 448, 1982/00
被引用回数:9 パーセンタイル:68.51(Nuclear Science & Technology)一様加熱の垂直上向管内流路による流量低下バーンアウト実験を行なった。テスト部は加熱長さ800mm、内径10mmで、主要な実験範囲は、圧力0.5~3.9MPa、熱流束2.16~3.8610
w/m
、それに流速減少率0.6~35%/secである。また、流量低下バーンアウト発生時の局所質量速度を求めるための計算を行なった。流速減少率がある値以上となると、テスト部の入口および出口のバーンアウト質量速度は定常時と異なる挙動を示し、この傾向は主として系圧力に依存することがわかった。過渡時と定常時のテスト部出口におけるバーンアウト質量速度の比を蒸気-水の密度比および流速減少率の関数として表現する関係式を導出し、他の実験結果と比較し、ある程度の一致をみた。
幾島 毅; 中村 康弘; 小沼 吉男
JAERI-M 8937, 44 Pages, 1980/07
高温ガス炉の炉心耐震設計は炉の安全性と健全性の観点から重要である。この耐震設計のためには、炉心の地震時の動きや衝突力を知る必要がある。この目的のために、すでに幾つかの計算プログラムが開発されてきている。本報告は、CRTグラフィック・ディスプレイとライトペンを使用して、会話型で炉心の地震時の挙動をシミュレーションすることができる計算システムGTOROTOシリーズのまとめである。
黒柳 利之; 岩村 公道
JAERI-M 8774, 138 Pages, 1980/03
過渡沸騰試験装置を用いて流量低下バーンアウト実験を行ない、過渡バーンアウト発生条件に対する諸パラメータの影響を調べた。テスト部は内径10mm、加熱長さ800mmのステンレス鋼製垂直上向管内流路で、直流直接通電により加熱した。実験範囲は以下の通りである。圧力:0.5~3.9丸Mpa、熱流束:2.16~3.8610
W/m
、入口温度:66~201
C、流量低下時間:0.35~83sec。実験結果を過渡時と定常時のパ-ンアウト発生時入口質量速度比(G
/G
)と流速減少率(%/sec)との関係で整理し、以下の諸点が明らかとなった。1)流速減少率が、ある境界値以上となると、G
/G
は1より減少し始める。2)流速減少率増大時の(G
/G
の低下率は、圧力が高い程小さくなる。3)入口サブクール度、熱流束、初期質量速度等の影響は、本実験範囲内では特に認められない。
幾島 毅
JAERI-M 8273, 38 Pages, 1979/06
ブロック状燃料高圧ガス炉の炉心の耐震性は十分に確証されていない。それ故、この炉が地震国に建設される場合、十分な耐震研究が必要とされる。本報は、ブロック状炉心の地震応答解析に関するものであり、内容は、炉心耐震構造、解析モデルと計算式、振動特性に及ぼす種々の設計変数の影響、望ましいブロック形状である。解析のために、3つのモデルが考慮された。第1は衡突モデル、第2はスプリング・ダッシュポットモデル、第3は乾摩擦モデルである。計算は3つのモデルについて実施され、これらの結果はほとんど同一の応答値を示した。さらに、応答特性に及ぼす入力周波数、構造物個々の剛性係数や減衰定数の影響について調べた。
荒川 義博; 秋場 真人; 近藤 梅夫*; 松田 慎三郎; 大賀 徳道
JAERI-M 8088, 22 Pages, 1979/02
JT-60中性粒子入射装置用イオン源を開発するため、デュオピガトロン型イオン源を用いてソースプラズマの改良実験をおこなった。円形デュオビガトロン型イオン源(引出し電極:15cm)では、引出し電極全面にわたって一様(密度変化
10%以内)かつ高密度(イオン飽和電流密度:250mA/cm
)なソースプラズマが得られた。又、矩形デュオビガトロン型イオン源(引出し電極:12cm
27cm)では、引出し電極面の一部(8cm
24cm)で一様(密度変化
5%以内)で、イオン飽和電流190mA/cm
のソースプラズマが得られた。さらにイオン源内部の電位分布の測定をおこなった結果、中間電極下流に設けた金属ボタンは、端にプラズマの一様化の役割をはたすばかりでなく、密度レベルの上昇、ガス効率およびアーク効率の向上化に貢献することがわかった。
石川 迪夫; 斎藤 伸三; 飛岡 利明
日本原子力学会誌, 20(12), p.861 - 870, 1978/00
被引用回数:0軽水炉の事故あるい異常状態として、冷却材喪失事故、反応度事故および出力・冷却不整合が考えられている。これらの事故状態において燃料がどのように振舞うかを原子炉を用いた模擬実験によってこれまでに明らかにされた点をNSRR,PBF実験等を中心にまとめ、併せて諸外国における今後の実験計画について解説したものである。