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橋本 俊輔*; 中島 健次; 菊地 龍弥*; 蒲沢 和也*; 柴田 薫; 山田 武*
Journal of Molecular Liquids, 342, p.117580_1 - 117580_8, 2021/11
被引用回数:4 パーセンタイル:23.35(Chemistry, Physical)エチレングリコール水溶液中に二酸化ケイ素(SiO)ナノ粒子を分散したナノ流体の準弾性中性子散乱測定(QENS)およびパルス磁場勾配核磁気共鳴分析(PFGNMR)を行った。研究目的は、このナノ流体の熱伝導率が理論値を超えて増加するメカニズムを解明することだった。得られた実験結果は、SiO
ナノ粒子の周りの液体分子の運動が非常に制限されているため、SiO
ナノ粒子の添加により、エチレングリコール水溶液中の液体分子の自己拡散係数が低下していることを示す。そして温度一定の条件で、SiO
ナノ流体中で、液体分子の自己拡散係数が減少するにつれて、熱伝導率が増加した。
瀬谷 道夫; 呉田 昌俊; 曽山 和彦; 中村 仁宣; 原田 秀郎; 羽島 良一
Proceedings of INMM 55th Annual Meeting (Internet), 10 Pages, 2014/07
原子力機構は保障措置及び核セキュリティのための、次の先進的な核物質非破壊測定の基礎技術開発プログラムを実施してきている。(1)ZnS/BO
セラミックシンチレータによる
He代替中性子検知技術、(2)中性子共鳴透過分析(NRTA)及び中性子共鳴捕獲分析(NRCA)の組み合わせによる中性子共鳴濃度分析法、(3)レーザー・コンプトン散乱
線(大強度単色
線)利用核共鳴蛍光NDA(1)は、供給不足が懸念される
Heに代わるZnS/B
O
セラミックシンチレータ中性子検出器の開発であり、(2)は、粒子状溶融燃料などの測定対象物中の核物質同位体組成比測定NDA技術開発、(3)は、レーザー・コンプトン散乱により発生させたエネルギー可変の大強度の単色
線により引き起こすPu/U同位体の核共鳴蛍光反応を利用するNDAのためのプログラムである。この論文ではこれらについて紹介する。
森 浩一; 並河 一道*; 小山 泰城*; 安藤 正海*
Japanese Journal of Applied Physics, 32(Suppl.32-2), p.323 - 325, 1993/00
磁気的なX線の共鳴散乱には、磁気旋光性が付随している。試料に入射する直接偏光X線を右回り円偏光と左回り円偏光X線の和として考えた場合、散乱後にそれぞれの円偏光の振幅と位相に差が生じると、はじめの直線偏光の向きから傾いた主軸を持つ楕円偏光X線になる。この様な現象は、回折X線においては、X線磁気カー効果として観測される。双極子近似の下では、回転の大きさは電子非占有準位のスピン偏極度のエネルギー微分値に比例する。測定は、ポーラライザー、電磁石、アナライザーを搭載した2軸回折計で行った。水平面内で直線偏光した放射光X線をポーラライザーにより45°直線偏X線とし、入射光とした。希土類強磁性体ガドリニウムのL, L
吸収端近傍での回転の様子は、およそ理論から予想される結果と一致した。しかし、L
吸収端の5eV低エネルギー側には、予想されない回転が現われ、新たな研究課題を得た。
菊池 康之; 関根 信雄*
Journal of Nuclear Science and Technology, 22(5), p.337 - 357, 1985/00
被引用回数:5 パーセンタイル:59.28(Nuclear Science & Technology)抄録なし
菊池 康之; 中川 庸雄; 松延 広幸*; 川合 将義*; 五十嵐 信一; 飯島 俊吾*
JAERI 1268, 142 Pages, 1981/02
本報告書は、JENDL-1 に収納された核分裂生成物28核種の中性子断面積評価の最終報告である。測定の現状と評価方法を核種毎に詳述し、他の評価値や実験値と比較した。また今回の評価に残る問題点を指摘し、将来の改善方向を示している。
中川 正幸
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(12), p.891 - 896, 1979/00
被引用回数:0高速炉用炉定数セットの中で弾性除去断面積は最も精度の劣る量である。これを改善する方法を提案し、実際の炉心組成において、非常に良い精度で求められることを示めした。既に発表した論文において中重核の強い共鳴を持つ核種の、弾性除去断面積に対する遮蔽因子をテーブル化することにより求めた。今回は更にこの強い散乱共鳴によって干渉効果を受ける他の核種に対しても遮蔽因子を与える2つの方法を提案した。これらは簡単であり実際に有効な方法であることが分った。
東稔 達三
Journal of Nuclear Science and Technology, 6(1), p.43 - 44, 1969/00
抄録なし
東稔 達三; 石黒 幸雄; 高野 秀機
Journal of Nuclear Science and Technology, 4(12), p.601 - 606, 1967/00
被引用回数:2抄録なし
黒井 英雄; 三谷 浩
Journal of Nuclear Science and Technology, 2(3), p.91 - 98, 1965/00
抄録なし
山本 章夫*; 遠藤 知弘*; 千葉 豪*; 多田 健一
no journal, ,
原子力機構が開発している核データ処理コードFRENDYの中性子多群定数作成において、任意の核種に対する厳密共鳴散乱効果を考慮する機能を実装した。本機能の妥当性を確認するため、厳密共鳴散乱の効果の大きいMostellerベンチマークなどで本機能の有無による燃料温度計数を比較したところ、過去の研究結果とよく一致することを確認した。
瀬谷 道夫; 羽島 良一*; 早川 岳人*; 小泉 光生
no journal, ,
単色線を使うNRF(核共鳴蛍光)ベースの非破壊測定(NDA)は、核セキュリティにおいては、厚い遮へい体中の核物質の確実な検知、検知対象物あるいは被疑物内部の詳細構造の詳細把握などに使うことが想定される。また、このNDA手法は、保障措置の分野では高放射線環境下(使用済み燃料あるいはキャニスター中の溶融燃料等)中のU/Pu同位体定量詳細測定にも使うことが想定される。さらに、長半減期のマイナーアクチノイド(MA)核種等の核変換を行う加速器駆動未臨界炉燃料の装荷前後のMA核種等の詳細量の測定への適用も想定される。この発表では、これらの対象物に対するNRF-NDAの方法について具体的に紹介する。
羽島 良一; 瀬谷 道夫
no journal, ,
量子科学技術研究開発機構と原子力機構は、エネルギー回収型リニアック(ERL)ベースの、高強度・MeVエネルギー・エネルギー可変のコンプトン光子(線)源を、核共鳴蛍光反応を利用した全核種(核物質含む)非破壊測定(NDA)のためのものとして提案している。このNDAを、非常に厳しい条件(強い放射線環境や物質深く存在する状態)下の核物質を分析するものとして、核セキュリティや保障措置へ適用することが可能である。この応用の観点から、(
線)透過式NDAを金属キャニススター内の核物質測定を念頭に、散乱式NDAを水中(あるいは空気中)使用済燃料中核物質測定あるいは厚い遮へい体中核物質の検知を念頭に研究してきている。これらについて発表する。
Omer, M.; 静間 俊行*; 羽島 良一*; Angell, C.*
no journal, ,
米国デューク大学でレーザーコンプトン後方散乱によって生成された直線偏光線を用いて弾性散乱実験を行った。高純度Ge検出器を用いて、2MeVのエネルギーの光子のウランターゲットによる弾性散乱を測定した。本測定結果を、核共鳴蛍光散乱による同位体同定の感度改善のためのシミュレーション計算に用いる。本講演では、偏光
線の弾性散乱断面積の検証結果について報告する。この結果は、核共鳴蛍光散乱による同位体の同定の感度を改善するのに役立つ。