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雨宮 宏*; 上原 和也
Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 45(1A), p.247 - 249, 2006/01
被引用回数:4 パーセンタイル:16.74(Physics, Applied)トカマクの磁気面は磁気プローブの信号をもとにして平衡コードを用いた計算で推定されるが、その絶対位置については不明である。これを求めるために径方向に段差のついた2組のダブルプローブシステムに正負のバイアスをかけ、プラズマを動かしてプローブがセパラトリックス表面を横切った時に、ダブルプローブのイオン飽和電流値の増加が現われることに注目して、これを差動増幅器で精密に測定して評価した。さらに、得られる電流値はイオン温度の情報を有していることも示した。
古川 勝; 徳田 伸二; 若谷 誠宏*
Plasma Physics and Controlled Fusion, 46(2), p.409 - 421, 2004/02
被引用回数:7 パーセンタイル:22.52(Physics, Fluids & Plasmas)本報では、回転がない、あるいはトロイダル回転するD型トカマクのHモード(高閉じ込めモード)プラズマにおいて、セパラトリクス(X点)は、ペデスタル内の薄い層でしか高n(n: トロイダルモード数)バルーニング安定性に影響を与えない。したがって、セパラトリクスのあるトロイダル回転プラズマにおいても、やはりD型化はバルーニングモードを効果的に安定化することについて記述している。
清水 克祐*; 渋井 正直*; 小泉 興一; 金森 直和*; 西尾 敏; 佐々木 崇*; 多田 栄介
JAERI-M 92-135, 139 Pages, 1992/09
均一抵抗型真空容器(薄肉二重壁構造)にコイル系に対する遮蔽機能を備えた遮蔽一体均一抵抗型真空容器の構造検討を行ない、真空容器一般部、現地接続部、炉内コイル取付部の構造を明らかにするとともに今後の課題を摘出した。真空容器一般部の実寸大部分モデルの試作並びに溶接継手部及び部分モデルによる機械試験を行ない、製作性(溶接施工法、手順)並びに溶接継手部の強度データ及び挙動に関する基礎データを取得することができた。
西尾 敏; 荒木 政則; 新谷 吉郎*; 清水 克祐*; 黒田 敏公*; 杉原 正芳; 下村 安夫
Fusion Engineering and Design, 19, p.203 - 211, 1992/00
被引用回数:2 パーセンタイル:27.22(Nuclear Science & Technology)ITERにおけるダイバータ熱負荷の除去対策は極めて重要な課題である。そこで確実性の高い方法としてセパラトリックスの掃引を提案し、その工学的影響を評価することによって成立性を明らかにした。スウィープコイルを真空容器の中に設置することにより従来は10MW/mの除熱が限界であったが40MW/m
まで高めることが可能になった。一方、容器内にコイルを設置することによる分解修理の困難さについてはコイルをセクタ毎にユニット化する方法で解決できることを示した。
吉田 英俊; 岸本 浩; 田村 早苗
Japanese Journal of Applied Physics, 21(7), p.1068 - 1074, 1982/00
被引用回数:1 パーセンタイル:12.31(Physics, Applied)非軸対称な磁場揺動による磁力線の乱れ(エルゴード的挙動)について、ダイバータ・トカマクであるJT-60に注目して数値的に検討した。エントロピーの概念に基づく量を導入し、それが磁力線のエルゴード的挙動を定量的に特徴づけるとともに、セパラトリックス面の近傍に拡がるエルゴディック層の幅およびメトリック・エントロピーに深く関連することを示した。
吉田 英俊; 岸本 浩; 山本 新; 仙石 盛夫; 安積 正史; 滝塚 知典; 二宮 博正; 田村 早苗
JAERI-M 9789, 28 Pages, 1981/11
トロイダル・リップル磁場やポロイダル磁場コイルの据付誤差によるエラー磁場などの非軸対称な磁気揺動の影響下でのJT-60のダイバータ配位の磁気構造を数値的に検討した。これらの磁気揺動により、セパラトリックス近傍にエルゴディック層が形成され、それらはスクレープオフ層を拡げるとともに、境界プラズマから粒子を磁力線に沿って流出させる可能性について論じた。
山本 新; 仙石 盛夫; 木村 晴行; 下村 安夫; 前田 彦祐; 大塚 英男; 小田島 和男; 永見 正幸; 上田 憲照*
JAERI-M 7309, 22 Pages, 1977/10
DIVAのスクレイプ・オフ層において、超熱電子が観測された。この論文においては、超熱電子は、2つの組に分けられている。すなわち、10KeV-100KeV程度のエネルギーを持った電子および、150eV-500eV程度のエネルギーを持った電子である。150eV-500eV程度の電子については、定量的に調べられ、それらの損失は非軸対称磁場によるセパラトリックス近傍での磁気面の破壊により説明できることが示された。10KeV-100KeV程度の電子の軌道が二次元的に調べられ、非軸対称磁場による擾乱の、それらの粒子への影響が議論された。
安積 正史; 毛利 明博*
Phys.Lett.,A, 42(1), p.81 - 82, 1972/01
トロイダル・トーサトロン磁場では、垂直磁場を調整する事により、リングレス・クワドルポール型の磁場配位を作り出す事が出来る。本論文は、この磁場配位におけるプラズマ閉じ込めを、名大プラズマ研における装置「SPAC-I」を用いて実験的に調べたものである。プラズマは、2.45GHzECRH(アルゴンガス)で作られた。電子温度及び密度は、それぞれ4eV及び~10cm
。実験の結果、磁場配位そのものは、トーラス面に対して上下対称であるにもかかわらず、プラズマの密度分布、及びフローティング・ポテンシャル分布が共に上下非対称となる事が明らかになった。これは、内部セパラトリックスにおいて回転変換角が0になる為、トロイダル・ドリフトによる荷電分離を中和する事が出来ずに、上下いずれかのプラズマが、トーラス外側にドリフトしてしまう為である。ダブレット型の磁場配位においても電流が十分立ち上がらない段階では、同様の現象が起る事が予想される。