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奥野 浩; 秋山 秀夫*; 望月 弘樹*
Journal of Nuclear Science and Technology, 40(1), p.57 - 60, 2003/01
被引用回数:1 パーセンタイル:10.57(Nuclear Science & Technology)国際原子力機関(IAEA)の現行の放射性物質安全輸送規則を厳密に適用すると、低レベル廃棄物(LLW)ドラムが核分裂性物質として輸送することが要求される。この問題は、LLWドラム中のコンクリートの水分が重水素(D)を含み、その量が核分裂性物質質量の0.1%を超え、従ってLLW運搬物が核分裂性物質を含む輸送物に関する除外規定要求を満たさないことの帰結である。軽水素(H)とDの中性子吸収断面積の相違に関する検討から、水素減速体系において天然水中のDの存在による中性子増倍率の相対的な増加が0.015%以下であることを示す。
U/H質量比5%の
U金属と水の混合物において、無限中性子増倍率がD/H原子個数比に比例して増加し、D/H原子個数比0.015%に対して無限中性子増倍率の相対的な増加割合が0.03%未満であることを数値計算により確認する。除外規定にある核分裂性核種と水素の制限質量比5%が、天然水にDを含む水素減速体系にも適用可能であることを結論付ける。
奥野 浩; 小室 雄一
JAERI-M 90-058, 174 Pages, 1990/03
均質低濃縮ウラン系燃料の臨界条件データを臨界安全性評価コードシステムJACSを用いて再計算した。臨界条件データは、臨界と推定される燃料寸法(円柱直径、平板厚さ、球体積)と球質量及び未臨界と判断される燃料寸法と球質量の上限値である。再計算は、昭和62年度に実施されたJACSコードシステムの誤差の再評価に伴うものである。対象とした燃料は、UO-H
O、ADU(II)-H
0、UO
F
水溶液、UO
(NO
)
水溶液の4種類である。今回の再計算では、「臨界安全ハンドブック」記載の最小推定臨界下限値より厳しい結果は得られなかった。
小室 雄一; 片倉 純一
Proc.Int.Seminar on Nuclear Criticality Safety, p.145 - 149, 1987/00
原研で開発した臨界安全評価コードシステムJACSを用いて様々な核燃料物質の臨界条件を計算してきた。UO-H
O,UO
F
水溶液、UO
(NO
)
水溶液、ADU(II)-H
O,PuO
-H
O,Pu(NO
)
水溶液、PuO
-UO
-H
O,Pu(NO
)
-UO
(NO
)
水溶液、UO
燃料棒-H
O,PuO
-UO
燃料棒-H
O等を計算の対象とした。核燃料物質の形状は、厚さ30cmの水に外周を囲まれた球、無限円柱、無限平板の3つを考えた。計算結果は臨界安全ハンドブック原案及び臨界安全ハンドブックデータ集に掲載された。本発表では、計算方法、計算結果、諸外国の臨界ハンドブックとの比較及び差異の原因等について報告する。