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大坪 隆*; 大矢 進*; 後藤 淳*; 出淵 善智*; 武藤 豪*; 長 明彦; 小泉 光生; 関根 俊明
JAERI-Review 99-025, TIARA Annual Report 1998, p.206 - 207, 1999/10
偏極した不安定核はそれ自身の電磁気モーメントの決定のみならず、物質中の不純物効果の研究等に有用である。本研究では、微小角度で入射した不安定核のイオンが表面との相互作用により偏極させ、核磁気共鳴法により偏極度を求める方法を試みている。TIARAオンライン同位体分離器でAr+Mo反応で生成する
Cs(半減期31秒)の偏極をこれまで行ってきたが、より大きな偏極度を得るべく今回は
C+
C反応で生成する
Na(22秒)について試みた。得られた偏極度は(0.32
0.23)%に止まり、
Csの偏極度(0.23
0.13)%より大きな値は得られなかった。原因は検討中である。
大坪 隆*; 大矢 進*; 堀 一隆*; 木村 浩之*; 谷内田 聡*; 後藤 淳*; 出淵 崇志*; 武藤 豪*; 長 明彦; 小泉 光生; et al.
Hyperfine Interactions, 120-121(1-4), p.695 - 699, 1999/00
偏極した不安定核ビームは電磁気モーメントの観測による原子核構造研究のみならず、物質中の稀薄な不純物の効果などの研究に有用である。この目的の不安定核ビームの生成法として微小角度入射したイオンビームの表面相互作用法を研究した。TIARAのオンライン同位体分離器を用いてArビームとMoターゲットとの反応で生成した
Cs(半減期:31秒)の一価イオンを60keVに加速し、Si結晶表面と相互作用させてから、KBr結晶に注入した。
線を検出する核磁気共鳴法により、0.22
0.13%という偏極度を得た。安定な軽い核で得られている偏極度に比べて小さい原因として、イオンの速度が影響していると考えられる。
浅井 雅人*; 小島 康明*; 長 明彦; 小泉 光生; 関根 俊明; 柴田 理尋*; 山本 洋*; 河出 清*
「不安定核の理工学及び核計測法 (II)」に関する専門研究会報告書, 0, p.97 - 100, 1997/00
基底状態の偶々核のスピン・パリティはOであることは良く知られているが、励起状態のO
準位については情報が十分でない。本研究では、中性子欠損Ba核のO
準位を見出すため親核であるLa核を生成させ、その
崩壊に続く
線放出過程を調べた。この実験では、高崎研TIARAのサイクロトロン接続したオンライン同位体分離器を用いて、
Ar+Mo反応で生成した目的核種を質量分離し、準位スピン決定のために
-
角度相関測定を行った。5台のGe検出器を用いた効率の高い測定により、
Baについて9つのO
準位を同定した。
小泉 光生; 長 明彦; 関根 俊明; 久保田 正志*
「不安定核の理工学及び核計測法 (II)」に関する専門研究会報告書, 0, p.54 - 57, 1997/00
レーザーイオン源は、元素選択性を持つため、同位体分離器と組合わせることで、特定のアイソトープを選択的に引出すことができる。原研高崎では、陽子ドリップライン近傍の崩壊核分光をS/N比良く行うため、レーザーイオン源を製作した。本イオン源の特徴は、凸レンズを用いレーザーをフォーカスして入射し、イオン源内部でレーザーを拡げ照射体積を大きくしたことである。これによりイオン化効率の増加が期待できる。オフライン実験では、安定元素Ba,La原子を共鳴イオン化し、ISOLにより質量分離した。オンライン実験では、Ar加速ビームを
Moターゲットに照射し、生成した
Ba不安定核原子がレーザーにより共鳴イオン化されたことを確認した。
小泉 光生; 長 明彦; 関根 俊明
KURRI-TR-418, 0, p.20 - 24, 1996/02
レーザーイオン源は、レーザー共鳴イオン化現象を利用しており、元素選択性に優れているため、表面電離型イオン源に比べ同重体の混入率の改善が期待できる。従ってこれをISOL実験に応用することで、新核種の探索、短寿命アイソトープの核分光学的研究、レーザー核分光実験などを発展させることができる。これまでレーザーイオン源を開発するために、レーザー共鳴イオン化テスト装置を製作しレーザー共鳴イオン化のテストを行ってきた。今回、レーザーイオン源を製作しISOLに接続し、Naイオン化を行い、Naイオンの引出しに成功した。
関根 俊明; 小泉 光生; 長 明彦
KURRI-KR-3, 0, p.13 - 17, 1996/00
平成4年に高崎研TIARAにISOL(オンライン同位体分離器)を設置した。これまでに短寿命アイソトープの核分光学的研究では、新核種Pr、
Prを同定するとともに、高効率
-
角度相関測定装置を利用して新しいエネルギー準位を見出して来た。RIのイオン注入による核物性的研究では、
Xeを種々の金属試料に注入して
Csメスバウア遷移における核有効半径を決定する研究が進展している。また、ISOLにおいて重要なイオン源に関しては、共鳴イオン化を利用するレーザーイオン源の開発を進めている。
関根 俊明; 初川 雄一; 市川 進一
KURRI-TR-348, p.42 - 44, 1991/04
高崎研究所における放射線高度利用計画で建設されつつあるAVFサイクロトロン施設には、オンライン同位体分離器(ISOL)の設置が進められている。サイクロトロンによる高エネルギー軽・重イオンビームとISOLとの組合わせによって広範囲のラジオアイソトープについて研究が可能となり、1)高純度ラジオアイソトープの製造研究、2)不安定核の研究、3)RIインプランテーションによる固体の研究、が計画されている。これらと施設計画について紹介する。