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石川 裕彦
JAERI-M 83-113, 31 Pages, 1983/07
原子炉事故時にサイト周辺地域の放射性物質の濃度分布計算を現実的に行なう為に、変分原理を応用して地形の影響を考慮した気流を計算するコード(WIND04)を作成した。ここで用いた手法は米国のローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)で開発された計算コードMATHEWと同じ原理に基づいている。WIND04ではスタッガードスキームを用いる事により計算誤差を抑え、且つ地形の表現を向上させた。また収束計算を倍精度で実行する事により計算時問の短縮を図った。この報告ではモデルの説明と共に、解の収束性に関する試験、境界条件の適用に関する試験について述べた。また東海、島根、敦賀の各原子力サイトに本モデルを適用し、地形の複雑な地域での気流を適切に表現できる事を示した。