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社本 真一; 赤津 光洋*; Chang, L.-J.*; 根本 祐一*; 家田 淳一
Applied Physics Letters, 124(11), p.112402_1 - 112402_5, 2024/03
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00YFeOにおける超音波注入によるマグノン励起を非弾性中性子散乱によって研究した。その結果、縦波と横波の両方で超音波注入によりマグノン励起の非弾性中性子散乱強度が増強されることがわかった。
浅井 志保; 渡部 和男; 須郷 高信*; 斎藤 恭一*
Journal of Chromatography A, 1094(1-2), p.158 - 164, 2005/11
被引用回数:23 パーセンタイル:55.31(Biochemical Research Methods)放射性廃棄物を安全かつ経済的に処分するためには、放射性廃棄物に含まれる放射能量を測定する必要がある。測定対象となる放射性核種のうち、線及び線放出核種については、測定の前処理として化学分離が必要となる。本研究では、化学分離の迅速化を目指して、抽出試薬を担持したグラフト多孔性膜を開発した。まず、ポリエチレン製の多孔性中空糸膜に電子線を照射してラジカルを生成させ、エポキシ基を有するモノマー、glycidylmethacrylate(GMA)をグラフト重合し、GMA膜を作製した。次に、エポキシ基の開環反応によってオクタデシルアミノ基(CHNH基)をグラフト鎖に導入し、疎水性膜とした。疎水性膜を抽出試薬担持溶液(抽出試薬/エタノール=5/95, (v/v))に浸漬し、抽出試薬担持膜とした。抽出試薬は希土類元素に選択性を持つHDEHPを用いた。HDEHPの担持量は、最大2.1mol/kg-GMA膜となり、膜の体積は1.4倍に膨潤した。その結果、細孔径が増大し透水性が向上した。得られたHDEHP担持膜にイットリウム水溶液を透過させたところ、0.38mol-Y/kg-GMA膜のイットリウムが吸着し、7M硝酸で全て溶出できた。吸着・溶出の繰り返し操作後も吸着容量は変化しなかった。
中村 博雄; Burgazzi, L.*; Cevolani, S.*; Dell'Ocro, G.*; Fazio, C.*; Giusti, D.*; 堀池 寛*; 井田 瑞穂*; 角井 日出雄*; Loginov, N.*; et al.
Journal of Nuclear Materials, 307-311(Part.2), p.1675 - 1679, 2002/12
被引用回数:4 パーセンタイル:29.00(Materials Science, Multidisciplinary)国際核融合材料照射施設(IFMIF)は、重陽子-リチウム(Li)反応による加速器型中性子源であり、国際協力で3年間の要素技術確証フェーズ(KEP)を2002年末までの予定で実施中である。本報告では、KEPの結果を反映させた液体Liターゲットの最近の結果と今後の展望について述べる。連続運転に対応したLiループ構造を定めるため、Liループ配管の熱応力解析を行い、過大な熱応力が発生しない配置を定めた。また、ビーム緊急停止時の過渡解析を実施し、Li固化防止に必要な有機冷媒1次冷却系及び水の2次冷却系温度制御条件を定めた。Li純化系では、KEPの結果をもとに、材料の腐食に影響するLi中の窒素不純物制御用として、新たにCrホットトラップの検討を行うとともに、トリチウム制御用のイットリウムホットトラップの仕様を定めた。さらに、放射化したターゲットアセンブリの交換のための遠隔交換アームの概念設計を行い、基本構造を定めた。KEPに続いて、Liターゲットの長時間運転を実証するため、2003年の移行期間を経て2004年からLi試験ループを中心とした技術実証を開始する予定である。
伊藤 昭憲; 赤堀 光雄; 高野 公秀; 小川 徹; 沼田 正美; 糸永 文雄
Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.3), p.737 - 740, 2002/11
(Am, Y)N及び(Am, Zr)Nのアメリシウム系混合窒化物をAmO,YO及びZrOを出発原料として炭素熱還元法により調製した。Am-Y系窒化物では、化学量論組成以上の過剰炭素条件下,1300及び1500の2段加熱法を適用することにより、10~30mol%AmNの範囲で、酸化物が無く、固溶酸素量も低い混合窒化物固溶体を得ることができた。
佐藤 忠
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 158(2), p.391 - 399, 1992/00
被引用回数:5 パーセンタイル:48.07(Chemistry, Analytical)ヂイソデシルリン酸(DIDPA)によるイットリウムの抽出挙動を硝酸濃度、N-ドデカン中のDIDPA濃度を変えて調べた。イットリウムの分配比は硝酸濃度の-3乗、DIDPA濃度の約2乗に比例して増加する。25%DIDPA-N-ドデカンに対するイットリウムの分配比は硝酸濃度全領域について3以上であり、硝酸のみによるイットリウムの逆抽出は困難であることを見出した。有機相中のイットリウム濃度が増加するに従い、有機相中にY(DIDP)の組成を持つ沈殿が生成する。この沈殿のDIDPA-N-ドデカン混合物への溶解はDIDPA濃度に依存し、1分子のY(DIDP)を溶解するために14個のDIDPA分子が必要であった。
馬場 祐治; 佐々木 貞吉
Journal of Nuclear Materials, 138, p.149 - 151, 1986/00
被引用回数:1 パーセンタイル:55.96(Materials Science, Multidisciplinary)8keV水素イオンを照射した金属イットリウム表面の化学状態変化を、X線光電子分光法により観察した。水素イオン照射に伴い、Y3dピークは金属状態に比べ、0.4eV高エネルギー側にシフトし、そのピーク位置は、熱合成水素化物YHの場合に等しく、注入水素が水素化物として捕捉されることがわかった。また注入水素は、400Cまで加熱しても再放出が起こらず、熱重量分析法で求めたYHの真空中での分解温度(~300C)より高温まで安定であることがわかった。
馬場 祐治; 佐々木 貞吉
JAERI-M 84-071, 41 Pages, 1984/04
4d還移金属とその酸化物について、半球型電子エネルギー分析器によりX線光電子分光スペクトル(XPS)及びエックス線励起オージェ電子スペクトル(XAES)を測定した。金属の真正表面は、2通りの異なる方法、すなわち超高真空中やすり研摩法及びアルゴンイオンエッチング法で得た。アルゴンイオン照射した金属試料では、内殻電子の結合エネルギー及びオージェ電子の運動エネルギーは、やすり研摩した場合と異なった値を示す。このエネルギーシフトは、イオン照射で誘起された結晶格子の表面損傷によると考えられる。また、YO,ZrO,NbO,MoO,RuOなどの酸化物についても測定を行なった。本報は4種のワイドスキャン、33種の内殻スペクトルから、10種の価電子帯スペクトル及び12種のZAESスオエクトルから成る。内殻電子の結合エネルギー、オージェ電子の運動エネルギー及びオージェパラメーターは、化学シフトと共に表にまとめた。
馬場 祐治; 佐々木 貞吉
Surface and Interface Analysis, 6(4), p.171 - 173, 1984/00
被引用回数:37 パーセンタイル:77.59(Chemistry, Physical)水素イオン注入した金属の表面化学状態を調べるためにX線励起オージェ電子スペクトル(XAES)を応用した。イオン注入したイットリウム、ジルコニウム、ニオブのMNVオージピークの金属状態からの化学シフトはそれぞれ1.0eV、3.3eV、2.2eVでありX線光電子分光スペクトルにおける対応する3d5/2ピークの化学シフトにより大きかった。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 半田 宗男
Journal of Nuclear Materials, 114, p.260 - 266, 1983/00
被引用回数:17 パーセンタイル:84.19(Materials Science, Multidisciplinary)化学量論に近い(Pu,R)O固溶体(R=Nd,Y;0~10mol%RO含有)の熱伝導度をレーザフラッシュ法によって700°~1400°Kで測定した。また、その結果について誘電体の格子欠陥モデルによる理論的解析を試みた。その結果、次のことが判った。(1)熱伝導度の温度変化はフオノン伝導の高温近似式K=(A+BT)を6%以内で満足した。(2)格子欠陥熱抵抗(=A)はRO濃度とともにほぼ直線的に増大するが、固有格子熱抵抗(=BT)はPuOのそれにほぼ等しい。(3)熱伝導度の実験値はPu、PuおよびRイオンをフオノンの散乱中心と考えた格子欠陥モデルから求めた計算値とよい一致を示した。(4)(3)の格子欠陥モデルを熱伝導度の実験値に当てはめることによって求めた格子歪のパラメータ()は、(Pu,Nd)Oでは85、(Pu,Y)Oでは93であった。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 半田 宗男
Journal of Nuclear Materials, 115, p.118 - 127, 1983/00
被引用回数:15 パーセンタイル:81.65(Materials Science, Multidisciplinary)(Pu,Rx)O(R=Nd,Y;0~10mol%RO含有)の熱伝導度をレーザフラッシュ法によって700~1450Kで測定し、熱伝導度の温度およびRO濃度依存性を調べた。その結果、次のことが判った。(1)熱伝導度の温度変化はフオノン伝導の式K=(A+BT)を7%以内で満足する。格子欠陥熱抵抗(=A)はRO濃度とともにほぼ直線的に増大するが、温度係数Bはほぼ一定である。(2)格子欠陥熱抵抗の増大はPu、RおよびOイオンおよび酸素空孔子をフオノンの散乱中心と考えた格子欠陥モデルによって精度よく予測できる。(3)格子欠陥熱抵抗におよぼす化学量論組成の効果は、金属イオンの効果に比べて約1.3倍大きい。(4)格子欠陥熱抵抗におよぼす格子の歪の効果は、質量の効果に比べて大きい。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 半田 宗男
Journal of Nuclear Science and Technology, 19(8), p.681 - 683, 1982/00
被引用回数:2 パーセンタイル:43.66(Nuclear Science & Technology)乾燥空気中、1173°Kで酸化したPuO-RO系固溶体(R=Nd、Y;0~15mol%RO含有)の結晶構造、化学量論組成および結晶中のPu原子価をX線回折試験によって調べた。その結果、これら固溶体はCaF型結晶構造をもつ単相で、そのO/(Pu+R)比は2にほぼ等しく、しかも結晶格子中ではPuイオンのほかにPuイオンがPuイオンに優先して存在することが判った。したがって、固溶体の化学組成は(Pu、Pu、R)Oで近似的に表わされる。
福島 奨; 大道 敏彦; 前多 厚; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 102, p.30 - 39, 1981/00
被引用回数:44 パーセンタイル:96.41(Materials Science, Multidisciplinary)FPが酸化物燃料の熱伝導度に及ぼす効果の研究の一環として、(U,Y)O(0~15モル%YO含有)の熱伝導度をレーザフラッシュ法により温度範囲700~2000°Kで測定した。その結果、次のことが明らかになった。(1)熱伝導度はイットリウム濃度が増大するとともに次第に減少する。(2)熱伝導度の温度変化は約1600°Kまでフォノン伝導の式K=(A+BT)を満足する。(3)イットリウム固溶に伴う熱抵抗は、結晶格子中のU、UあるいはU,Yイオンをフォノン散乱の点欠陥と考えた格子欠陥モデルにより説明できる。(4)格子欠陥によって生じる熱抵抗に及ぼす格子の歪の効果は、質量の違いの効果に比べて大きい。(5)約1600°Kまでの熱伝導度(K)はUOの熱伝導度(KUO)と格子欠陥モデルに基づく欠陥熱抵抗(We)を用いて次式により表わされる。K=K/(K・We+1)
佐藤 忠
Radiochem.Radioanal.Lett., 27(1), p.21 - 25, 1976/01
ポリエチレン表面への無担体イットリウムー90の吸着における表面処理の効果が、溶液のPH4及10で研究された。表面処理の効果は溶液のPHが4の時著しく、クロム酸混液処理、ガスバーナーによる半溶融は吸着量を増加させるが、塩酸処理は吸着量を減少させる。溶液のPHが10の時は、これらの効果は顕著でない。
竹腰 英子; Toshimitsu Yamazaki*; Hajime Ohnuma*; Yoshio Hashimoto*; Manabu Fujioka*
Journal of the Physical Society of Japan, 17(8), p.1223 - 1229, 1962/00
被引用回数:6抄録なし