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報告書

雨水・河川水の採取・分析(平成12年度)

浅井 和見*

JNC TJ7440 2001-017, 633 Pages, 2001/03

広域地下水流動研究領域および超深地層研究所用地内を対象に、地球化学的な上部境界条件とその条件幅を設定し、地下水涵養量の設定について検討することを目的に、2000年7月$$sim$$2001年3月まで、雨水、河川水(正馬川、柄石川)の採取および分析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してph5.6以下の酸性雨であった。また、夏季は人工汚染、秋季から冬季には大陸起源の硫黄の寄与が大きくなる。2)雨水の同位対比・化学成分は、経時変化が大きい。この変動は、気団の種類や降雨強度および雲内での対流状況などの気象条件に依存している。3)正馬川と柄石川は、ともに天水起源である。そして、河川水の経時変化は小さく雨水が地下で十分に混同して流出していること、地下水涵養は夏季の降雨が支配的であること、および両河川では互いに領域外からの地下水涵養,流動は極めて少ない。4)河川水の水質組成は、正馬川では主にCa(HCO3)2型,柄石川ではNaHCO3型の傾向を示し、異なる水質形成機構を有していることが推察された。5)正馬川のイオン成分は、還元環境下にあった地下水(基底地下水)と酸化環境下にあった地下水(降雨表層地下水)とが混合していると推察された。一方、柄石川の化学成分は雨水に依存しているものと推察された。6)正馬川・柄石川ともに顕著な人為的汚染は認められなかった。7)以上の結果を用いて、地下水の涵養,流出モデルを提案し、瑞浪層群への地下水の涵養に関する考察の可能性を明らかにした。

報告書

北海道北部地域における地質環境データ収集・整理

兼清 豊比古*

JNC TJ1440 99-005, 41 Pages, 1999/12

JNC-TJ1440-99-005.pdf:21.03MB

本研究では、核燃料サイクル開発機構が深地層研究所(仮称)の候補地としてあげている北海道天塩郡幌延町およびその周辺地域において民間の会社がこれまでに行ってきている諸調査を取りまとめ、整理し、新規図面類として作成した。取りまとめたデータは、地表地質調査、重力探鉱、反射法地震探鉱および試錘孔の4種類のものである。コンパイルした地質図は国土地理院刊行の50,000分の1地形図「豊富」および「雄信内」に示される地域で、これまでに実施された調査結果をまとめたものである。本地域内には増幌層、稚内層、声問層および勇知層の各地層が分布している。地域内には数条の背斜系列が北北西一南南東トレンドで位置し、豊富背斜-大曲背斜-雄興背斜の西側には豊富断層-大曲断層が逆断層として併行している。この断層群を境にして東側では声問層より下位の地層が多くの断層でいくつものブロックに分断されて分布しているのに対し、断層群の西側では声問層より上位の地層が比較的緩い傾斜で分布している。重力探鉱データは、国土地理院刊行の50,000分の1地形図「豊富」、「雄信内」、「稚咲内」および「天塩」の地域のものである。上記断層の西側では、地表の背斜位置は重力値の低い所となっており、通常とは逆の現象である。反射法地震探鉱データも、重力データと同じ地域のものを取りまとめた。地域全域にわたって追跡が可能であった増幌層基底部の地下溝造図を作成した。上記断層群の東側の地域では構造が複雑なためか、反射波があまりとらえられていない。試錘孔のデータは、川口背斜の極隆部付近に掘削された孔井のものであり、掘止深度4,505mまでの連続した諸データを取りまとめた。本井を掘削した結果、深度800mから掘止深度までは異常高圧層となっていることが判明した。特に泥岩を主体とする鬼志別層が本背斜頂部で極端に層厚を増していることは、塑性流動によるダイアピル状の変形をしたためであろうと結論づけられよう。重力値との関係もこれにより説明が可能である。

報告書

反射法地震探査技術に関する事例調査

太田 陽一*; 多田 正明*

PNC TJ7690 97-002, 248 Pages, 1997/02

PNC-TJ7690-97-002.pdf:32.1MB

本調査は、反射法地震探査に関する既存技術の情報を収集し、陸上および海上地震探査では詳細な調査が困難な、沿海部の深部地質構造を解明するための海-陸境界部の反射法地震探査技術開発および、地質構造や岩種の違いに対して、反射法地震探査を最適化するための反射法地震探査利用技術開発のための基礎資料を得る事を目的として実施したものである。反射法地震探査の事例に関する情報収集として、陸上・海上それぞれについて、震源-受振器の種々の組み合わせによりデータ取得を行った事例を調査した。また、それら事例に用いられたハードウェア・ソフトウェア等の要素技術に関する調査を実施した。これらの情報を整理し、事例集、ハードウェア一覧表としてまとめられた。沿海部の深部構造探査法として、震源としては、陸上部はバイブロサイス、海上部はエアガンが望ましく、受振器としては、陸上部はジオフォン、浅海部はベイケーブル、深海部はストリーマーケーブルが望ましいと思われる。

報告書

茂住反射法地震探査

井川 猛*; 川中 卓*; 伊藤 谷生*; 津村 紀子*

PNC TJ1690 96-001, 155 Pages, 1996/03

PNC-TJ1690-96-001.pdf:10.79MB

富山県上新川郡大山町茂住地区において、横山楡原衡上断層及び茂住祐延断層を代表とする当地区の断層形態を把握するとともに、手取層群と飛弾変成岩類の境界面の構造を明らかにすることを目的として、反射法地下構造調査を実施した。その結果、・手取層群と飛弾変性岩類の境界が反射記録上で確認できること、・特に、疑似3次元記録上で反射パターンの変化として明瞭に捉えることができること、・岩相境界あるいは低周波域での記録上で反射面の不連続として断層が検出可能であり、その空間的分布状況を把握することができること、・飛弾変性岩類が高くなったブロックが存在し、このブロック境界にいくつかの断層がみとめられること、・茂住断層はこのブロックの北側境界に位置する断層の可能性が高いこと、等が確認され、硬岩地域においても反射法が有力な調査方法となることが分かった。

報告書

3次元反射法地震探査による断層の地下構造調査

太田 陽一*; 井川 猛*; 伊藤 谷生*

PNC TJ7690 96-001, 106 Pages, 1996/01

PNC-TJ7690-96-001.pdf:14.42MB

兵庫県南部地震により地表に出現した断層周辺において、副断層・枝断層などを含めた地下構造形態を明らかにするために、3次元反射法地震探査による調査・解析を行った。また、断層面の地下構造を把握する調査手法として、本手法の適用性の検討を行った。調査は、兵庫県北淡町小倉周辺の野島断層を中心として、一辺約200mの正方形の領域に10mのメッシュ状に440カ所の受振点を設け、ミニインパクタを電源として領域内部および周辺の道路上並びに牧草地で合計141カ所で発振を行う方法の3次元地震探査を実施した。現地調査で得られたデータに対して、静補正を中心とした3次元データ処理を実施し、その結果、調査域を5m$$times$$5mの区画に分割した重合トレースが得られ(平均25重合)、重合断面図、マイグレーション断面図、タイムスライス等が得られた。断層を境に海側ブロックでは連続性の良好でない水平/やや西傾斜の反射面が認められる。一方山側ブロックでは北西に傾斜した連続性の良い反射面が認められる。タイムスライス上では東にゆるく凸に湾曲した構造が認められる。これら2つのブロックの境界面の面的分布はタイムスライス上でより明確に確認できる。このことにより、断層面の地下構造を把握する調査手法として、3次元反射法地震探査の適用が有効である事がわかった。

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