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柳澤 和章; 久米 民和; 幕内 恵三*; 井上 登美夫*; 菰田 文男*; 前田 充*
no journal, ,
電子線,線等の在来放射線を利用した工業や農業分野における製品,医学・医療分野における診療等の経済効果について最新データ(2006年度)に基づく市場調査を行い、国民生活の便益向上に果たしてきた放射線利用の役割を定量的に把握した。工業利用で最も大きな市場占有率を持つのは半導体製造であり、その販売高は4兆8千億円である。放射線寄与率は23%であってこの値を乗じた真の放射線利用経済効果は1兆820億円である。農業利用で最大市場占有率を持つのはイネの突然変異育種(全体の約90%)であり、その経済効果は2,600億円である。医学・医療における放射線利用は医科と歯科で実施され、自由診療32億円を含めた診療報酬ベースの経済効果は1兆6,200億円である。