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鈴木 篤之*; 大沢 正秀
PNC TJ1553 93-001, 44 Pages, 1993/09
I団員名簿II調査日程III交流会・視察及び討論1.北京核工程研究設計院における交流会2.視察及び討論(1)地下研究施設立地候補サイト視察(2)核工業北京地質研究院における討論(3)核工業北京地質研究院視察(4)中国原子能科学研究院視察IV中国核工業総公司との総轄懇談
安 成弘*
PNC TJ2553 90-001, 175 Pages, 1990/09
我が国における将来のエネルギー供給の長期安定化とエネルギーセキュリティーの向上を図るため,安全性,経済性を含め,軽水炉によるウラン利用体系に勝るものとして高速増殖炉(FBR)によるプルトニウム利用体系を構築していくことが必要である。このため,FBRは将来の原子力発電の本命の炉であるとの位置付けの下に官民の協力体制により開発が進められてきており,現在,1992年の臨界を目指して原型炉「もんじゅ」の建設が順調に進められている。一方,FBRによるプルトニウムの利用については軽水炉が定着し,当面適切な努力によって天然ウランを確保する見通しのあること,FBRの実用化に必要な経済性の達成には,なお大きな課題が残されていることが明らかになってきたため,昭和62年に策定された原子力開発利用長期計画では2010年頃とする従来の実用化の時期の見通しに関して見直しがなされた。その結果,複数の炉の建設,運転経験を経るとともに所要の研究開発を積み重ねることにより,技術的基盤の確立を図りつつ,2020年代2030年頃におけるFBRによるプルトニウム利用の技術体系の確立を目指すとの考えが示された。これを受けて,電気事業者による実証炉の設計研究が進められ,関係機関により研究開発が実施されている。FBRの実用化に当たっては,従来の技術を一層高度化し,さらに新しい概念構想を導入することにより,ハード,ソフトの両面から設計,建設,運転,保守の全般にわたって一層の合理化,高性能化を図り,安全性・信頼性の確保ならびに経済性の向上を追及していくことが課題であり,これを達成することによって同世代の軽水炉と競合しうるFBRの実現を図らねばならない。本調査研究では,FBRの実用化のための革新技術・要素システムとして考えられる各種技術やシステムのアイデアを出すことに主眼を置いた前回の調査をさらに発展させ,いくつかの主要技術について,それが実現されれば効果が大きいものを優先的に取り上げ,その技術開発の具体的進め方,課題解決のための方策を検討するとともに,それらを含むFBR技術全体について,他分野への応用,波及効果の可能性についても調査検討を行った。
齋藤 實*; 石塚 昶雄*; 水上 利正*
PNC TJ4553 88-001VOL1, 62 Pages, 1988/03
我が国に適合した高レベル放射性固化体の地層処分の基本概念、地層施設の基本構想を早急に確立することが緊要の課題となっている。本報告書は、地域社会に容認され、地域開発と結びついた地層施設のあり方について調査を行ない、我が国の高レベル放射性固化体の対策の一つとして管理型地層施設の考え方を提示したものである。すなわち、将来の技術革新、状況の変化を考慮し、選択の余地をより多く残し、かつ既存技術を用いて安全な方法で固化体を地層に貯蔵し、研究開発の成果を段階的に取り入れる柔軟な対応をとる方策である。また本報告書では、地層施設の建設・操業費を試算し、同施設から地域社会への波及効果について考察した。