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谷川 晋一; 三箇 智二*; 安江 健一
地形, 37(2), p.189 - 207, 2016/04
特願 2009-239446 公報従来の河川地形変化のモデル(拡散過程のモデル)は、特に下流域における土砂運搬量を適切に表現できていなかった。この問題を解決するため、河川の土砂運搬能を、河床堆積物の粒径と河川流量の関数として下流側へ増大させる数理モデルを提案し、これに基づくシミュレーションプログラムを開発した。さらに本研究では、仮想の河川における河床縦断面形発達のシミュレーションを実施し、開発したプログラムの有効性を確認した。また、合流による河床上昇の問題を解決できることも確認した。本シミュレーション手法は、河川における地形発達過程の理解の一助になるものと考えられる。
谷川 晋一; 安江 健一; 三箇 智二*; 梅田 浩司
no journal, ,
地殻変動やその後の侵食・堆積に伴う地形の発達によって、動水勾配や地盤の透水性の変化などといった将来の地下水の流動特性のほか、水質を含めた地質環境条件に変化が生じる。そのため、長期的な地形の変化が地層処分システムに及ぼす影響を評価することは重要な課題である。本研究では、地形変化をシミュレートする技術として、河床礫の粒径分布に基づき、河川の土砂運搬を摸擬したアルゴリズムを開発するとともに、その妥当性についての検討を行った。
谷川 晋一; 安江 健一; 野原 壯
三箇 智二*
【課題】斜面と河川を含むシミュレーション対象領域における将来の地形変化のシミュレーションを行う。 【解決手段】地形変化シミュレーションは、対象領域を基本単位となるメッシュに分割して、各メッシュに対し、落水方向の決定、斜面域・河川域などの地形種の決定、侵食量算出、堆積量算出の各ステップからなるシミュレーションを行い、ある程度の広がりを持った地形の大局的な変化を推定する。このうち、堆積量算出のステップにおけるシミュレーション方法に関するものであり、前述の侵食量算出ステップで算出された各メッシュの生産土砂量を、堆積量算出ステップで各地警手に応じて単位時間に移動する範囲(堆積範囲)に分配し、その合計量を各メッシュの堆積量として算出する。このとき、メッシュが模擬する地形種が河川域である場合には、堆積範囲は生産土砂の粒径の分布特性及び流量に基づく関数として算出する。