検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Formation of "Environmentally friendly" semiconductor ($$beta$$-FeSi$$_{2}$$) thin films prepared by ion beam sputter deposition (IBSD) method

イオンビームスパッタ蒸着法による"環境半導体"($$beta$$-FeSi$$_{2}$$)薄膜の作製

笹瀬 雅人*; 仲野谷 孝充  ; 山本 博之; 北條 喜一

Sasase, Masato*; Nakanoya, Takamitsu; Yamamoto, Hiroyuki; Hojo, Kiichi

近年、地球上に豊富に存在し、かつ生体に対し毒性の少ない元素から構成される半導体、いわゆる「環境半導体」と呼ばれる材料の作成が試みられている。これらの中でFeとSiから構成される$$beta$$-FeSi$$_{2}$$は優れた受発光特性や熱電変換特性を示すことから非常に有力な候補として注目されている。われわれはイオンビームスパッタ蒸着法によりSi基板上への$$beta$$-FeSi$$_{2}$$薄膜のエピタキシャル成長を試みた。特に、$$beta$$-FeSi$$_{2}$$薄膜の生成及び結晶性に最も大きな影響を与えると考えられるSiの基板温度とFeの蒸着条件を変化させ、生成した薄膜の構造についてX線回折法及び走査型電子顕微鏡を用いて検討した。これらの結果から、本報において基板温度700$$^{circ}C$$で最も良好な$$beta$$-FeSi$$_{2}$$が得られることを明らかにした。同時にFe蒸着条件によっては$$beta$$相よりも高温で生成する$$alpha$$相が基板温度600$$^{circ}C$$でも明らかに確認された。これは従来法より低温で$$beta$$相のエピタキシャル成長が可能であることを示唆するものであると考えられる。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:80.42

分野:Materials Science, Multidisciplinary

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.