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モルタル模擬環境中でのAlからのガス発生挙動に与える環境因子の影響

Effects of environmental factor on gas evolution behavior from Al in simulating mortar environments

橋爪 修司; 松本 潤子 ; 馬場 恒孝

Hashizume, Shuji; Matsumoto, Junko; Bamba, Tsunetaka

原子力発電所から発生する不燃の固体状の低レベル放射性廃棄物である雑固体廃棄物は、ドラム缶内にてモルタルにより固形化される計画である。固形化後、六ヶ所低レベル放射性廃棄物埋設センターにおいて浅地中処分が実施される。雑固体廃棄物はAlのような両性金属を含む。モルタルのような高pH環境中で、Alは腐食してガス発生することが良く知られており、ガス発生は雑固体廃棄体の浸出性に影響を与える可能性が高い。Alは、雑固体廃棄物から除くよう計画されているが、実際には微量のAlが混入するであろう。したがって、Alの腐食を起因としたガス発生挙動に与える環境因子の影響を検討した。Alの腐食度とガス発生量に与えるpH、温度の影響は大きいことが明らかとなった。Alをモルタル模擬環境中に浸漬すると、主にアルミン酸カルシウム化合物が形成されるとともにH$$_{2}$$ガスが発生する。pHが12~13である20~60$$^{circ}$$Cの環境では、1molのAlの溶解に対して1.5molのH$$_{2}$$ガスが発生することが明らかとなった。

no abstracts in English

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