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原研タンデム加速器のターミナルECRイオン源の開発

ECR ion source for the JAERI tandem accelerator

松田 誠  ; 竹内 末広; 小林 千明*

Matsuda, Makoto; Takeuchi, Suehiro; Kobayashi, Chiaki*

タンデム加速器から得られるビーム強度の増強と加速イオン種の拡大の目的からターミナルイオン源としてECRイオン源を設置する計画を進めている。イオン源本体は永久磁石を使用した小型の電子サイクロトロン共鳴(ECR)イオン源を用いる。このイオン源から得られるビームは高多価・高強度でありフォイルストリップを用いないため荷電状態はターミナル電圧に依らず高強度のビームが安定して加速可能となる。高電圧端子内にECRイオン源を設置するためには、設置スペース、電力、冷却、RF源、排気系、制御系、ビームオプティクス等の検討及びタンデム加速器特有の環境である高電圧、高圧ガス中での放電及び圧力対策が必要である。これまでにタンデム加速器内に設置することを前提として運転パラメーターの最適化、簡略化を行った。この結果イオン源の運転パラメーターは6から3に減らすことができた。テストではAr, Kr, Xeの3種にイオンを加速しほぼ所定の性能が発揮されていることが確認された。またいくつかのビームのエミッタンスの測定も行い約10mm・mrad・MeV$$^{1/2}$$(80%)であった。

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