Spallation target development at JAERI; R&Ds on thermo-mechanical design

原研における核破砕ターゲット開発; 熱構造設計に関するR&D

日野 竜太郎; 神永 雅紀  ; 麻生 智一 ; 粉川 広行  ; 石倉 修一*; 須々木 晃*; 寺田 敦彦  ; 木下 秀孝   ; 羽賀 勝洋  

Hino, Ryutaro; Kaminaga, Masanori; Aso, Tomokazu; Kogawa, Hiroyuki; Ishikura, Shuichi*; not registered; Terada, Atsuhiko; Kinoshita, Hidetaka; Haga, Katsuhiro

中性子科学研究計画では中性子散乱研究施設を最初に建設する予定であり、その中核となる5MW規模の核破砕ターゲットシステムの開発を進めている。本報告では、重金属板にリブを設置して除熱性能を高めた固体ターゲット構造、ホットスポットの発生防止などに効果的なクロスフロー及び反転流方式の水銀ターゲット構造、MW運転用の薄肉・扁平した冷減速材構造の概念を提示した。これらの構造の熱機械的な成立性を検証するために、リブによる伝熱促進効果、最高15L/minの水銀流動特性、冷減速材容器内の水による流動パターン測定などの実験と圧力波を含む熱流動・構造強度解析を実施し、その評価結果を述べるとともに、構造実現のための課題を示した。

no abstracts in English