Polarization transfer in the O() reaction at forward angles and structure of the spin-dipole resonances

前方でのO()反応偏極移行とスピン双極子巨大共鳴の構造

川畑 貴裕*; 石川 貴嗣*; 伊藤 正俊*; 中村 正信*; 坂口 治隆*; 竹田 浩之*; 瀧 伴子*; 内田 誠*; 安田 裕介*; 與曽井 優*; 秋宗 秀俊*; 山崎 かおる*; Berg, G. P. A.*; 藤村 寿子*; 原 圭吾*; 畑中 吉治*; 神谷 潤一郎*   ; 野呂 哲夫*; 大林 恵美*; 若狭 智嗣*; 吉田 英智*; Brown, B. A.*; 藤田 浩彦*; 藤田 佳孝*; 新原 佳弘*; 上野 秀樹*; 藤原 守; 細野 和彦*; 民井 淳*; 豊川 秀訓*

Kawabata, Takahiro*; Ishikawa, Takatsugu*; Ito, M.*; Nakamura, M.*; Sakaguchi, Harutaka*; Takeda, H.*; Taki, T.*; Uchida, Makoto*; Yasuda, Yusuke*; Yosoi, Masaru*; Akimune, Hidetoshi*; Yamasaki, Kaoru*; Berg, G. P. A.*; Fujimura, Hisako*; Hara, Keigo*; Hatanaka, Kichiji*; Kamiya, Junichiro*; Noro, T.*; Obayashi, E.*; Wakasa,T.*; Yoshida, Hidetomo*; Brown, B. A.*; Fujita, Hirohiko*; Fujita, Yoshitaka*; Shimbara, Yoshihiro*; Ueno, H.*; Fujiwara, Mamoru; Hosono, K.*; Tamii, A.*; Toyokawa, Hidenori*

392MeVでのO()反応における反応断面積と偏極観測量が散乱角0°から14°までの角度で測定された。O原子核の離散準位と共鳴準位へのスピン反転,スピン非反転強度がモデルに依存しない形で得られた。励起エネルギー19~27MeVの領域の巨大共鳴が主に角運動量移行L=1で励起されていることがわかった。S=1,L=1をもつスピン双極子遷移の励起強度が求められた。その強度は理論計算と比較された。実験結果は原子核の殻模型から計算された波動関数を用いたDWIA核反応計算で説明されることがわかった。

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