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Ion irradiation effect on Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$ superconductor

超電導体Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$のイオン照射効果

白石 健介; 伊藤 洋; 依田 修

Shiraishi, Kensuke; not registered; Yoda, Osamu

単相のBa$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7y}$$のペレットを200keVの酸素イオンまたは窒素イオンで1.5$$times$$10$$^{16}$$m$$^{-2}$$まで室温照射し、電気抵抗を温度の関数として測定した。電流密度を30kA・m$$^{-2}$$より大きくして測定した電気抵抗値から求めた超電導-常電導転移温度は約3$$times$$10$$^{15}$$m$$^{-2}$$のイオン照射によって上昇する。電流密度を121kA・m$$^{-2}$$にして測定した転移温度は1.6$$times$$10$$^{15}$$m$$^{-2}$$の酸素イオン照射によって、88.1~89.1kから90.4kまで上昇するが、更に照射を続けると転移温度は低下し、約1$$times$$10$$^{16}$$m$$^{-2}$$の照射で、照射前の値に戻る。これらのことは、Ba$$_{2}$$YCu$$_{3}$$O$$_{7}$$ペレットに室温で10$$^{-5}$$dpa程度に相当する照射欠陥を導入することによって臨界電流密度が上昇することを示している。さらに、比較的低エネルギーの重イオン照射によって表面の極く浅い領域のみに導入した照射欠陥の影響を試料全体の電気抵抗を測定することによって検出できることが実証できた。

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分野:Physics, Applied

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