花崗岩中における核種移行経路としての微小間隙の存在状態
The Pore structure of granite as the migration pathways of dissolved species
鈴木 隆次*; 中嶋 悟; 永野 哲志
; 喜多 治之*
not registered; not registered; Nagano, Tetsushi; not registered
20cm以下の種々の長さの花崗岩コアの有効間隙率の測定から、有効間隙率はほぼ0.74%で、従って、間隙は連続的に存在する事がわかった。また、花崗岩コアの微小間隙を染色可視化してみると、微小間隙は主として、長石を含む結晶粒界と、長石内部のへき開面などの不連続面に存在している事がわかった。花崗岩構成鉱物中の有効間隙率を測定してみると、石英、長石、黒雲母の中では、長石が最も間隙が多い事が明らかとなり、上記の染色による観察の結果を裏付けている。
no abstracts in English
- 登録番号 : A19880421
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 : 9730
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