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Desorption of technetium from active carbon with alkaline thiocyanate solution

アルカリ性チオシアン酸塩溶液による活性炭からのテクネチウムの脱着

山岸 功 ; 久保田 益充

not registered; Kubota, Masumitsu

高レベル廃液からテクネチウムを分離するための基礎研究として、活性炭に吸着されたテクネチウムの脱着挙動を研究した。0.5M硝酸溶液から吸着されたテクネチウムは、アルカリ性チオシアン酸塩溶液によって硝酸よりも効率的に脱着された。さらに、活性炭の再利用を考えてアルカリ性チオシアン酸塩溶液で処理した活性炭へのテクネチウムの吸着挙動についても研究した。テクネチウムの分配係数KdはKSCNの共存下でpH依存性が大きく、pH2以下で10$$^{5}$$ml/g以上であるが、pH4以上では10ml/g以下であった。吸光光度分析から、この現象はテクネチウムの化学形がpHによって変化することに起因することが分かった。テクネチウムは、pH2以下でチオシアン酸錯体である[T$$_{c}$$(NCS)$$_{6}$$]$$^{2-}$$及び[T$$_{c}$$(NCS)$$_{6}$$]$$^{3-}$$を形成して活性炭に吸着し、pH4以上では錯体が不安定になりチオシアン酸イオンによって脱着された

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