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NSRRによるステンレス鋼被覆燃料棒の出力急昇時の健全性確認試験

NSRR test on stainless steel cladding fuel rod under normal operation codition

片西 昌司; 京谷 正彦; 井上 公夫*; 藤城 俊夫; 落合 政昭

Katanishi, Shoji; Kyoya, Masahiko; Inoue, Kimio*; not registered; not registered

NSRRにおいて、SUS被覆燃料棒を用いて通常運転時に想定される最も急激な出力変動の過程を模擬する炉内実験を行い、温度挙動とPCMIについて検討した。実験では、試験燃料棒の線出力密度を55W/cmから299W/cmへ30秒間で上昇させた。実験の結果、最高出力に達しても被覆管表面温度は100$$^{circ}$$Cであり、また、被覆管の酸化も認められなかった。さらに、被覆管とペレットの伸びの量の過渡変化測定結果においてPCMIの発生は認められなかった。これらの実験結果から、通常運転時の最も急激な出力変動の条件においても、核沸騰領域を超えることはなく、PCMIも起こっておらず燃料棒の健全性は保たれることが確認された。

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パーセンタイル:0.02

分野:Nuclear Science & Technology

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