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電解酸化法による二酸化プルトニウムの溶解,II; スケールアップ実験と精製法

Dissolution of plutonium dioxide by electrolytic oxidation method, II; Scaling-up experiments and purification of plutonium

桜井 聡 ; 臼田 重和; 阿見 則男; 平田 勝 ; 若松 幸雄; 館盛 勝一

Sakurai, Satoshi; Usuda, Shigekazu; not registered; Hirata, Masaru; not registered; Tachimori, Shoichi

硝酸に難溶性である酸化プルトニウム(PuO$$_{2}$$)の電解酸化法による溶解についてスケールアップ実験を行い、引続き得られたプルトニウムの精製法を検討した。HNO$$_{3}$$溶液中で酸化剤としてAg$$^{2+}$$を用いることにより、約80gのPuO$$_{2}$$を2時間以内に効率的に溶解できることを確認した。また、溶解後のPuの原子価調整は、二酸化窒素ガス吹込みにより、温度33$$^{circ}$$C以上、HNO$$_{3}$$濃度5M以下の条件で40分以内にPu(IV)に原子価調整できることを明らかにした。ミキサセトラを用いたTBP抽出法によるPuの精製では、$$^{241}$$Amの除染係数として約2,900を得た。これらのことから、電解酸化法で溶解されたPuO$$_{2}$$は、容易に精製ができる。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

日本原子力学会誌

巻

 :

35

号

 :

2

ページ数

 :

p.147 - 154

発行年月

 :

1993/02

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

酸化プルトニウム; 溶解; 電解酸化法; Ag$$^{2+}$$; 原子価調整; 二酸化窒素吹込み; 精製; TBP抽出法; ミキサセトラ

特許データ

 :

PDF

 :


論文URL

 :

https://doi.org/10.3327/jaesj.35.147

研究データの公開先DOI

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使用施設

 :

広報プレスリリース

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