電線絶縁材料の放射線・熱長時間劣化試験による寿命評価

Life estimation of cable insulating materials by long term radiation-thermal aging terts

Kusama, Yasuo; Kawakami, Waichiro; not registered; not registered; not registered

原子力発電所の安全性の確保ならびに長寿命化の観点から、原子力発電所用ケーブルに使用されている代表的な絶縁材料である2種類のポリ塩化ビニルを、広範囲の温度および放射線の複合環境に長時間暴露し、機械的性質の伸びを指標として、重ね合わせ法による解析を試みた。その結果、線量率、温度による加速係数を得、これらを用いて想定される原子炉の通常運転時の環境における寿命を推定した。その値は0.2Gy/h、60 $^{circ}$ Cに対して、伸びが初期値の1/2および絶対値で100%に至る時間は、一般ビニルで29.8(42.6)年、特殊耐熱ビニルで82.5(103.3)年であった。

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使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	EIM-90-123
巻	:
号	:
ページ数	:	p.55 - 64
発行年月	:	1990/12
発表会議名	:	電気学会
開催年月	:	1990/12
開催都市	:	大阪
開催国	:
キーワード	:	原子力発電所用ケーブル; 長寿命評価; ポリ塩化ビニル; 長時間エージング; 放射線・熱; 複合環境

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登録番号 : B19900865
抄録集掲載番号 : 190132
論文投稿番号 : 10147

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