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電子線による香辛料の殺菌効果

Effect of electron-beams irradiation for inactivation of microorganisms on spices

伊藤 均; M.S.Islam*

Ito, Hitoshi; M.S.Islam*

これまでの研究で香辛料のガンマ線殺菌線量は7~10kGyであり、香気成分は全く変化しないことを明らかにしてきた。今回は電子線による香辛料の殺菌効果および成分変化において線量率の影響があるかどうか検討した。その結果、香辛料の汚染菌であるBacillus pumilusとB.megateriumは水分活性0.4以下の乾燥下、無添加系ではガンマ線と電子線での感受性は全く同じであり、添加物共存下または低酸素圧下では電子線のD$$_{10}$$値はガンマ線に比べ著しく増加した。一方、各種香辛量では電子線での殺菌線量が増加する傾向が若干認められたが、実用的にはガンマ線とほぼ同じ線量で殺菌することができた。過酸化物価の増加はガンマ線の方が著しい傾向が認められたが20kGy以下では両者の差は認められなかった。精油成分の組成は200kGyまで照射しても変化せず、電子線とガンマ線の差も認められなかった。

no abstracts in English

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