Concept of passive safety light water reactor system (JPSR)

受動的安全軽水炉システム概念(JPSR)

Murao, Yoshio; Araya, Fumimasa; Iwamura, Takamichi

運転保守の容易化と安全性の向上を目ざした受動的安全炉概念JPSRが原研で開発された。システムは極めて簡素化されている。これは、原子炉の除熱が物理的に原子炉の発熱とバランスするようになっており、なおかつ、その間の冷却材の体積変化も小さくなっているためである。そのため、制御系、化学体積制御系が大幅に簡素化できた。構造的には、貫流型蒸気発生器、キャンドポンプ、圧力容器内蔵型制御棒駆動機構の採用、ほう酸濃度制御(ケミカルシム)の削除により実現した。新方式の受動的安全設備とMS-600に採用された蓄圧注入タンクを採用することにり、冷却材喪失事故に対しては、少数の弁の開放により、その他の事故に対しては、完全に受動的に原子炉の安全性を確保することを解析的に確認した。

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使用言語	:	English
掲載資料名	:	The 3rd JSME/ASME Joint Int. Conf. on Nuclear Enginering (ICONE), Vol. 2
巻	:	0
号	:
ページ数	:	p.723 - 728
発行年月	:	1995/00
発表会議名	:	3rd Int. Conf. on Nuclear Engineering; ICONE-3
開催年月	:	1995/04
開催都市	:	京都
開催国	:
キーワード	:	Passive Safety; Pressurized Water Reactor; Safety Analysis; Conceptual Design; Thermal-hydraulics; Reactivity

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登録番号 : B19950114
抄録集掲載番号 : 230478
論文投稿番号 : 13095

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