Transport and loss of energetic ions in JT-60U
JT-60Uにおける高エネルギー粒子の輸送と損失
飛田 健次; 西谷 健夫; 原野 英樹*; 谷 啓二; 磯部 光孝*; 藤田 隆明; 草間 義紀; G.A.Wurden*; 白井 浩; 及川 聡洋; 福田 武司; 濱松 清隆; 石田 真一; 根本 正博; 近藤 貴; 森岡 篤彦; 木村 晴行; 三枝 幹雄; 森山 伸一; O.Dacosta*; Afanassiev, V. I.*; JT-60チーム
Tobita, Kenji; Nishitani, Takeo; Harano, Hideki*; Tani, Keiji; Isobe, Mitsutaka*; Fujita, Takaaki; Kusama, Yoshinori; G.A.Wurden*; Shirai, Hiroshi; Oikawa, Toshihiro; Fukuda, Takeshi; Hamamatsu, Kiyotaka; Ishida, Shinichi; Nemoto, Masahiro; Kondoh, Takashi; Morioka, Atsuhiko; Kimura, Haruyuki; Saigusa, Mikio; Moriyama, Shinichi; O.Dacosta*; Afanassiev, V. I.*; JT-60 Team
核融合反応で生成した1MeVトリトンの燃焼率と中性粒子入射イオンの核融合反応を利用して、高エネルギーイオンの輸送と損失を調べた。通常の磁気シアと比べ、負磁気シアの配位では、トリトン燃焼率が低く(粒子損失がないと仮定した計算の10-60%)、高エネルギーイオンの閉じ込め特性が劣ることを実験で示した。軌道追跡モンテカルロコードを使った解析により、粒子損失の原因はリップル統計拡散と衝突リップル拡散であることを明らかにした。これらの結果は、負磁気シアの炉心プラズマを構想する際に、粒子を含めた高エネルギーイオンの損失に留意しなければならないことを示している。また、ITER相当の上下非対称リップルを持つプラズマにおいて高エネルギーイオンの損失を調べた。実験の結果、この上下非対称性は粒子損失に影響を与えないことがわかった。
no abstracts in English
- 登録番号 : B19960878
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 :
[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.